CHECK TEST
否定の慣用表現50(cannot help -ing・anything but…)確認問題集
否定の慣用表現35問。否定に見えて肯定・部分否定・no を使う比較の逆読みを入試形式で。
Ⅰ 空所に入る最も適切なものを選べ
- 1The math test was by no easy; most students couldn't finish it.
答えb means
訳数学のテストは決して簡単ではなかった。ほとんどの生徒が最後まで解けなかった。
解説by no means で「決して〜ない」。セミコロンの後の「ほとんどの生徒が解き終えられなかった」が「簡単ではない」の根拠。by all means(ぜひどうぞ)と真逆の意味。in no way(決して〜ない)や on no account(決して〜しない)と前置詞を混ぜて by no way・by no account としないこと。by no chance もこの意味にならない。
【覚える】by no means=not at all=in no way=never。 - 2Her new novel is anything boring; I read it in one night.
答えc but
訳彼女の新しい小説は退屈どころではない。一晩で読んでしまった。
解説anything but 〜 で「決して〜ではない」(〜以外なら何でも)。後ろの「一晩で読んだ」が「退屈どころではない」の根拠。more・less・than は anything と組み合わせてこの意味にならない。nothing but(〜だけ)と取り違えないこと。
【覚える】anything but=決して〜ない/nothing but=only/all but=almost。 - 3My brother is so lazy about cooking that he eats but instant noodles when our parents are away.
答えc nothing
訳兄は料理がとても面倒なので、両親が留守のときはインスタントラーメンしか食べない。
解説nothing but 〜 で「〜だけ」(=only)。否定語があっても意味は肯定。料理が面倒なので「インスタント麺しか」食べない、という文脈。anything but だと「麺以外何でも」で逆の意味になる。all but(ほとんど)・none but(〜だけ、人に使う)は合わない。
【覚える】nothing but=only(〜しか…ない)。 - 4I was not a surprised to hear the news; in fact, I couldn't say a word for a while.
答えa little
訳その知らせを聞いて私は少なからず驚いた。実際、しばらく言葉が出なかった。
解説not a little で「少なからず・大いに」(少しではない)。後ろの「しばらく言葉が出なかった」が強い驚きの根拠。not a bit は「少しも〜ない」で正反対。not a few は数えられる名詞に使う。not a lot は「あまり〜ない」。
【覚える】not a little=very much/not a bit=not at all(似ていて正反対)。 - 5I cannot thank you for everything you have done for me.
答えc enough
訳あなたがしてくださったことすべてに、いくら感謝してもしきれません。
解説cannot thank you enough で「いくら感謝しても足りない」。「十分に感謝することができない」→感謝の最上級。very・so・many は単独で thank you の後に置けず、「十分に〜できない」という感謝の最上級の意味も出ない。
【覚える】I can't thank you enough.=本当にありがとう(最大級の感謝)。 - 6You cannot be careful when you ride a bicycle at night.
答えc too
訳夜に自転車に乗るときは、いくら注意してもしすぎることはない。
解説cannot 〜 too … で「いくら〜してもしすぎることはない」。「注意しすぎることはありえない」→いくら注意してもよい。very・so では「注意できない」という意味不明な文になる。much も careful の前に置けない。
【覚える】cannot be too careful=いくら注意してもしすぎることはない(cannot 〜 enough も同じ)。 - 7When I saw the sleeping puppy, I couldn't help but .
答えd smile
訳眠っている子犬を見て、思わずほほえんでしまった。
解説cannot help but+原形で「〜せずにはいられない」(米で多い)。but の後ろは原形なので smile。cannot help -ing(cannot help smiling)と形を混ぜないこと。smiling・to smile・smiled は but の後に置けない。
【覚える】cannot help -ing=cannot help but V=cannot but V。 - 8Ms. Ono is very honest. She would be the person to cheat on a test.
答えa last
訳小野さんはとても正直だ。テストでカンニングなど最もしそうにない人だ。
解説the last 〜 to … で「最も…しそうにない〜」。「カンニングする人の列の最後」→いちばんしそうにない、という発想。前文の very honest(とても正直)が根拠。the first(最初に〜する人)は逆。least・most は person の前で to 不定詞とこの形を作らない。
【覚える】the last person to V=決して〜しない人。 - 9The results of the experiment were far satisfactory, so we had to do it again.
答えb from
訳実験の結果は満足とはほど遠いものだったので、やり直さなければならなかった。
解説far from 〜 で「決して〜ではない」(〜からほど遠い)。so we had to do it again(やり直した)が、満足できる結果ではない根拠。beyond satisfactory だと「満足以上」で逆。off・away は satisfactory と組み合わせてこの意味にならない。
【覚える】far from 〜=anything but 〜=決して〜ない。 - 10No than 30,000 people came to see the parade — a new record.
答えd less
訳3万人もの人々がパレードを見に来た。新記録だ。
解説no less than で「〜も」(=as many[much]as)。多いと感じる気持ちを表し、a new record(新記録)と合う。no more than は「たった〜」で少なさを強調するので逆。few・much は no 〜 than の形でこの意味にならない。
【覚える】no less than=as many as(〜も)/no more than=only(たった)。 - 11The view from the mountaintop was beautiful description.
答えb beyond
訳山頂からの眺めは、言葉で表せないほど美しかった。
解説beyond description で「言葉で表せないほど」。beyond は「〜の範囲を超えて」→「〜できない」。above・over・without はこの決まり文句にならない。beyond belief(信じられない)、beyond my understanding(理解できない)も同じ形。
【覚える】beyond description[belief/control]=〜できない。 - 12I have to meet anyone who doesn't like her cooking.
答えa yet
訳彼女の料理を嫌いだという人には、まだ会ったことがない。
解説have yet to+原形で「まだ〜していない」。「彼女の料理を嫌いな人にはまだ会ったことがない」→これまで会った人はみな好き、という意味。否定語がないのに否定の意味になる点が要注意。still・already・never は have 〜 to meet の形にならない。
【覚える】have yet to V=have not V-ed yet。
Ⅱ 下線部の意味として最も適切なものを選べ
- 13Not all the students in my class agreed with the plan.
答えa クラスの生徒の中には、その計画に賛成しない者もいた
訳クラスの生徒全員がその計画に賛成したわけではなかった。
解説not all で「すべてが〜というわけではない」(部分否定)なので、「賛成しない者もいた」が正解。「全員その計画に反対した」と全体否定で読むのが典型的なミス(全体否定なら none of the students)。「誰一人知らなかった」「賛成も反対もしなかった」は文の内容と関係ない。
【覚える】not all/not every/not always=部分否定。 - 14When we arrived at the stadium, the game was all but over.
答えc ほとんど終わっていた
訳私たちがスタジアムに着いたとき、試合はほとんど終わっていた。
解説all but+形容詞・動詞で「ほとんど」(=almost)。「終わり以外のすべて」→あと少しで終わり、なので「ほとんど終わっていた」。「完全に終わっていた」は言い過ぎ。「まだ始まっていなかった」は逆。「終わるどころではなかった」は anything but の意味。all but one(1つ以外全部)の用法とも区別する。
【覚える】all but=almost/anything but=決して〜ない。 - 15I have yet to read the book she recommended.
答えd まだ読んでいない
訳彼女が勧めてくれた本を、私はまだ読んでいない。
解説have yet to で「まだ〜していない(これから〜する)」なので「まだ読んでいない」。「もう読み終えた」と逆に読むミスが多い。「何度も読んだ」も逆。「読むつもりはない」は言い過ぎで、読む気がないわけではない。
【覚える】have yet to V=まだ〜していない(予定はある含み)。 - 16Ms. Tanaka is above telling lies.
答えc うそをつくような人ではない
訳田中さんはうそをつくような人ではない。
解説above -ing で「(品位があって)〜するような人ではない」。うそをつくような行為より「上」にいる、と考えるので「うそをつくような人ではない」。「うそをつくのが上手だ」「うそを見抜くのが得意だ」は above を「優れている」と誤解した選択肢。「うそばかりついている」は逆。
【覚える】be above -ing=be too good to V(〜するような人ではない)。 - 17His worry about the plan is not without reason.
答えd それなりの理由がある
訳その計画に対する彼の心配には、それなりの理由がある。
解説not without 〜 で「〜がないわけではない」(二重否定=控えめな肯定)。「理由なしではない」→「それなりの理由がある」。「まったく理由がない」は without だけを読んだ誤り。「理由を説明できない」「理由を隠している」は文にない内容。
【覚える】not without 〜=〜がないわけではない(控えめな肯定)。 - 18A: Is tomorrow's class canceled?
B: Not that I know of.答えc 私の知る限りではそうではない
訳A:明日の授業は休講なの?
B:私の知る限りではそんなことはないよ。解説Not that I know of. で「私の知る限りではそうではない(そうは聞いていない)」。that 節を否定する省略表現で、No より控えめな否定の答え。「休講だと知っている」は逆。「知りたくない」「誰も知らないと思う」は意味がずれる。
【覚える】Not that I know of.=As far as I know, no. - 19A: How's everything going?
B: Couldn't be better.答えb 最高だ
訳A:調子はどう?
B:最高だよ。解説Couldn't be better. で「最高だ」。「これ以上良くなりえない」→今が最高。否定語があっても意味は肯定。「最悪だ」は Couldn't be worse. の意味。「まあまあだ」「もっと良くなるはずだ」は誤読。I couldn't agree more.(大賛成だ)と同じ仕組み。
【覚える】Couldn't be better.(最高)⇔ Couldn't be worse.(最悪)。 - 20I couldn't care less what other people think of my clothes.
答えa まったく気にしない
訳他人が私の服をどう思おうと、まったく気にしない。
解説I couldn't care less. で「まったく気にしない」。「これ以上気にしない状態にはなれない」→気にする度合いがゼロ。「とても気にしている」は逆。「少しは気にしている」は less を「少し」と誤読した選択肢。「気にせずにはいられない」は cannot help の意味。
【覚える】I couldn't care less.=I don't care at all.
Ⅲ 下線部のうち誤りを含むものを1つ選べ
- 21I was(A) so tired that(B) I couldn't help fall(C) asleep during(D) the lecture.
答えc (C)
訳とても疲れていたので、講義中に眠り込まずにはいられなかった。
解説cannot help -ing で「〜せずにはいられない」。help は「避ける」の意味で目的語は動名詞なので、(C) fall を falling に直す。(A) was、(B) that は so 〜 that …(とても〜なので…)で正しい。(D) during the lecture(講義中に)も正しい。
【覚える】cannot help -ing=cannot help but V。 - 22Under(A) no circumstances you should(B) open this box before(C) the teacher arrives(D).
答えb (B)
訳先生が来る前に、どんなことがあってもこの箱を開けてはいけない。
解説否定の副詞句 Under no circumstances(どんな状況でも〜ない)が文頭に出ると倒置が起こるので、(B) you should を should you に直す。(A) Under は正しい。(C) before、(D) arrives は before 節の中なので未来でも現在形で正しい。
【覚える】Under no circumstances/Never/At no time+倒置。 - 23My grandfather no longer(A) drives(B) a car, and(C) neither my grandmother does(D).
答えd (D)
訳祖父はもう車を運転しないし、祖母もしない。
解説neither+V+S で「〜もまた…ない」。(D) my grandmother does を does my grandmother と倒置する。(A) no longer(もはや〜ない)は一般動詞の前に置くので正しい。(B) drives、(C) and も正しい。肯定なら so does my grandmother。
【覚える】neither[nor]+V+S(否定の同意)/so+V+S(肯定の同意)。 - 24I cannot(A) afford buying(B) a new bicycle right now(C) because I spent all my money on(D) books.
答えb (B)
訳本に全部お金を使ってしまったので、今は新しい自転車を買う余裕がない。
解説cannot afford to+原形で「〜する余裕がない」。(B) buying を to buy に直す。(A) cannot、(C) right now(今は)は正しい。(D) on は spend お金 on 〜(〜にお金を使う)で正しい。afford は名詞を目的語にもとれる(afford a new bike)。
【覚える】can't afford to V/can't afford+名詞。 - 25Although(A) a whale lives in the sea, it is no more(B) a fish than(C) a horse does(D).
答えd (D)
訳クジラは海に住んでいるが、馬が魚でないのと同様に魚ではない。
解説no more A than B(B と同様 A でない)の「くじらの公式」。前半の動詞は is なので、比べる後半も a horse is (a fish) となる。(D) does を is に直す。(A) Although、(B) more、(C) than は正しい。
【覚える】A is no more B than C is (B)=A が B でないのは C が B でないのと同じ。
Ⅳ ほぼ同じ意味になるように空所に適語を入れよ
- 26He has only 1,000 yen. = He has no than 1,000 yen.
答えmore
訳彼はたった1,000円しか持っていない。
解説only を no more than(たった〜)で言い換える。少なさを強調する気持ちを含む。採点は more の1語。not more than(多くても〜=at most)は冷静な上限で、気持ちが違うので区別する。
【覚える】no more than=only/not more than=at most。 - 27Whenever they meet, they argue. = They never meet arguing.
答えwithout
訳彼らは会えば必ず口論する。
解説Whenever A, B(A するときはいつも B)を never A without B(A すればいつも B する)で言い換える。二重否定で強い肯定。without の後ろは動名詞 arguing。採点は without の1語。
【覚える】never A without B-ing=A すれば必ず B する。 - 28I didn't know the truth until today. = It was not today that I knew the truth.
答えuntil
訳今日になって初めて真実を知った。
解説not A until B(B してはじめて A する)を、強調構文 It is not until B that A に書きかえる定番。採点は until の1語。「今日まで知らなかった」→「今日になって初めて知った」と訳す。Not until today did I know the truth.(倒置)も同じ意味。
【覚える】It was not until B that A=Not until B did A。 - 29It is still unknown whether the plan will succeed. = It to be seen whether the plan will succeed.
答えremains
訳その計画が成功するかどうかは、まだわからない。
解説It is still unknown whether 〜 を It remains to be seen whether 〜(〜かどうかはまだわからない)で言い換える。これから見られるべきこととして残っている、という発想。採点は remains(三単現の s)。
【覚える】It remains to be seen whether 〜=〜かどうかはまだわからない。 - 30She is as talented as her sister. = She is no talented than her sister.
答えless
訳彼女は姉に劣らず才能がある。
解説as 〜 as(同じくらい)を no less A than B(B と同様に A だ)で言い換える。両方とも肯定で、姉も才能があり、彼女も劣らない。採点は less の1語。くじらの公式 no more A than B は両方否定なので区別する。
【覚える】no less A than B=B と同様に A だ(両方肯定)。 - 31This box is so heavy that I can't lift it. = This box is heavy for me to lift.
答えtoo
訳この箱は重すぎて私には持ち上げられない。
解説so 〜 that S can't …(とても〜なので…できない)を too 〜 to …(〜すぎて…できない)で言い換える。否定語なしで「できない」を表す。採点は too の1語。to lift の後ろに it を置かない(主語の box と同じものなので)。
【覚える】so 〜 that S can't V=too 〜 (for 人) to V。
Ⅴ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 32どうしても彼女に本当のことを言う気になれなかった。I ( bring / couldn't / myself / tell / to ) her the truth.
答えI couldn't bring myself to tell her the truth.
解説cannot bring oneself to+原形で「どうしても〜する気になれない」(自分を〜へ連れて行けない)。I couldn't bring myself to tell her the truth. 採点は myself の位置(bring の直後)と to tell のつながり。
【覚える】can't bring oneself to V=どうしても〜する気になれない。 - 33金持ちが必ずしも幸せだとは限らない。( always / are / happy / not / rich people ).
答えRich people are not always happy.
解説not always で「いつも〜とは限らない」(部分否定)。Rich people are not always happy. とする。never(決して〜ない)にすると全体否定になる。採点は not always の語順と、be 動詞の後に not を置くこと。
【覚える】not always/not necessarily=必ずしも〜とは限らない。 - 34電話をかけてきたのは、ほかならぬ校長先生だった。The caller ( none / other / our principal / than / was ).
答えThe caller was none other than our principal.
解説none other than 〜 で「ほかならぬ〜」。意外な人物の登場に使う。「〜以外の誰でもない」が直訳。The caller was none other than our principal. 採点は none other than の語順。
【覚える】none other than 〜=ほかならぬ〜(=the very 〜)。 - 35彼はその本を読んだからといって、少しも賢くなっていない。He is ( for / none / reading / the / wiser ) the book.
答えHe is none the wiser for reading the book.
解説none the+比較級+for 〜 で「〜だからといって少しも…ない」。for の後ろに理由(reading the book)を置く。the は「その分だけ」の意味の副詞。He is none the wiser for reading the book. 採点は none the wiser の語順。
【覚える】none the 比較級 for 〜/all the 比較級 for 〜(〜なのでそれだけいっそう…)。
否定の慣用表現50(cannot help -ing・anything but…)(A4 3枚)