goated
/ˈɡoʊtɪd/ 形容詞(俗語) いま英語圏で流行っている言い方
「「歴代最強の、
(informal) considered by many people to be the GOAT, the greatest of all time
どこで出てきたか
Summer Word Drop 2026: 5,900 Reasons to Update Your Vocabulary
2026年夏の新語追加。ボキャブラリーを更新すべき5,900の理由
goated — adjective. (Informal) considered by many people to be the GOAT, the greatest of all time. goated(形容詞・くだけた語)。多くの人からGOAT、つまり史上最高だと見なされていること。
Dictionary.comが2026年9月12日に発表した夏の新語追加で、goated が正式に見出し語入りしました。日本語にすると「歴代最強」にあたる誉め言葉で、選手のプレーや曲、料理など、なんにでも一言で最大級の評価を伝えられるので、SNSのコメント欄で広く使われています。
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この語の芯
GOAT(史上最高の存在)だと、みんなが認めている。それが goated の芯です。
GOATは Greatest Of All Time(史上最高)の頭文字を取った語です。1960年代、ボクサーのモハメド・アリが自らを「the greatest」と称したことがきっかけとされ、1992年にはアリの妻が設立した会社名として G.O.A.T. Inc. の形が使われました。2000年にはラッパーのLL Cool Jがアルバム名に G.O.A.T. を掲げたことで、スポーツの外にも広まります。
若い世代は、この名詞GOATに形容詞を作る -ed を足し、goated という1語にしました。「その人はGOATだ」ではなく「その人はgoatedだ」と言えるようになり、会話の中でぐっと使いやすくなったわけです。
同じ語根の仲間 GOAT (史上最高の人・もの) goat (ヤギ(動物))
ここが面白い
この語は、初めて見ると意味が取れません。文字どおりに読めば「ヤギにされた」にしか見えないからです。
実際には動物のヤギとは無関係で、GOAT(史上最高)に -ed が付いただけです。綴りが動物のヤギとまったく同じなので、まじめな誉め言葉なのに、どこか冗談めいて見える。それがこの語の面白いところです。
例文で確かめる
This new burger place is goated, honestly.
正直言って、この新しいバーガー屋は歴代最強だよ。
Her comeback performance was goated.
彼女の復活のパフォーマンスは歴代No.1級だった。
That's the most goated soundtrack in gaming history.
あれはゲーム史上、歴代最強のサウンドトラックだよ。
この形で覚える
| a goated player | 歴代最強レベルの選手 |
| lowkey goated | 実はひそかに最強 |
| the most goated ___ | 歴代でいちばんの〜 |
| that's goated | それは最高すぎる |
似た語とどう違うのか
| 語 | 意味 | goated との違い |
|---|---|---|
| the GOAT | 史上最高(名詞) | the GOAT は「その人自身」を指す名詞。goated は「そのレベルにある」と評する形容詞です。 |
| legendary | 伝説的な | legendary は長い年月をかけて定着した評価。goated はSNSでその場のノリでも使える軽さがあります。 |
| fire | 最高にいい | fire は「いま良い」というテンションの高さ。goated は「歴代で」という比較の軸が入ります。 |
使うときの注意
- ここで間違える
- 実在の動物のヤギ(goat)と綴りが同じなので、文脈がないと初見の人には冗談に見えます。フォーマルな文章では使いません。
- 使える場面
- 友人同士のSNSや会話向けのくだけた語です。目上の人やビジネスの英文では避けます。
- 発音・リズム
- goat と同じ発音に -id を足して「ゴウティド」と読みます。
ミニコラム:ヤギにされたわけではない、GOATの話
モハメド・アリが自分を「the greatest」と呼んだのは1960年代のことです。そこから半世紀以上たって、GOATという頭字語が定着し、さらに -ed が付いて goated という形容詞になりました。1つの誉め言葉が、これほど長く姿を変えながら生き続けているのは珍しいことです。
言葉の遠回りは、日本語にもあります。「神ってる」「神対応」のように、もともと名詞だった「神」を、そのまま形容詞や動詞のように使う言い方が広まったのと、goated の生まれ方はよく似ています。GOATもまた、名詞のままでは言いにくかったので、-ed を足して使いやすくしたのです。
面白いのは、この言葉が持つ「空耳」の効果です。動物のヤギとは無関係なのに、綴りが同じであるせいで、goated と言うたびにどこかヤギの絵がちらつきます。まじめな誉め言葉のはずが、どこか肩の力が抜ける。これも、この語がここまで広まった理由の1つだと思います。
原田高志
確認クイズ
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Q1. "That last-minute goal was absolutely ______." と、選手のプレーを最大級に誉めたいとき、空所に入る形は?