実証済み🔬 実証済み(論文)
自己評価/ポートフォリオ
自己評価の効果
“どれくらいできる?”の自己評価、テストと結構一致する。
- カテゴリ
- 研究で確かめられた指導
- ありえへん度
- ★☆☆☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
実証済み =論文(多くはメタ分析)で効果が確かめられた方法です。
外国語の自己評価が、テストなど外からの測定とどれくらい一致するかを調べたたくさんの研究の結果を集めて、全体として効果があるか、どれくらい効くかを数字でまとめる分析。1本の研究より信頼しやすい。です(Ross, 1998)。自己評価は外からの測定とかなりの程度一致しており、学習者の経験によって正確さが変わることも分析されました。自己評価をすれば力が伸びる、という研究ではありません。目安としてどれだけ使えるかを確かめた研究です。
📚 根拠論文・メモ(1本)
- Ross (1998) Self-assessment in second language testing: a meta-analysis and analysis of experiential factorsLanguage Testingdoi.org/10.1177/026553229801500101
🎓原田先生の使いこなし講義
👀 目から鱗ポイント
- 自己評価は“甘くなる”と思われがちですが、研究を束ねると、外部のテストとの対応はしっかりしたものでした。
- 当てやすさは技能や経験によって変わります。自己評価の“精度”そのものも、研究の対象になっているのです。
🙅 よくある誤解
「自己評価なんて当てにならない」は誤解。研究をまとめると、自己評価とテストの結果には、はっきりした対応関係が見られました。
💡 効かせるコツ
- “〜ができる”という具体的な行動で評価する
- CAN-DOリストを使い、テストのない時期の目安にする
- ときどきテストの結果と見比べ、自己評価のクセを知る
今日やること“英語で〜できる”を5つ書き、それぞれ○△×で今日の自分を評価してみましょう。
📝 自己評価/ポートフォリオの取り入れ方
- “英語で道案内ができる”など、できることリストを作る
- 各項目を自分で○△×で評価する
- 1〜2か月後にもう一度評価し、変化を見る
🔬 自己評価/ポートフォリオ、研究ではどうなの?
自己評価とテストなどの結果がどれくらい一緒に動くか(「相関」は、2つのことがいっしょに増えたり減ったりする関係。「因果」は、片方がもう片方の原因になっている関係。相関があっても、原因だとは限らない。)を報告した研究を集めて、まとめました。読む・聞く・話す・書くの技能ごとの違いや、学習者の経験の影響も分析しています。1990年代までの研究のまとめで、扱った研究の数も多くありません。
🤔 なぜ見落とされがち?
自己評価は“甘くなる”“当てにならない”と思われがちで、テストの点数ほど信用されません。
英語学習あるある“英語できる?”と聞かれて、“ちょっとだけ”と答えがち。
原田先生のひとこと 先生の感想
“自分の英語力は自分が一番わかってる”は、そこそこ本当らしい。CAN-DOリストもバカにできませんね。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
