CHECK TEST
ディクテーション・書き取り問題の攻略確認問題集
書き取りの確認問題33問。弱形・連結で消える語を、音の知識と文法で補う練習。表で解いて、裏で答え合わせ。
Ⅰ 放送された英文の空所には、弱く短く読まれた語が入る。日本語訳と文法を手がかりに1語を書け
- 1There a lot of people at the station this morning.(今朝、駅にはたくさんの人がいた)
答えwere
解説be動詞の were は文の中では「ワ」程度に弱く短く読まれ、聞き落としやすい。There is / are 構文は後ろの名詞が主語なので、a lot of people(複数)に合わせて複数形、this morning(今朝)は過去なので were。was と迷ったら、主語の数で決める。音だけに頼らず、文法で補うのがディクテーションのコツ。
【覚える】There+be+名詞:be動詞は後ろの名詞の数と時制で決める。 - 2I'd like cup of coffee, please.(コーヒーを1杯ください)
答えa
解説冠詞の a は「ア」程度の弱い音で、前後の語にまぎれてほぼ聞こえない。cup は数えられる名詞の単数なので、前に a / the / my などが必要だと文法で補う。訳が「1杯」なので不特定の a。I'd like a cup of 〜(〜を1杯ください)は注文の決まり文句。冠詞の書き落としはディクテーションで最も多いミス。
【覚える】数えられる名詞の単数には冠詞(a / the)か所有格が必ず要る。 - 3She been working here since 2019.(彼女は2019年からここで働いている)
答えhas
解説She's been の 's は短く弱く、been とつながってほぼ聞こえない。後ろが been + -ing(working)で since 2019(2019年から)があるので、現在完了進行形 has been working と決まる。is だと is been という形になり誤り。's は is と has の両方の短縮形なので、後ろの形(-ing か p.p. か been か)で区別する。
【覚える】's+p.p. / been → has、's+-ing / 形容詞 → is。 - 4If I known, I would have told you.(知っていたら教えていたのに)
答えhad
解説I'd は had と would の両方の短縮形。後ろが過去分詞 known で、主節が would have told(仮定法過去完了)なので、if 節は had known(過去の事実の反対)。would を入れると would known となり、形が崩れる(would have known なら可)。短縮形は後ろの形で中身を決める。
【覚える】'd+p.p. → had、'd+原形 → would。 - 5He swim very well when he was a child, but now he can't.(子どものころはとても上手に泳げた)
答えcould
解説could は「クッ」程度に弱く読まれ、l は発音しない。when he was a child(子どものころ)という過去の時と、後半の but now he can't(今はできない)との対比から、過去の能力を表す could と決める。can では時制が合わない。was able to も意味は近いが1語なので could。
【覚える】could(過去の能力)⇔ can(今の能力)。could の l は読まない。 - 6We're going the library after lunch.(昼食後に図書館へ行く)
答えto
解説to は「タ」程度に弱まり、going の -ing とつながって「ゴウインタ」と聞こえやすい。go と場所の名詞(the library)の間には方向を表す to が必要だと、文法で補う。be going to(〜するつもり)の to と同じ音なので、後ろが名詞か動詞の原形かで判断する。
【覚える】go to+場所(home / there / abroad には to を付けない)。 - 7Most them agreed with the plan.(彼らのほとんどがその計画に賛成した)
答えof
解説of は「ア」程度でほとんど聞こえない。代名詞 them の前では most of が必要で、most them とは言えない。most +名詞(most people)なら of は要らないが、the や代名詞の前では most of the people / most of them。音が聞こえなくても、形のルールから補える典型例。
【覚える】most / some / many / all of+the 〜 / 代名詞。 - 8I call you as soon as I get home.(家に着いたらすぐ電話する)
答えwill/'ll
解説I'll は暗い L(舌を上げる「ウ」に近い音)だけが残り、I call と聞き違えやすい。「家に着いたらすぐ電話する」は未来の約束なので will('ll)。as soon as の節は時の副詞節なので、未来のことでも現在形 get のままでよい。主節の will を書き落とすと時制がずれる。
【覚える】I'll / you'll / we'll は L の音で判断。as soon as の中は現在形。 - 9I asked to help me, but he was too busy.(彼に手伝ってと頼んだ)
答えhim
解説him は h が落ちて「イム」となり、前の asked とつながって「アスクティム」のように聞こえる。ask +人+ to do(人に〜するよう頼む)の形なので、asked の後に目的語が必要。後ろの he(彼は)から、人は男性で目的格の him と決める。弱い代名詞(him, her, them)は h や th が落ちやすい。
【覚える】him / her / them は弱く読まれると「イム/ア/ム」に近くなる。 - 10Would you like salt pepper?(塩かコショウはいかが)
答えor
解説or は「ア」程度に弱まり、and(「ン」)と区別しにくい。訳が「塩かコショウ」なので選択を表す or。音だけで決めず、意味で確かめるのが大切。Would you like A or B? は、どちらかを選んでもらう質問で、答えも Salt, please. のようになる。
【覚える】A or B(AかB)/A and B(AとB)。弱い音は意味で決める。
Ⅱ 空所の部分は( )内のように聞こえた。音の変化と文法から、空所に入る最も適切なものを選べ
- 11(ハダ ラロヴ)We fun at the party last night.
答えa had a lot of
訳昨夜のパーティーはとても楽しかった。
解説last night(昨夜)なので過去形 had が必要で、have a lot of / have lots of は時制が合わない。「ラロヴ」の最後の「ヴ」が of の音で、a lot of の t ははじき音(ラ行の音)になる。had a lot だけでは fun につながらない(a lot of fun で「とても楽しいこと」)。have fun=楽しむ。
【覚える】母音にはさまれた t → ラ行の音(a lot of=アラロヴ)。 - 12(ディジュ) finish your homework yesterday?
答えc Did you
訳昨日、宿題は終わった?
解説did + you は d と y が混ざって「ディジュ」になる(同化)。yesterday(昨日)とも合うので Did you。Do you は「ドゥユ/ダヤ」で時制も合わない。Did he は h が落ちて「ディディ」に近く、your homework とも合わない。Does he は時制も主語も合わない。
【覚える】同化:Did you=ディジュ、Would you=ウッジュ、Don't you=ドンチュ。 - 13(ニーットゥ ゲラップ)I early tomorrow.
答えa need to get up
訳明日は早起きしなければならない。
解説need の d と to の t が重なって「ニーットゥ」、get up は t がはじき音になって「ゲラップ」と聞こえる。tomorrow(明日)なので過去形の needed は不可。need が「〜する必要がある」の意味の一般動詞なら need to do の形で to が要るので、need get up は誤り。need a get up は形が崩れている。
【覚える】need to do(一般動詞)/need not do(助動詞・主に否定)。 - 14(ゼイヴ)They already left.
答えa have
訳彼らはもう出発した。
解説They've は「ゼイヴ」と聞こえ、They'd なら「ゼイド」になる。already +過去分詞(left)で完了形なので have。had も完了形だが「ゼイヴ」の音と合わない。主語が they なので has は不可。are left は受け身の形になり「彼らは残されている」と意味が変わる。
【覚える】've=have(ヴ)、'd=had / would(ド)。 - 15(アイル) be there by noon.
答えb I'll
訳正午までにはそちらに行きます。
解説I'll は暗い L の音が残って「アイル」。I'd は「アイド」、I've は「アイヴ」なので音が違う。後ろが be(原形)なので、I be や I've be は文法的にも不可。I'd be は可能だが音が合わない。I'll be there は「そちらに行く・そこにいる」という決まり文句。
【覚える】I'll be there.=(約束して)行くよ。by noon=正午までに。 - 16(サーティーン 後ろが強く長い)The tour starts minutes after the museum opens.
答えd thirteen
訳ツアーは博物館の開館の13分後に始まる。
解説-teen の数は後ろ(teen)が強く長く読まれ、-ty の数は前が強い(THIR-ty)。「サー」で始まるので thirteen か thirty で、後ろが強く長いので thirteen。fourteen と forty は「フォー」で始まるので音が違う。数字の聞き違いはリスニングの定番の誤答。
【覚える】thirTEEN(後ろが強い・長い)/THIRty(前が強い)。 - 17(can の部分は弱く短く「クン」と聞こえた)I come to the meeting tomorrow.
答えc can
訳明日の会議には行けます。
解説アメリカ英語では、肯定の can は弱く短く「クン」と読まれ、否定の can't ははっきり長く強く読まれやすい(「キャーン(ト)」)。can't の t は聞こえないことも多いので、t よりも母音の強さと長さで区別する。弱く短く「クン」なので can。could は「クッ」、couldn't は「クドゥン(ト)」。
【覚える】can=弱く短い/can't=強く長い(t は消えやすい)。
Ⅲ 正しい英文の放送を書き取った答案である。下線部のうち誤りを含むものを1つ選べ
- 18My father usually(A) drive(B) me to(C) school on rainy days(D).
答えb (B)
訳雨の日には、父はたいてい私を車で学校まで送ってくれる。
解説主語 My father は三人称単数で、usually(たいてい)は習慣を表すので現在形の drives にする。drive の後の me とつながって、s が聞こえにくい。(A) usually、(C) to school、(D) on rainy days は正しい。書き取った後は、主語が三人称単数かどうかを必ず見直す。
【覚える】見直し:三単現の s/名詞の複数形/冠詞/時制。 - 19I've never(A) saw(B) such(C) a beautiful sunset(D).
答えb (B)
訳こんなに美しい夕日は見たことがない。
解説I've の 've は弱いが、never の後に動詞が続いたら完了形を疑う。have の後は過去分詞なので saw ではなく seen。(A) never、(C) such a +形容詞+名詞(such a beautiful sunset)の語順、(D) sunset は正しい。've が聞こえなくても、never +動詞の形から完了形と判断できる。
【覚える】have never p.p.=一度も〜したことがない(see-saw-seen)。 - 20There were(A) three(B) big box(C) in the corner(D).
答えc (C)
訳隅に大きな箱が3つあった。
解説three の後の名詞は複数形なので box ではなく boxes。-es は「ィズ」と短く、次の in とつながって書き落としやすい。(A) were は複数の主語(three big boxes)と合っていて正しい。(B) three、(D) in the corner も正しい。数詞を書いたら、後ろの名詞の複数形を確認する。
【覚える】box → boxes、bus → buses(-s, -x, -sh, -ch の語は -es)。 - 21She asked(A) me to(B) lend him dictionary(C) yesterday(D).
答えc (C)
訳昨日、彼女は彼に辞書を貸してあげてと私に頼んだ。
解説dictionary は数えられる名詞の単数なので、前に a / my / his などが必要(lend him a dictionary)。him は目的格で所有格ではないので、him dictionary は冠詞が抜けている。弱い a を書き落とした答案。(A) asked の -ed は yesterday と合っていて正しい。(B) ask 人 to do の to も正しい。
【覚える】lend 人 物(人に物を貸す)。単数の可算名詞には冠詞。 - 22We're thinking(A) of(B) go(C) camping next month(D).
答えc (C)
訳私たちは来月キャンプに行こうかと考えている。
解説前置詞 of の後は名詞か動名詞なので、go ではなく going にする。think of 〜ing は「〜しようかと考える」。of は「ア」と弱いが、聞こえた of を書いたら、次の動詞の形を確認する。(A) thinking(進行形)、(D) next month は正しい。go camping は「キャンプに行く」。
【覚える】前置詞(of / about / for / without)+動名詞。 - 23When I got(A) home, my sister has(B) already finished(C) her(D) dinner.
答えb (B)
訳私が帰宅したとき、姉はすでに夕食を食べ終えていた。
解説When I got home(過去)の時点より前に終わっていたので、過去完了 had にする。has は現在完了で、過去の話の中では使えない。my sister'd の 'd は聞き取りにくいので、話全体の時制(got=過去)に合わせて補う。(A) got、(C) finished、(D) her は正しい。
【覚える】過去のある時点より前に完了=had p.p.(already と相性がよい)。
Ⅳ 放送された内容を、指示に従って数字・記号・正しいつづりで書け
- 24The castle was built in fifteen eighty-three.(年号を数字で)
答え1583
訳その城は1583年に建てられた。
解説年号は2桁ずつ区切って読むのが基本。fifteen=15、eighty-three=83 なので 1583。同じように nineteen ninety-five=1995、eighteen oh-five=1805。in +年号で「〜年に」。年号の聞き取りでは、前半の2桁(fifteen / fifty)の聞き違いにも注意する。
【覚える】年号は2桁ずつ:1583=fifteen eighty-three。 - 25It happened in twenty oh-eight.(年号を数字で)
答え2008
訳それは2008年に起こった。
解説2000年代の年号は two thousand eight と読むのが一般的だが、twenty oh-eight と2桁ずつ読むこともある。oh は数字の 0(ゼロ)を表す。よって 2008。2010年以降は twenty ten、twenty twenty-five のように2桁ずつ読むことが多い。電話番号や部屋番号でも 0 を oh と読む。
【覚える】oh=0。2008=two thousand eight / twenty oh-eight。 - 26The city has a population of about two point five million.(コンマを使った算用数字で)
答え2,500,000
訳その市の人口は約250万人だ。
解説million は「百万」。two point five million は 2.5 × 1,000,000 で 2,500,000。thousand(千)と million(百万)の位置でコンマを打つ。数詞の後の million には s を付けない(two million)。millions of 〜(何百万もの〜)のように漠然とした数のときだけ s が付く。
【覚える】thousand=1,000、million=1,000,000、billion=10億。 - 27The last train leaves at a quarter to nine.(時刻を数字で)
答え8:45
訳終電は9時15分前に出る。
解説a quarter は「15分」、to は「〜前」。9時の15分前なので 8:45。past なら「〜過ぎ」で、a quarter past nine は 9:15、half past nine は 9:30。時刻の聞き取りでは、to と past の聞き違いで答えが30分もずれるので注意する。
【覚える】a quarter to 9=8:45/a quarter past 9=9:15/half past 9=9:30。 - 28The T-shirt costs twelve fifty.(ドル表記で)
答え$12.50
訳そのTシャツは12ドル50セントだ。
解説値段は dollars と cents を省いて、数字を2つ並べて言うことが多い。twelve fifty=12ドル50セントなので $12.50。同じように nine ninety-nine は $9.99。cost は「(お金が)かかる」。fifty と fifteen の聞き違い($12.15)にも注意する。
【覚える】値段:twelve fifty=$12.50(ドル・セントを省略)。 - 29My last name is Matthews: M-A-double T-H-E-W-S.(名字を書け)
答えMatthews
訳私の名字はマシューズです。M-A-T-T-H-E-W-S です。
解説double T は「Tが2つ」で TT。1文字ずつ聞きながら、M-A-TT-H-E-W-S と書いて Matthews。名前なので大文字で始める。つづりを言う問題では、double(2つ重ね)や、聞き違えやすい文字(B と V、M と N)に注意する。
【覚える】double T=TT、double L=LL。つづりは1文字ずつメモ。
Ⅴ ( )内は放送の聞こえ方のメモである。英文を正しく書き取れ
- 30(アイ ハフタ ゲラップ アーリー トゥモロウ)*7語
答えI have to get up early tomorrow.
訳私は明日、早起きしなければならない。
解説have to は v が f の音になって「ハフタ」、get up は t がはじき音で「ゲラップ」と聞こえる。語数7語に合わせると I / have / to / get / up / early / tomorrow で have to(has to や need to ではない)。文頭の大文字と文末のピリオドまで書いて完成。
【覚える】have to=ハフタ、has to=ハスタ、got to=ガラ。 - 31(ディジュ イー(ト) ブレックファス(ト) ジス モーニン)*6語
答えDid you eat breakfast this morning?
訳今朝、朝ごはんを食べた?
解説did you の同化で「ディジュ」、eat と breakfast の語末の t は脱落して聞こえにくい。this morning(今朝)は過去のことなので、過去形の疑問文 Did you 〜? にする。疑問文なので文末は ? を付ける。6語:Did / you / eat / breakfast / this / morning。
【覚える】語末の t / d は次に子音が来ると脱落しやすい(eat breakfast)。 - 32(ヒー ワークス アラ バンク イン ザ シティ)*8語
答えHe works at a bank in the city.
訳彼は市内の銀行で働いている。
解説at a は t がはじき音になって「アラ」と聞こえる。主語 He は三人称単数なので works の s を落とさない。bank は数えられる名詞の単数なので、弱く読まれる a を補う。8語:He / works / at / a / bank / in / the / city。
【覚える】at a=アラ、get a=ゲラ、a lot of=アラロヴ(はじき音)。 - 33(アイヴ ネヴァ スィーニッ(ト) ビフォー)*5語
答えI've never seen it before.
訳私は以前それを見たことがない。
解説seen と it が連結して「スィーニッ」と聞こえ、it の t も脱落しやすい。I've(短縮形は1語)の後なので過去分詞の seen。5語なので I've / never / seen / it / before となり、I have never seen it before. は6語で語数が合わない。語数の指定は短縮形かどうかの手がかりになる。
【覚える】語数指定は短縮形(I've, don't)の判断材料。
ディクテーション・書き取り問題の攻略(A4 2枚)