英語で友達を励ます|すぐ使えるAIプロンプト3本
AI×英語 第37回
友達がテストに落ちた、つらい知らせを受けた。そんなとき英語でどう声をかければいいか迷い、結局『頑張って』としか言えなかった、ということはありませんか。今日は、話を遮らず受け止める相槌を作るプロンプト、メッセージを書くプロンプト、状況に合わせて言葉の重さを選ぶフレーズ集を作るプロンプトの3本を紹介します。
監修:原田高志(原田英語.com)
友達が『テストに落ちた』『ケガをした』とつらい話をしてくれたとき、英語で何と返せばいいか分からず、結局『頑張って』としか言えなかった、ということはありませんか。今日は、話を遮らずに受け止める相槌、メッセージで送る言葉、状況に合わせて言葉の重さを選ぶフレーズ集の3本を紹介します。
英語での励ましがうまくいかないのは、英語力の問題ではなく『言葉の重さ』を選べていないからです。軽すぎれば他人事に聞こえ、重すぎれば大げさに感じさせてしまいます。3本とも、まず相手の話をそのまま受け止め、そのうえで状況に合った重さの言葉を選ぶ、という同じ骨組みでできています。この型さえ覚えれば、場面が変わっても応用できます。
友達が落ち込んだ話をしているとき、遮らずに受け止める相槌を用意する
話す力が伸びる
話を聞いている途中で、何と言えばいいか分からず、つい黙ってしまうという悩みに向けたプロンプトです。状況を伝えると、話を遮らずに『ちゃんと聞いているよ』と伝える短い相槌と、話が終わったあとの一言を用意します。
I'm listening to a friend who is going through a hard time, and I want to respond in a way that shows I'm listening carefully, without interrupting or jumping straight to advice.
Here is what they told me:
"""(友達が話してくれた内容を書く:例 I failed my driving test for the third time and I feel like giving up)"""
Please:
1. Give me 3 short things I can say while they are still talking, to show I'm listening (not full sentences, just natural reactions).
2. Give me 1 sentence I can say after they finish, that shows I understood the specific thing they told me.
3. Give me 1 gentle question that invites them to keep talking, without sounding like I'm trying to fix their problem.
Do NOT give me advice-giving phrases like "you should" or "why don't you." I want to listen first, not solve the problem. つらい話をしている友達の話を聞いています。話を遮ったり、すぐにアドバイスをしたりせず、『ちゃんと聞いているよ』と伝わる反応をしたいです。
友達が話してくれた内容はこちらです。
"""(友達が話してくれた内容を書く:例 3回目の運転免許の試験にも落ちて、もうやめたい気分だと言っていた)"""
次のことをしてください。
1. 相手がまだ話している途中に言える、聞いていると伝わる短い相槌を3つ挙げてください(文ではなく、自然な相槌でお願いします)。
2. 相手が話し終えたあとに言う、『具体的に何を言われたか、ちゃんと分かっている』と伝わる1文を作ってください。
3. 問題を解決しようとしている感じにならず、続きを話したくなるような、やさしい質問を1つ作ってください。
"You should"や"why don't you"のような、アドバイスをする言い方は入れないでください。まずは聞くことに集中したいです。 使いかた
- 1 友達の話を最後まで聞き、途中で口を挟みたくなっても我慢する
- 2 相槌は短く、うなずくような感覚で挟む
- 3 話が終わったら、相手が言った具体的な言葉を1つ拾って返す
- 4 アドバイスは、相手が『どうしたらいいと思う?』と聞いてきたときまで取っておく
こんな形で返ってきます
入れたもの(例)
3回目の運転免許の試験にも落ちて、もうやめたい気分だと言っていた
返ってくる形(抜粋)
相槌: 1. "Oh no..." 2. "That's so frustrating." 3. "I hear you." 話を受け止める1文: "Three times in a row would be exhausting for anyone." 続きを促す質問: "How are you feeling about trying again?"
返ってきたら、この一言を続ける
-
Give me a way to check if they want advice or just someone to listen.
アドバイスが欲しいのか、ただ聞いてほしいだけなのかを確認する言い方も教えてください。
-
What can I say if they suddenly change the subject?
急に話題を変えられたときの返し方も教えてください。
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テストに落ちた、ケガをしたなど、つらい知らせを受けたときのメッセージを書く
書く力が伸びる
重すぎず、軽すぎない言葉が見つからず、結局『頑張って』としか送れないという悩みに向けたプロンプトです。状況を伝えると、相手の気持ちに寄り添いながら、押しつけがましくならないメッセージを作ります。
A friend just told me some difficult news, and I want to send them a short message that feels warm and genuine, not like a generic "good luck" text.
Here is what happened:
"""(友達に起きたことを書く:例 they didn't get into the university they wanted)"""
Please:
1. Write 2 short message options (2-3 sentences each) I could send.
2. In each one, refer to the specific thing that happened, not just "I heard the news."
3. End each message with an offer of something concrete, like listening or spending time together, instead of an empty "stay strong."
Do NOT use generic phrases like "everything happens for a reason" or "just stay positive." Keep the tone warm but realistic. 友達からつらい知らせを聞きました。ありきたりな『頑張って』ではなく、温かくて本心が伝わる短いメッセージを送りたいです。
起きたことはこちらです。
"""(友達に起きたことを書く:例 志望していた大学に不合格だった)"""
次のことをしてください。
1. 送れる短いメッセージ案(それぞれ2〜3文)を2つ書いてください。
2. どちらのメッセージにも、『話は聞いたよ』ではなく、具体的に何が起きたかに触れてください。
3. どちらも、空っぽな『元気出して』ではなく、話を聞くことや一緒に過ごすことなど、具体的な申し出で締めてください。
"everything happens for a reason"や"just stay positive"のような、ありきたりな言い方は使わないでください。温かいけれど、現実的なトーンにしてください。 使いかた
- 1 送る前に、相手が『励まされたい気分』か『そっとしておいてほしい気分』かを考える
- 2 具体的な出来事に一言触れてから、気持ちに触れる
- 3 最後は質問か、具体的な申し出で締める
- 4 送信前に、声に出して読んで、押しつけがましくないか確認する
こんな形で返ってきます
入れたもの(例)
志望していた大学に不合格だった
返ってくる形(抜粋)
案1: "I'm really sorry about the university news. I know how much work you put into it. Want to grab coffee this week and talk, or just hang out and not talk about it at all?" 案2: "That's such disappointing news, especially after everything you put in. I'm here whenever you want to talk, no pressure."
返ってきたら、この一言を続ける
-
Make the first option a little shorter, for a text message.
1つ目の案を、テキストメッセージ向けにもう少し短くしてください。
-
Give me a follow-up message I can send a few days later.
数日後に送るフォローアップのメッセージも教えてください。
『大丈夫?』で終わらせない、状況別の励ましフレーズ集を作る
単語力が伸びる
どんな場面でも同じ『Cheer up!』しか出てこず、深刻な話のときに軽すぎる言葉になってしまうという悩みに向けたプロンプトです。1つの状況について、軽い言葉から込み入った状況向けの言葉までを段階的に用意します。
I want a set of English phrases for comforting someone, ranging from light and casual to deeply supportive, so I can match the phrase to how serious the situation is.
Here is the situation:
"""(相手の状況を書く:例 a friend is stressed about exams next week)"""
Please:
1. Give me 4 phrases for this situation, ordered from lightest to most serious.
2. For each phrase, add a one-line note on when to use it (e.g. "casual, day-to-day stress" or "when someone is deeply upset").
3. Mark clearly which phrase would sound too light if the situation were actually serious.
Do NOT include any phrase that sounds dismissive, like "it's not a big deal" or "could be worse." 誰かを励ます英語のフレーズを、軽くてカジュアルなものから、しっかり支える重めのものまで、状況の深刻さに合わせて選べるように用意したいです。
状況はこちらです。
"""(相手の状況を書く:例 友達が来週のテストのことでストレスを感じている)"""
次のことをしてください。
1. この状況に使えるフレーズを、いちばん軽いものからいちばん深刻な場面向けのものまで4つ挙げてください。
2. それぞれのフレーズについて、いつ使うか(『日常のちょっとしたストレスに』『深く落ち込んでいるときに』など)を一言添えてください。
3. もし状況が実はもっと深刻だった場合、軽すぎて聞こえるフレーズがどれかを、はっきり示してください。
"it's not a big deal"や"could be worse"のような、軽く扱っているように聞こえるフレーズは入れないでください。 使いかた
- 1 相手の状況がどれくらい深刻か、まず自分の中で見積もる
- 2 迷ったら、軽いフレーズより少しだけ重いフレーズを選ぶ
- 3 相手の反応を見て、次に話すときの重さを調整する
- 4 深刻な話のときは、フレーズだけに頼らず、実際に時間を作って会う
こんな形で返ってきます
入れたもの(例)
友達が来週のテストのことでストレスを感じている
返ってくる形(抜粋)
1. "You've got this!" (日常のちょっとしたストレスに、いちばん軽い) 2. "I know finals are really stressful right now." (共感を示す、ふだん使い) 3. "It's okay to feel overwhelmed. You don't have to have it all figured out." (プレッシャーが強いとき) 4. "I'm really worried about how much this is weighing on you. Can we talk?" (深く落ち込んでいるとき向け。テスト程度の話には重すぎる)
返ってきたら、この一言を続ける
-
Give me a version of the second phrase I could text instead of say out loud.
2つ目のフレーズを、声に出す代わりにメッセージで送れる形にしてください。
-
What should I avoid saying if they start crying?
相手が泣き出してしまったとき、言わないほうがいい言葉も教えてください。
AI相手に、声に出してみる
音声を聞いて、そのまま真似してください。AIとの英会話は、この一言から始まります。
Can you give me a version of this that sounds warmer?
この文の、もっと温かい感じのバージョンをもらえますか。
Make this sound less like advice and more like I'm just listening.
アドバイスっぽくではなく、ただ聞いている感じにしてもらえますか。
Give me one more sentence I can add if they start crying.
相手が泣き出してしまったときに足せる一文も、もう1つ教えてください。
AI時代の英語学習、ここだけは
相槌は『解決』ではなく『受け止め』から始める
話を聞いている最中は、アドバイスより先に、相手の言葉をそのまま受け止める一言を挟みましょう。解決策は、相手が求めてから渡しても遅くありません。
深刻さに合わせて、言葉の重さを変える
どんな場面にも同じフレーズを使うと、軽すぎたり重すぎたりします。日常の愚痴には軽く、深く落ち込んでいるときはしっかりした言葉を選びましょう。
AIが作った言葉も、声に出して確認する
文字にすると自然でも、声に出すと硬く聞こえることがあります。送る前や言う前に、一度自分の声で読んでみましょう。
⚠️ 使うときの注意
⚠️ 友達が深く落ち込んでいる、あるいは自分や誰かを傷つけそうな様子があるときは、AIが作ったフレーズだけに頼らず、家族や先生、専門の相談窓口など、実際に頼れる人へつなぐことを優先してください。
励ましの言葉は、正解の1文を探すことではありません。相手の話をそのまま受け止め、状況に合わせて重さを選ぶ。この2つさえ意識すれば、英語でも気持ちは十分に伝わります。
原田高志