英語スラング・略語・流行語・新語

【cringe】SNSに超絶出てくる英会話・英語スラングの意味や使い方 ~音声つき~ TikTok,X,Facebookやネットに頻出!

原田英語マン
原田英語マン
ネイティブがよく使う英会話表現や慣用表現、ことわざ、イディオム、英熟語を特集していきます。2019年度の早稲田大学文化構想学部の会話表現問題で7問中6問が的中して話題となった原田高志著「ネイティブがよく使う順:英会話スピード表現520」が出版されてから10年以上が経ち、原田英語.comで”シン・英会話スピード表現”として生まれ変わります!

cringe

【意味・使い方】

★ 恥ずかしさや不快感で身をすくめたくなるような感覚。「ギョッとする」「ゾッとする」といったニュアンス。
★ 見ていて恥ずかしくなるような、気まずくて耐えられないような言動や状況のこと。
★ ダサい、寒い、キモいなど、否定的な意味合いで使われることが多い。
★ 最近ではインターネットスラングとして、何かに対して感じる嫌悪感や不快感を表すのにも使われる。

【読み方】

クリンジ

【ポイント解説】

Cringeは、もともと「身をすくませる」「ひるむ」といった意味の動詞でしたが、最近ではスラングとして「めちゃくちゃ恥ずかしい」「ドン引きする」「見ていられない」といったニュアンスで使われています。

特に若者の間では、他人の気まずい行動や発言、ダサいファッションなどを表現する言葉として大流行中。例えば、「His dance moves are so cringe.(彼のダンスの動きめっちゃイタい)」や「I cringed so hard watching that video.(あの動画見てガチでドン引いた)」のように使います。

Cringeの名詞形のCringe-worthyという言葉もよく使われ、「ドン引きするようなこと」を意味します。また、secondhand embarrassment(他人の恥ずかしさで自分まで恥ずかしくなること)を表すのにもCringeがよく使われます。

ソーシャルメディアの発達により、人の失敗や恥ずかしい瞬間が拡散されやすくなったことから、Cringeという言葉が流行したのかもしれません。でも使いすぎには注意。相手をバカにしているように聞こえてしまう可能性もあるので、友達同士の会話で軽い調子で使うのがおすすめです。

【例文】

A: OMG, did you see what he posted on Instagram? So cringe.
「OMG、彼がインスタに投稿したの見た?マジで寒気するわ」

B: Yeah, I couldn’t even watch the whole video. Had to look away.
「そう、最後まで見られなかったの。目を背けざるを得なかったわ」


 

関連記事