attribute
/əˈtrɪbjuːt/(動詞)//ˈætrɪbjuːt/(名詞) 動詞(名詞としても使われる) 英語ニュースに何度も出てくる語
「①〈原因・結果などを〉
to say or think that something happens or exists because of a particular cause
どこで出てきたか
Good News This Week: August 22, 2026 - Tigers, Turtles, & Wheelchairs
今週のグッドニュース:2026年8月22日|トラ、カメ、車いす
Rat sightings are down 22% in the first seven months of 2026 compared to a year earlier, a drop attributed to a 'war on rats' campaign initiated by former mayor Eric Adams. 2026年の最初の7か月間、ネズミの目撃件数は前年同期比で22%減少しており、この減少は前市長エリック・アダムズ氏が始めた『ネズミとの戦い』キャンペーンによるものとされている。
ニューヨーク市では、ゴミをふた付きのコンテナに入れることを義務づける『コンテナ化』が進められてきました。その結果、2026年の最初の7か月間のネズミの目撃件数は、前年の同じ時期より22%も減っています。この減少の理由を説明するときに使われたのが attribute でした。
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この語の芯
attribute A to B=Aの原因をBに求める、Aを B のせいだと考える。
attribute は、ラテン語 tribuere(与える、割り当てる)に、『〜へ』を意味する ad- が付いた語です。『ある結果を、原因のほうへ割り当てる』というのがもとの絵で、そこから『…のせいにする、…によるものだと考える』という意味が生まれました。
同じ tribuere を語根に持つ仲間はたくさんあります。contribute(共に与える=貢献する)、distribute(分けて与える=分配する)、tribute(捧げ与えるもの=貢ぎ物、賛辞)。どれも『何かを与える』という共通のイメージでつながっています。
同じ語根の仲間 contribute (貢献する、寄付する) distribute (分配する、配布する) tribute (貢ぎ物、賛辞)
ここが面白い
attribute には、覚えておくと得をする発音の変化があります。動詞のときはうしろの trib を強く読み、名詞のときは頭の at を強く読みます。同じ綴りでも、強く読む場所が入れ替わります。カタカナで書くとどちらも『アトリビュート』になってしまうので、この違いは耳と口で覚えるしかありません。
この『名詞は前、動詞は後ろ』というアクセントの移動は、attribute だけの特徴ではありません。record(記録/記録する)、object(物・目的/反対する)、conduct(行為/行う)など、英語には同じパターンを持つ語がいくつもあります。1つ覚えると、ほかの語にも応用が利きます。
例文で確かめる
Doctors attribute the improvement to a change in diet.
医師たちは、その改善を食生活の変化によるものだと考えている。
She attributes her success to years of daily practice.
彼女は自分の成功を、何年もの毎日の練習のおかげだと考えている。
The rise in sales is widely attributed to the new advertising campaign.
売り上げの増加は、新しい広告キャンペーンによるものだと広く考えられている。
この形で覚える
| attribute A to B | AをBのせいだと考える |
| be attributed to | 〜によるものだとされる |
| widely attributed to | 広く〜によるものだとされている |
| attribute the decline/rise to | 減少/増加の原因を〜に求める |
似た語とどう違うのか
| 語 | 意味 | attribute との違い |
|---|---|---|
| blame | 〜のせいにする、非難する | blame は悪い結果について、責任を負わせる語感が強い。attribute はもっと中立的で、良い結果にも使える。 |
| credit | 〜のおかげだと考える | credit は良い結果について使われることが多く、評価が肯定的。attribute はどちらの結果にも使える中立の語。 |
使うときの注意
- ここで間違える
- contribute(貢献する)と綴りが似ているため混同しやすい。attribute は『原因をBに求める』、contribute は『Bのために力を貸す』で、意味の向きが逆になる。
- 使える場面
- ニュース記事や論文でよく使われる、ややかたい語。日常会話では because や due to で言い換えられることが多い。
- 発音・リズム
- 動詞では後ろの trib、名詞では前の at にアクセントが来る。record や object と同じ、名詞と動詞でアクセントが移動するグループの語。
ミニコラム:『〜のせいだとされている』は、まだ証明ではない
attributed to という形を見たら、そこに書かれているのは『原因が確定した事実』ではなく『そう考えられている』という段階のことが多いです。今回のネズミの記事も、コンテナ化のキャンペーンと目撃件数の減少が同じ時期に起きたことは確かですが、それだけで『これが唯一の原因だ』と証明されたわけではありません。
英語のニュースを読むときは、is/are のような言い切りの動詞と、is attributed to のような『そう考えられている』を表す動詞を、区別して読む癖をつけてください。同じ『原因』の話でも、確かさの度合いが違います。
原田高志
確認クイズ
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Q1. attribute の語源として正しい組み合わせはどれか。