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テスト前に不安を書き出す効果は?不安の強い生徒で6%の差が出ました

ニュースレター|Vol.82

テストの前は、不安なことを考えさせないほうがいい。そう思いがちです。シカゴ大学の研究では、試験の直前に10分間、不安を書き出した不安の強い高校生は、書かなかった生徒より期末試験の点が平均6%高くなりました。オンライン英会話20回で中学生の発話が約1.4倍になった報告、人工知能学会の提言も取り上げました。帯活動2本、教室英語4本つきです。

監修:原田高志(原田英語.com)

おはようございます。今日の話は、テストの直前の10分間です。2学期の定期考査が近い学校も多い時期です。試験の前に生徒へ何と声をかけているかを思い浮かべながら、読んでいただきたい号です。

10.30.2026 Vol.82

おはようございます。

今日は、試験の直前に不安を紙に書き出すと点がどう変わるかを調べた研究を紹介します。不安の強い生徒では、書いた生徒のほうが期末試験の点が平均6%高くなりました。

注目記事は、オンライン英会話を20回受けた中学3年生の発話量を、1年近く追いかけた報告です。

TODAY'S PICK

オンライン英会話を約20回受けた中学3年生5人、話した語数は最初の回の約1.4倍に。because や when でつなぐ割合も増えた

ICT教育ニュース(2026年10月29日)「産経ヒューマンラーニング、中学生のオンライン英会話20回受講で発話量が1.4倍」

ICT教育ニュースによると、産経ヒューマンラーニングが、マンツーマンのオンライン英会話「産経オンライン英会話Plus」を受けた中学生の発話を分析し、結果を10月27日に公開しました。指導と監修は、東京外国語大学の投野由紀夫教授です。

  • ・対象は中学3年生5人。2025年4月から12月まで、同じ生徒を追いかけた
  • ・受けたレッスンは、19回が2人、20回が3人で、合わせて98回
  • ・数えたのは、生徒が自分から話した英語だけ。音読や、講師の言葉のくり返しは数えていない
  • ・話した語数は、最初の回が341語。17〜20回目は平均470〜490語台で、最初の回の約1.4倍になった
  • ・because や when のように文と文をつなぐ接続詞を使う割合は、4〜5月の12.3%から、11〜12月の21.5%に増えた

記事によると、受け始めたころは、講師の質問に答えられずに黙ってしまう場面や、単語や決まった言い方だけで短く答える場面が多く見られました。

数字を読むときに、2つ気をつけたいことがあります。1つ目は、調べたのが5人だけだということです。2つ目は、サービスを出している会社自身の報告だということです。この数字だけで、オンライン英会話の効果を言い切ることはできません。

それでも、授業に使えるヒントはあります。話す量が増えた生徒は、because や when で文をつなぐようになっていました。短い答えを長くする手がかりは、つなぎの言葉です。

明日やることは1つです。生徒が1語で答えたら、「when」か「if」を言ってから、もう1文足してもらってください。今日の帯活動の1本目が、その練習です。

WARM-UPS

今日の帯活動(5分でできる)

1本目は、注目記事にあった「文をつなぐ言葉」を使って話を長くする活動です。2本目は、今日の最後の節の研究をもとに、テスト前の気持ちを英語で書き出す活動です。

when と if でつなぎながら、「放課後にすること」を1分間話し続ける

対象 中2〜高校 時間 5分 準備 黒板のみ

  1. 黒板に When I get home, … と If I have time, … の2つの書き出しを書きます
  2. ペアになり、1人が「放課後にすること」を1分間、英語で話し続けます。文が止まったら、2つの書き出しのどちらかを使って次の文を始めます
  3. 聞いている人は、相手が when と if を何回使ったかを指で数えます
  4. 役を交代し、最後に「when と if を何回使えたか」をペアで言い合います
  • 💡 1語や1文で終わってしまう生徒も、書き出しがあれば次の文を始められます。注目記事の報告でも、話す量が増えた生徒は、文と文をつなぐ言葉を多く使うようになっていました。数えるのは回数だけにして、文法の正しさは問いません。

テスト前の気持ちを英語で3文書き、紙を折ってしまう

対象 中2〜高校 時間 5分 準備 小さな紙(メモ用紙で可)

  1. 黒板に I feel … about the test. / I'm worried about … / But I will … の3つの書き出しを書きます
  2. 生徒は、小テストや定期考査の前の自分の気持ちを、3つの書き出しで1文ずつ書きます。誰にも見せないと先に伝えます
  3. 書き終えたら、紙を2回折って、筆箱か机の中にしまわせます
  4. そのあと、いつもどおりに小テストを始めます
  • 💡 今日の最後の節の研究では、生徒は不安を自分の言葉で10分間書きました。この活動は、それを英語の授業の5分に縮めたものです。研究と同じ効果が出るかは確かめられていません。英語の文が書けない生徒には、日本語で書いてもよいと伝えてください。

CLASSROOM ENGLISH

そのまま使える教室英語

今日の4本は、テストの直前に、生徒の気持ちを落ち着かせるときに使う英語です。

テストの直前、教室が静かになったとき

It's okay to feel nervous before a test.

テストの前に緊張するのは、ふつうのことだよ。

緊張しないで、と言うより、緊張していてもいいと先に認めます。最後の節の小ネタで、nervous のもとの意味も紹介しています。

書き出す時間をとるとき

Take three minutes to write down what's on your mind.

3分間で、いま頭にあることを書き出してみて。

what's on your mind は「気になっていること」です。時間を先に言うので、生徒は書き終わりの見通しが立ちます。

書いた紙を見せなくていいと伝えるとき

Nobody will read this but you.

これは、あなた以外の誰も読まないからね。

but you は「あなた以外」という意味です。見られないと分かると、本当の気持ちを書きやすくなります。

書き終えて、テストに切りかえるとき

Fold your paper and put it away. Let's begin.

紙を折ってしまってね。じゃあ、始めよう。

fold と put away の2つの動作をはっきり言うと、気持ちの切りかえの合図になります。

AI TOOLKIT

AI × 英語指導

教師向け1つ、生徒向け1つ

教師向けSlidesAI

公式サイトによると、SlidesAI は、メモや文書、PDF、指示の文章から発表用のスライドを作る AI のサービスです。ウェブのアプリのほか、PowerPoint、Google スライド、ChatGPT からも使える、と書かれています。PowerPoint や Google スライドの形で書き出すこともできます。

使いどころ:🎓 こう使います。定期考査の範囲の文法や単語を、日本語か英語で箇条書きにして貼ります。「Make 5 review slides for Japanese junior high school students.」と打てば、復習用のスライドの下書きができます。中身は必ず自分で確かめてから使ってください。⚠ 公式サイトによると、無料のプランは月に200 AI クレジットまでで、1回に入れられる文字は2,500字までです。Word や PDF の読み込みは、有料のプランだけです。

生徒向けChatPDF

公式サイトによると、ChatPDF は、PDF の文書について AI と会話できるサービスです。文書の要約や、質問への答えを出し、答えには文書のどこに書いてあるかを示すリンクが付きます。どの言語の文書でも読み込め、別の言語で質問できる、と書かれています。

使いどころ:🎓 こう使います。先生が配った英文のプリントの PDF を読み込み、日本語で「この英文から、内容を確かめる問題を5つ出してください」と打ちます。答えを自分で考えてから、AI に答え合わせをしてもらいます。⚠ 公式サイトのよくある質問によると、無料のプランで読み込める文書は1日2つまでです。教科書や市販の問題集のページを読み込んでよいかは、先生に確かめてください。

NEWS FLASH

今日のニュース

3本です。人工知能学会の提言、奈良県の教員免許が要らない教員の募集、Google の小中学生向けの生成AIの催しです。

JAPAN · 10.29

人工知能学会、次の学習指導要領へ情報教育の充実を提言。小3〜中3の多くの教科の時数を3〜4%ほど減らし、「情報」に回す案を評価

リシードによると、人工知能学会が10月13日、次の学習指導要領に向けた提言を出しました。

  • ・タイピング、プログラミング、グラフや発表資料の作成は、いまは各教科に分かれていて、似たことが重なって行われていると指摘した。これを「情報」の教科にまとめるよう求めた
  • ・小学3年から中学3年までの教科で、年間35コマ以下のものを除き、時数を一律に3〜4%ほど減らして「情報」に回す方策を評価した
  • ・生成AIは一律に締め出さず、望ましい付き合い方を学ばせる必要があるとした。教員と保護者向けの AI の学びの場を急いで増やすことも求めた

記事は、英語(外国語)について名前を挙げていません。ただ、多くの教科の時数を少しずつ減らす案なので、英語の授業の時間にも関わる話です。スライド作りやタイピングを情報の授業で身につけておけば、英語の時間は話す練習や書く練習そのものに使える、という見方もできます。

JAPAN · 10.28

奈良県、教員免許が要らない「スペシャリスト教員」を募集。日本語指導や理数、情報など。出願は12月4日まで

リシードによると、奈良県教育委員会が10月27日、2027年度の公立学校スペシャリスト教員(任期付き)の選考を発表しました。

  • ・募集するのは、日本語指導、高校の数学・理科、農業・工業・商業・情報、特別支援学校での指導など
  • ・日本語指導は、日本語教育の機関で3年以上、常勤で教えた人や、登録日本語教員などが対象
  • ・採用後は特別免許状を受け、任期は最長3年。任期の最後の年に教員採用試験を受けると、1次の筆記試験が免除される
  • ・出願は12月4日午後5時まで。面接は2027年1月9日

英語の募集はありません。ただ、日本語指導の教員が増えると、外国から来た生徒への支援の形が変わります。英語の授業でその生徒をどう支えるかを、日本語指導の先生と相談する機会が増えそうです。

JAPAN · 10.27

Google、小4〜中3向けの生成AIの体験会「Gemini Camp 2026」を12月12日に渋谷で。申し込みは10月30日17時まで

こどもとITによると、Google for Education が、小中学生向けの体験会「Gemini Camp 2026」を開きます。

  • ・日時は12月12日(土)13時〜16時30分。会場は東京・渋谷の Google のオフィスで、会場のみ
  • ・対象は、学校で Chromebook と Google Workspace for Education を使っている小学4年生〜中学3年生。参加は無料
  • ・定員は児童生徒45人。保護者1人の付き添いが必要
  • ・申し込みは10月30日(金)17時まで。選考があり、通った人には11月4日までにメールで知らせる

締め切りは今日の夕方です。AI に興味のある生徒が身近にいれば、今日のうちに伝えてみてください。

FREE TOOLS

無料の学習ツール4選

今号のテーマは「テスト前の単語の復習を、生徒が自分で作って解く」。どれも無料で使い始められます。

Crossword Labs

クロスワードを作れるサイトです。公式サイトによると、無料で使え、広告も透かしも無く、登録も要りません。1行に1つずつ、答えの語と、そのあとにヒントを打つだけでできあがります。スマホでそのまま解けるほか、PDF や Word の形で印刷用にも書き出せます。生徒にテスト範囲の単語でクロスワードを作らせ、隣の人と交換して解かせる使い方ができます。

Word Search Labs

文字の表の中から単語を探す「ワードサーチ」を作れるサイトです。公式サイトによると、無料で、広告も登録も要りません。単語を1行に1つずつ打てば表ができ、答えつきでも答えなしでも印刷できます。URL を送れば、画面の上でも解けます。

Puzzlemaker(Discovery Education)

アメリカの教育会社 Discovery Education のパズル作りのサイトです。サイトには「先生・生徒・保護者のためのパズル作りの道具」と書かれ、自分の単語の一覧から無料でパズルを作って印刷できます。ワードサーチのほか、クロスワードに近い Criss-Cross、暗号を解く Cryptogram など、10種類ほどの形があります。

Flashcard Machine

ウェブで単語カードを作れるサイトです。公式サイトによると、作ったカードを人と分け合える無料のサービスで、iOS・Android・Kindle Fire のアプリでも学べます。1ページに6枚ずつ並べる形などで、紙に印刷することもできます。これまでに作られたカードは1億2,800万枚を超える、と書かれています。

STORY BREAK

生徒に話したくなる小ネタ

今日の話の「試験」と「緊張」から2語です。exam と nervous を取り上げます。

exam(試験)の奥には、「てんびんの針」がいます

英語版 Wiktionary によると、exam は examination をくだけて短くした形です。examination のもとの動詞 examine は、ラテン語の exāmināre から来ました。

さらにさかのぼると、ラテン語の名詞 exāmen に行き着きます。Wiktionary が載せている意味は3つです。
1. ミツバチの群れ、人の群れ
2. てんびんの針(重さを示す針)
3. 調べること

同じ Wiktionary は、英語の examen が「正確に量る」というラテン語の動詞と関係があり、exact(正確な)とも比べられる、と書いています。試験は、生徒の力をてんびんで量るものだったわけです。いまは I have an English exam tomorrow.(あした英語の試験がある)のように、毎日のように使う語です。

nervous(緊張した)は、もともと「筋骨たくましい」でした

英語版 Wiktionary によると、nervous はラテン語の nervōsus から来ました。意味は「筋の多い、力強い」です。もとになった nervus は、「筋、腱」のほかに「力、勢い」も表しました。

英語でも、nervous には昔、「筋の張った、たくましい」という意味がありました。Wiktionary はこの意味を15〜19世紀のものとし、1747年の本の例を載せています。古代ギリシャの英雄ヘラクレスの大理石の像を、strong and nervous(力強く、たくましい)とほめた文です。「不安な、緊張した」という意味が出てくるのは、18世紀からです。

いまは I'm nervous about the test.(テストが心配だ)のように使います。緊張している生徒には、昔は強い人をほめる語だったと話してみてください。

QUOTE

今日の名言

今日の一行

“How can I tell what I think till I see what I say?”

自分が言ったことを目で見るまで、自分が何を考えているかなど、どうして分かるだろう。(訳は筆者)

E・M・フォースター(E. M. Forster、イギリスの作家、1879-1970)『小説の諸相(Aspects of the Novel)』(1927年)第5章「The Plot」。英語版 Wikiquote に載っている一文です

頭の中でぐるぐる回っている心配ごとは、紙に書き出して初めて、どれくらいの大きさなのかが見えてきます。

今日の研究で、不安な生徒が試験の前に書いたのも、自分の考えと気持ちでした。書くことは、相手に伝えるためだけのものではありません。自分の頭の中を見るためにも使えます。

明日は、授業の最後に、今日分からなかったことを1行だけ書かせてみてください。

THE FLIP

常識がひっくり返る話

テストの直前は、不安なことを考えさせないほうがいい。そう思っていませんか。不安を10分間書き出した不安の強い生徒は、期末試験の点が平均6%高くなりました

テストの直前、教室は静かです。顔がこわばっている生徒もいます。そんなとき、「気にしないで」「大丈夫、考えすぎないで」と声をかける先生は多いと思います。

不安は、考えれば考えるほど大きくなる。だから、試験の前は不安から目をそらさせたほうがいい。こう考えるのは自然です。わざわざ不安を思い出させて書かせるなど、逆効果に思えます。

では、試験の直前に、あえて不安を紙に書き出させたら、点はどうなるのでしょうか。

ところが

これを確かめたのが、シカゴ大学の Gerardo Ramirez と Sian Beilock です。2011年に、学術誌 Science に論文を出しました。ここでは、論文の要旨と、シカゴ大学の発表をのせた ScienceDaily、科学ニュース誌 Science News の記事から書きます。

1つ目は、大学生20人の実験です。
・短い数学のテストを2回受けた。2回目の前には、点がよければお金がもらえる、仲間の結果もあなたにかかっている、解く様子を録画して数学の先生が見る、と伝えて重圧をかけた
・2回目の前に、半分の人は10分間、テストへの気持ちを書いた。残りの半分は、10分間ただ座っていた
・座っていた人は、正答率が12%下がった。気持ちを書いた人は、5%上がった

2つ目は、アメリカ中西部の高校での実験です。
・2年続けて、合わせて106人の9年生(アメリカの高校の最初の学年)が、生物の期末試験の前に10分間の書く課題に取り組んだ
・先生が2つの課題を無作為に割り振った。半分は試験への気持ちを書き、残りの半分は試験に出そうにない生物の話題について書いた

不安の強い生徒の中で、気持ちを書いた生徒の点は、生物の話題を書いた生徒より平均6%高くなりました。成績で言うと、B+ と B− の差です。Science News によると、不安の強い生徒は、それまでの3回の中間試験で、不安の少ない生徒より6%ほど低い点を取っていました。気持ちを書いた生徒では、その差が消えました。

不安の少ない生徒では、どちらの課題でも点は変わりませんでした。

注意点が2つあります。

1つ目。効いたのは、不安の強い生徒だけでした。全員の点が上がるわけではありません。

2つ目。Science News によると、Beilock 自身も、不安の強い生徒がこの方法を何度もくり返して点を上げられるかは分からない、と話しています。研究に加わっていない心理学者の James Pennebaker も、効き目がだんだん薄れるかもしれないと述べています。

それでも、試験の前の声かけを見直すきっかけにはなります。「気にしないで」と不安を押しこめるより、いったん紙に出させる。定期考査のような大きな試験の前に、まず1回試してみるのがよいと思います。

動画で見る

VOA Learning English|不安な生徒は、心配ごとを書くとテストの点が上がる (VOA Learning English) アメリカの国営放送 VOA の英語学習チャンネルです。題名は「Anxious Students Gain on Tests by Writing About Fears」で、学習者向けにゆっくり読まれています。

明日の授業でやること|次の定期考査の前に、不安を書き出す時間を10分とる

  1. 試験の前の時間に、10分だけ書く時間をとると決めておきます
  2. 白い紙を配り、「今度の試験について、いま考えていることや気持ちを、そのまま書いてください。誰にも見せません」と伝えます
  3. 10分たったら紙を折らせ、そのまま持ち帰らせるか、筆箱にしまわせます。先生は中を読みません
  4. 試験が終わったら、書いてみてどうだったかを、生徒に一言だけ聞いてみます

この号で触れたリンク

今日の研究では、試験の直前に10分間、不安を書き出した不安の強い高校生の点が、平均6%高くなりました。ただし、効いたのは不安の強い生徒だけで、何度くり返しても効くかは分かっていません。

次の小テストの前に、3文だけ気持ちを書く時間をとってみてください。生徒の顔がどう変わるかを、見てみてください。

またあした。

Vol.82 10.30.2026

よくある質問

テストの前に不安を書き出すと、点は上がるのですか。

2011年のシカゴ大学の研究では、アメリカの高校の9年生106人が、生物の期末試験の前に10分間の書く課題に取り組みました。不安の強い生徒の中では、試験への気持ちを書いた生徒の点が、生物の話題を書いた生徒より平均6%高くなりました。

誰にでも効くのですか。

いいえ。同じ研究では、不安の少ない生徒は、どちらの課題でも点が変わりませんでした。研究者の Beilock も、くり返し使って点を上げられるかは分からないと話しています。

英語の授業では、どう取り入れればよいですか。

小テストや定期考査の前に、短い時間をとって気持ちを書かせる形が取り入れやすいと思います。英語で書くなら、I feel … / I'm worried about … / But I will … の3つの書き出しを黒板に書いておくと、生徒が書き始めやすくなります。研究と同じ効果が出るかは確かめられていないので、まずは試してみる形にしてください。