CHECK TEST
否定チートシート(部分否定・二重否定・否定語のない否定)確認問題集
否定の確認問題36問。部分否定・準否定語・否定語のない否定を入試形式で。表で解いて、裏で答え合わせ。
Ⅰ 空所に入る最も適切なものを選べ
- 1the students in my class have smartphones, but most of them do.
答えa Not all
訳私のクラスの生徒全員がスマートフォンを持っているわけではないが、大半は持っている。
解説後半の「でも大半は持っている」から、前半は「全員が持っているわけではない」という部分否定の Not all。None of(誰も持っていない)は全体否定で後半と矛盾する。No は the students の前に置けない(No students なら可)。Neither of(2人のどちらも〜ない)は2者に使う語で、クラスの生徒には合わない。
【覚える】not all/not every/not always=部分否定(〜とは限らない)。 - 2Expensive restaurants do not serve good food.
答えd necessarily
訳高級レストランが必ずしもおいしい料理を出すとは限らない。
解説do not necessarily=必ずしも〜とは限らない、という部分否定。never(決して〜ない)・hardly(ほとんど〜ない)は not と重ねると二重否定になり不可。no longer(もはや〜ない)も not と一緒には使わない(not … any longer の形)。
【覚える】not necessarily=not always=必ずしも〜とは限らない。 - 3I invited Tom and Mary, but of them came.
答えa neither
訳トムとメアリーを招待したが、2人とも来なかった。
解説2人(Tom and Mary)について「どちらも〜ない」は neither。逆接の but から「招待したのに来なかった」と読む。both(2人とも来た)では but と合わない。either(どちらか)・any(どれでも)は肯定文の主語では否定の意味にならない。none は3人以上に使うのが基本。
【覚える】2者:both/either/neither、3者以上:all/any/none。 - 4It was so noisy that I could hear what the teacher was saying.
答えb hardly
訳とてもうるさかったので、先生の言っていることがほとんど聞こえなかった。
解説1回の場面で「ほとんど聞こえなかった」という程度の否定なので hardly。seldom・rarely(めったに〜ない)は回数・頻度の否定で、1回の出来事には合わない。hard(熱心に・一生懸命)は否定の意味を持たず、could hard hear は文として成り立たない。
【覚える】hardly/scarcely=程度(ほとんど〜ない)/seldom/rarely=頻度(めったに〜ない)。 - 5My grandfather watches TV; he prefers reading.
答えc seldom
訳祖父はめったにテレビを見ない。読書のほうが好きなのだ。
解説seldom=めったに〜ない(頻度)。習慣を表す現在形 watches と相性がよく、後半の「読書のほうが好き」とも合う。hard(一生懸命)は否定の意味がない。few(ほとんどない)は名詞を修飾する形容詞で、動詞の前に置けない。no も名詞の前に置く語で、動詞を否定しない。
【覚える】seldom=rarely=hardly ever(めったに〜ない)。 - 6There were people at the meeting, so it was canceled.
答えb few
訳会議にはほとんど人がいなかったので、中止になった。
解説people は可算名詞なので few/a few から選ぶ。「中止になった」から「ほとんどいなかった」という否定寄りの few。a few(少しはいた)は肯定寄りで中止の理由にならない。little(ほとんどない)・a little(少しある)は不可算名詞に使う。
【覚える】few/a few+可算名詞、little/a little+不可算名詞。a がないと否定寄り。 - 7He hardly ever eats vegetables, ?
答えb does he
訳彼はめったに野菜を食べないよね?
解説hardly ever(めったに〜ない)を含む文は、not がなくても否定文あつかい。付加疑問は肯定形にし、一般動詞 eats なので does he。doesn't he は肯定文に付ける形。is he・isn't he は be 動詞の文に使う形で、eats とは合わない。
【覚える】hardly・seldom・rarely・never・few・little を含む文の付加疑問は肯定形。 - 8did I imagine that I would meet her again in Paris.
答えc Little
訳パリで彼女に再会するなんて、夢にも思わなかった。
解説Little did I imagine[dream]that 〜=〜とは夢にも思わなかった。準否定語 little が文頭に出たので、後ろが did I imagine と倒置になっている。little は「全く〜ない」と動詞を否定する副詞としても使える。Few は可算名詞を修飾する形容詞で動詞を否定しない。Not・No は did I imagine と組んでこの意味にならない(Never なら可)。
【覚える】Little did S dream that 〜=S は〜とは夢にも思わなかった。 - 9She is very patient. She is person to give up halfway.
答えc the last
訳彼女はとても辛抱強い。途中であきらめるような人では決してない。
解説the last 名詞 to V=最も〜しそうにない(〜する最後の人)。前の文「とても辛抱強い」と合う。the least は名詞の前で「最も少ない」の意味になり person と合わない。the first person to give up(最初にあきらめる人)・the only person(ただ一人あきらめる人)は、どちらもあきらめる側になり前文と矛盾する。
【覚える】the last person to V=最も〜しそうにない人・決して〜しない人。 - 10His explanation was from clear; nobody understood it.
答えc far
訳彼の説明は決してわかりやすくはなかった。誰も理解できなかったのだ。
解説far from 〜=決して〜ではない(〜からほど遠い)。後半「誰も理解できなかった」と合う。free from 〜 は「〜がない(心配・痛みなど)」で、clear(明快な)と組むと意味が通らない。away from(〜から離れて)・apart from(〜は別として)もこの文に合わない。
【覚える】far from=anything but=決して〜ではない。 - 11The scenery was beautiful description.
答えd beyond
訳その景色は言葉で表せないほど美しかった。
解説beyond description=言葉で表現できる範囲を超えて→言葉で言い表せないほど。beyond は「〜の範囲を超えて(〜できない)」という否定の意味を作る。above は「(品位が)〜しない」、without description は「説明なしで」、over description という表現はない。
【覚える】beyond description/belief/my understanding=言い表せない/信じられない/理解できない。 - 12She is cheating on exams; she is too honest.
答えb above
訳彼女は試験でカンニングするような人ではない。正直すぎるくらいなのだ。
解説be above -ing=(品位や良識があるので)〜するような人ではない。悪い行為を「下に見る」イメージで、too honest(正直すぎる)と合う。beyond は「(能力・理解などの)範囲を超えて〜できない」で、人の品位には使わない。over は「〜を超えて・〜の間」、out of は「〜から外へ・〜がなくて」で、cheating と組んでこの意味にならない。
【覚える】be above -ing=〜するような人ではない(She is above telling lies.)。 - 13I have to see a better movie than this.
答えd yet
訳これより良い映画はまだ見たことがない。
解説have yet to V=まだ〜していない(not がないのに否定の意味)。「これより良い映画はまだ見たことがない」=これが最高の映画、という含み。still は have still to V で「まだ〜しなければならない」と別の意味。already(すでに)は否定にならない。never は have never seen の形で、have never to V とは言わない。
【覚える】have yet to V=be yet to V=まだ〜していない。 - 14Many questions about the universe remain .
答えc to be answered
訳宇宙についての多くの疑問は、まだ解明されていない。
解説remain to be p.p.=まだ〜されていない(これから〜されるべき状態にある)。疑問は「答えられる」側なので受動の不定詞 to be answered。to answer は能動で、疑問が答える側になってしまう。answering も同じく能動。answered だと「答えられた状態のままだ」で逆の意味(remain unanswered なら同じ意味)。
【覚える】remain to be p.p.=remain unp.p.=まだ〜されていない。 - 15He did nothing complain all day.
答えc but
訳彼は一日中文句ばかり言っていた。
解説do nothing but+原形=〜してばかりいる。but は「〜以外」の意味の前置詞で、do nothing but の後には動詞の原形が来る。except for は後ろに名詞をとり、原形の complain は置けない。without は後ろに -ing が必要で、意味も合わない。than は nothing の後で比較にならない。
【覚える】do nothing but V=V してばかりいる/cannot but V=V せずにいられない。 - 16You are responsible for the accident; it wasn't your fault at all.
答えd by no means
訳その事故の責任はあなたには全くない。あなたのせいでは全然なかったのだ。
解説by no means=決して〜ない(強い全体否定)。後半「全然あなたのせいではなかった」と合う。by all means は「ぜひどうぞ・もちろん」という快諾の表現。by any chance は「ひょっとして」で疑問文で使う。by means of は「〜によって」で後ろに名詞が必要。
【覚える】by no means=not … at all=in no way(決して〜ない)。 - 17These days, it is not for young people to change jobs several times; many of my friends have done so.
答えd uncommon
訳最近では、若者が何度か転職するのは珍しくない。友人の多くもそうしてきた。
解説not uncommon=珍しくない(よくある)という、否定を2つ重ねた控えめな肯定。後半「友人の多くがそうした」と合う。common を入れると not common(一般的ではない)で逆の意味。unusually・commonly は副詞で、it is not の後の補語にならない。
【覚える】not uncommon=not unusual=珍しくない(=よくある)。
Ⅱ 下線部のうち誤りを含むものを1つ選べ
- 18I can't hardly(A) believe(B) that(C) he passed(D) the exam.
答えa (A)
訳彼が試験に合格したなんて、ほとんど信じられない。
解説hardly(ほとんど〜ない)はそれ自体が否定語なので、not と重ねない。(A) can't hardly は can hardly にする。口語で聞くことがあっても、入試では二重否定として誤り。(B) believe、(C) that(接続詞)、(D) passed(過去形)は正しい。
【覚える】hardly/scarcely/seldom/never は not と一緒に使わない。 - 19There is(A) few(B) milk left(C) in the refrigerator(D).
答えb (B)
訳冷蔵庫には牛乳がほとんど残っていない。
解説milk は数えられない名詞なので、(B) few は little にする。few は可算名詞の複数形に使う。(A) is は不可算名詞が主語なので単数で正しい。(C) left(残っている)は milk を後ろから修飾する過去分詞で正しい。(D) refrigerator も正しい。
【覚える】There is little 不可算名詞 left.=〜はほとんど残っていない。 - 20Ken rarely(A) comes(B) late, doesn't(C) he(D)?
答えc (C)
訳ケンはめったに遅刻しないよね?
解説rarely(めったに〜ない)を含む文は否定文あつかいなので、付加疑問は肯定形にする。(C) doesn't は does にして does he? とする。(A) rarely は一般動詞の前で正しい。(B) comes(3単現)と (D) he も正しい。
【覚える】否定語(rarely・seldom・hardly など)を含む文の付加疑問は肯定形。 - 21He has not yet(A) to decide(B) which(C) university to apply(D) to.
答えa (A)
訳彼はどの大学に出願するかまだ決めていない。
解説have yet to V だけで「まだ〜していない」という否定の意味になるので、not は不要。(A) has not yet は has yet にする。(B) decide は to の後の原形で正しい。(C) which university to apply to は「疑問詞+to V」で「どの大学に出願するか」と正しい。(D) to apply も正しい。
【覚える】have yet to V=have not V-ed yet(まだ〜していない)。 - 22She is the last person telling(A) a lie, so(B) I believe(C) what(D) she said.
答えa (A)
訳彼女は決してうそをつかない人なので、私は彼女の言ったことを信じる。
解説the last person to V(最も〜しそうにない人)の形なので、(A) telling は to tell にする。(B) so(だから)は正しい接続詞。(C) believe も正しい。(D) what she said(彼女が言ったこと)は関係代名詞 what で正しい。
【覚える】the last person to V/the last thing S want=最も〜しない人/最も望まないもの。
Ⅲ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 23高価な物が必ずしも良い物とは限らない。Expensive things ( are / good / necessarily / not ).
答えExpensive things are not necessarily good.
解説採点ポイントは部分否定 not necessarily の語順。be 動詞 are の後に not necessarily を置き、最後に補語 good。necessarily not の順は不可。別解:Expensive things are not always good.(語群外)
【覚える】not necessarily/not always/not all=部分否定の3点セット。 - 24努力なしの成功はない。There ( effort / is / no / success / without ).
答えThere is no success without effort.
解説採点ポイントは No A without B(B のない A はない)の形。There is no success(成功はない)+without effort(努力なしの)。二重否定で「成功には必ず努力が伴う」という強い肯定の意味になる。別解:Success always requires effort.(語群外)
【覚える】There is no A without B=B のない A はない(A には必ず B がある)。 - 25この歌を聞くと必ず高校時代を思い出す。I never ( hear / song / this / thinking / without ) of my high school days.
答えI never hear this song without thinking of my high school days.
解説採点ポイントは never A without B-ing(A すると必ず B する)。without は前置詞なので後ろは thinking と -ing 形。hear this song の語順も確認。別解:Whenever I hear this song, I think of my high school days.(語群外)
【覚える】never A without B-ing=A すれば必ず B する。 - 26彼女の態度は決して友好的ではなかった。Her attitude ( anything / but / friendly / was ).
答えHer attitude was anything but friendly.
解説採点ポイントは anything but(決して〜ではない)。was の後に anything but friendly を置く。nothing but friendly にすると「友好的なだけ」になり意味が逆。別解:Her attitude was far from friendly.(語群外)
【覚える】anything but=決して〜ない/nothing but=〜だけ(only)。
Ⅳ ほぼ同じ意味になるように空所に適語を1語ずつ入れよ
- 27He is the most unlikely person to tell a lie. = He is the person to tell a lie.
答えlast
訳彼は決してうそをつかない人だ。
解説the last 名詞 to V=最も〜しそうにない人。もとの文 the most unlikely person to tell a lie(最もうそをつきそうにない人)の言いかえ。「最後にうそをつく人」と直訳しないこと。first・only を入れると意味が逆になる。
【覚える】the last person to V=決して〜しない人。 - 28The problem has not been solved yet. = The problem remains to solved.
答えbe
訳その問題はまだ解決されていない。
解説remain to be p.p.=まだ〜されていない。問題は「解かれる」側なので受動の不定詞 to be solved にする。has not been solved yet(まだ解決されていない)の言いかえ。remains unsolved も同じ意味。
【覚える】remain to be p.p.=まだ〜されていない(The cause remains to be found.)。 - 29I have not read the book yet. = I have to read the book.
答えyet
訳その本はまだ読んでいない。
解説have yet to V=まだ〜していない。not がないので肯定文に見えるが、意味は否定。have not read the book yet の言いかえ。be yet to V(I am yet to read the book.)も同じ意味。
【覚える】have yet to V=まだ〜していない(not を入れない)。 - 30Whenever I see this picture, I remember my childhood. = I never see this picture remembering my childhood.
答えwithout
訳この写真を見ると、必ず子どものころを思い出す。
解説whenever S V, S V(〜するたびに…する)=never A without B-ing(A すれば必ず B する)。without は前置詞なので、後ろの動詞は remembering と -ing 形になっている。
【覚える】never A without B-ing=Whenever A, B。 - 31He is only a child. = He is nothing a child.
答えbut
訳彼はまだほんの子どもにすぎない。
解説nothing but=only(〜にすぎない・〜だけ)。He is only a child. の言いかえ。but は「〜以外」の意味で、「子ども以外の何物でもない」→「子どもにすぎない」となる。anything but(決して〜ではない)と取り違えると意味が逆。
【覚える】nothing but=only/anything but=決して〜ない。 - 32The story is not true at all. = The story is far true.
答えfrom
訳その話は決して本当ではない。
解説far from 〜=決して〜ではない(〜からほど遠い)。not true at all(全く本当ではない)の言いかえ。from の後には形容詞・名詞・-ing のどれも置ける(far from perfect/far from being a success)。
【覚える】far from=anything but=by no means(決して〜ない)。
Ⅴ 指示に従って答えよ
- 332文の意味の違いを説明せよ:(a) I don't know both of them. (b) I know neither of them.
答え(a)は「2人とも知っているわけではない(ふつうは片方だけ知っている)」という部分否定、(b)は「2人のどちらも知らない」という全体否定。
解説採点ポイントは部分否定と全体否定の区別。(a) not+both は「両方〜というわけではない」という部分否定で、ふつうは片方だけ知っている意味になる。(b) neither は「どちらも〜ない」という全体否定。「2人とも知らない」は (b) か I don't know either of them. で表す。
【覚える】not both=部分否定/neither=not either=全体否定。 - 34和訳せよ:That is more than I can understand.
答えそれは私には理解できない。
解説採点ポイントは否定に読みかえること。more than S can V は「S が V できる範囲を超えている」→「S には V できない」。「私が理解できる以上だ」と直訳で止めると減点。別解:「それは私の理解を超えている」「私には理解できないことだ」。
【覚える】more than S can V=〜できない(beyond 〜 と同じ発想)。 - 35和訳せよ:She knows better than to lend him money.
答え彼女は彼にお金を貸すほど愚かではない。
解説採点ポイントは know better than to V=〜するほどばかではない(〜しないだけの分別がある)。「貸すよりよく知っている」と直訳すると不可。別解:「彼女は彼にお金を貸すような愚かなことはしない」「〜しない分別がある」。
【覚える】know better than to V=〜するほど愚かではない。 - 36英訳せよ:私たちのクラスの全員がその案に賛成しているわけではない。
答えNot everyone in our class agrees with the plan.
解説採点ポイントは部分否定の書き方。「全員が〜わけではない」は Not everyone[Not all]を主語の前に置く。everyone は単数扱いなので agrees。Everyone doesn't agree は全体否定とも読めて曖昧なので避ける。別解:Not all the students in our class agree with the plan.
【覚える】Not everyone/Not all+V=全員が〜するわけではない。
否定チートシート(部分否定・二重否定・否定語のない否定)(A4 3枚)