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共通テスト英語リスニング第5問 究極マニュアル:満点を取るためのコツ&超絶テクニック集


📖 第5問は怖くない!むしろ得点源にできる!

「第5問って音声が長くて難しそう…」って思っていませんか?

実はそれ、大きな勘違いなんです。

確かに音声は長いけど、話すスピードはゆっくりだし、構成もめちゃくちゃ分かりやすい。正しいやり方で対策すれば、第5問は安定して高得点が取れる「おいしい問題」になるのです!

このマニュアルでは、第5問を完全攻略するための思考法とテクニックを、超絶分かりやすく解説していきます。最後まで読んで実践すれば、きっと第5問マスターになれるはずです!


🔍 第1章:まずは敵を知ろう!第5問ってどんな問題?

1-1. 第5問の基本データ

まずは第5問がどんな問題なのか、基本情報をチェックしよう。

項目 内容
問題の形式 大学の講義みたいな長めのリスニング
音声は何回? 1回だけ(集中力が大事!)
配点 15点前後(結構デカい)
音声の長さ 約2~3分
話すスピード ゆっくり~普通(第1問より遅い)
特徴 ワークシート(メモ用紙みたいなやつ)やグラフと一緒に出る

1-2. 第5問の構成を分解してみよう

第5問は3つのパートでできてる。それぞれの役割を理解しておこう。

状況説明(日本語)

「これから何についての講義を聞くのか」が日本語で書いてある。ここで心の準備をする。

:「あなたは大学で、アジアゾウに関する講義を聞いています」

ワークシート(英語)

講義の内容をまとめたメモ用紙。空欄があって、そこを埋めるのが問題の中心

超重要ポイント:ワークシートは講義の「設計図」そのもの。音声は基本的にワークシートの上から順番に進んでいく。

設問

ワークシートの空欄を埋める問題と、講義全体の内容を理解してるか確認する問題がある。

1-3. 過去に出たテーマを見てみよう

過去5年間で、こんなテーマが出題されてる。

年度 テーマ どんな内容?
2021年 幸福論 人間の幸せについての心理学的な話
2022年 ギグワーク Uber Eatsみたいな働き方の話
2023年 アジアゾウ ゾウの生態や保護の話
2024年 ガラスと現代生活 ガラスの科学的な性質の話
2025年 贈り物の再贈 もらったプレゼントを別の人にあげる文化の話
ポイント:どれも「ちょっと硬めだけど、日常生活に関係ある教養的な話」。NHKの教育番組みたいなイメージ。

1-4. 2025年度から新しくなった部分

2025年度から、第5問がパワーアップした。

従来:講義を聞いてワークシートを埋めるだけ

2025年~:講義+学生同士の会話+グラフの読み取り

つまり、「聞く力」だけじゃなくて、「情報を統合して判断する力」も必要になったってこと。

でも大丈夫、このマニュアルで完璧に対策できる!


🎯 第2章:満点を取るための「3ステップ攻略法」

第5問は、3つのステップで攻略する。このステップを体に叩き込めば、本番でも迷わない。

ステップ1【音声前】:30秒で「予言」する

音声が流れる前の準備時間が超重要。ここで勝負の半分が決まる。

状況説明を読む(5秒)

日本語の状況説明をサッと読んで、「何の話を聞くのか」を頭に入れる。

ワークシート全体を見渡す(15秒)

ワークシート全体をパッと見て、「どんな流れで話が進むか」を予測する。

具体例
タイトルが「Asian Elephants」
見出しが「特徴」「問題点」「解決策」→「ゾウの特徴を説明して、問題を指摘して、最後に解決策を提案する流れだな」って予測できる。

空欄の前後をチェック(10秒)

空欄の前後の文を読んで、「ここにはどんな単語が入りそうか」を予想する。

具体例
空欄の前に「feel」がある
選択肢に形容詞が並んでる→「感情を表す形容詞が入るな」って分かる。
時間配分のコツ:講義全体の内容を問う問題(問32とか問33)は後回しでOK。まずは空欄補充に集中!

ステップ2【音声中】:「ゼロ秒メモ」で脳に刻む

音声が流れ始めたら、いよいよ本番。ここでの鉄則は「メモは取らない」

なぜメモを取らないの?

普通のノートにメモを取ろうとすると、

書くことに集中して、音声を聞き逃す

メモを読み返す時間がない

結局使えない

だから、ワークシートに直接マーキングする「ゼロ秒メモ」術を使う。

ゼロ秒メモのやり方

聞き取った情報を、ワークシート上に記号や簡単な印で書き込むだけ。

具体例
正解っぽい選択肢の横に「◎」
違うと思った選択肢に「×」
迷ったら「?」

これだけ。書く時間はほぼゼロ。リスニングへの集中力を100%キープできる。

聞き逃し厳禁!3つの「クリティカル・ポイント」

音声を聞きながら、特に注意すべきポイントが3つある。

① パラフレーズ(言い換え)

音声で言ってた単語が、選択肢では別の単語になってるのが共通テストの定番。

実例(2025年度)

音声:「content」(満足している)→ 選択肢:「satisfied」

音声:「positive attitudes」(前向きな態度)→ 選択肢:「acceptable」

同じ意味の違う単語を使ってくるから、同義語の知識が超大事。

② 否定詞

「not」「never」「hardly」「rarely」みたいな否定の言葉は、意味を180度変えるから絶対に聞き逃しちゃダメ。

「hardly ever throw away」(ほとんど捨てない)→ 選択肢:「uncommon」(珍しい)

③ 仮定法・逆接

「~の予定だったけど、実際は…」みたいな表現は、事実と違うことを言ってるから要注意。引っかけ問題の定番。

「I was going to go to the library, but I went to the gym instead.」
(図書館に行く予定だったけど、実際はジムに行った)
→ 「図書館に行った」は×

これらのポイントが聞こえたら、ワークシートに★マークとかつけておこう。

ステップ3【音声後】:最終確認で完璧に仕上げる

音声が終わったら、最後の仕上げ。

ワークシート問題の確認

音声中にマーキングした内容を見直して、全体の文脈と矛盾してないかチェック。

全体理解問題を解く

後回しにしてた問32や問33(講義全体のテーマや要旨を問う問題)を解く。

ここまでくれば、講義の内容は完全に頭に入ってるはずだから、自信を持って解答しよう。

2025年度から増えた「学生の会話」や「グラフ問題」も、この段階で落ち着いて処理すればOK。


第3章:ライバルをぶっちぎる!超絶テクニック10選

ここからは、さらに得点力を上げるための「超絶テクニック」を10個紹介する。

テクニック① 『設計図』解読術

ワークシート=講義の設計図と考えよう。

ワークシートの構造(タイトル、見出し、空欄の位置)を見れば、「①問題提起 → ②具体例 → ③解決策」みたいな講義の流れが分かる。

効果:話の展開が予測できるから、迷わず聞ける。

テクニック② 『予言』先読み術

空欄の前後や品詞から、「ここにはこんな単語が入るはず」って予言する。

:空欄の前が「feel」、選択肢が形容詞 → 「感情を表す形容詞(happy, sad, worriedとか)が入る」って予測

効果:予測が当たれば、聞き取りの精度が爆上がり。

テクニック③ 『ゼロ秒メモ』術

ノートにメモを取るのをやめて、ワークシートに直接◎×?をつけるだけ。

効果:メモにかかる時間がゼロ。リスニングに100%集中できる。

テクニック④ 『選択肢』絞り込み術

音声を聞きながら、「これは絶対違う」って選択肢に×をつけて消去していく。

効果:迷いが減って、正解率アップ。

テクニック⑤ 『リスニング筋』強化術

毎日シャドーイングをして、英語を英語のまま理解できる「リスニング筋」を鍛える。

効果:長い音声を聞いても疲れなくなる。脳に余裕が生まれる。

テクニック⑥ 『頻出テーマ』予習術

過去問で出たテーマ(環境、心理学、テクノロジーとか)の関連語彙を事前に覚えておく

効果:本番で「知ってる話だ!」ってなれば、精神的に超ラク。

テクニック⑦ 『情報整理』マッピング術

聞き取った情報を、ワークシート上で矢印や線で結んで、関係性を可視化する。

:「原因」と「結果」を矢印で結ぶ、「賛成意見」と「反対意見」を対比させる

効果:複雑な内容もスッキリ整理できる。

テクニック⑧ 『直前』イメージトレーニング術

試験直前に、攻略フロー(先読み→ゼロ秒メモ→確認)を頭の中で再生する。

効果:本番でスムーズに動ける。迷いがなくなる。

テクニック⑨ 『ゾーン』没入術

周りの雑音をシャットアウトして、英語の音声だけに100%集中する精神状態を作る。

やり方:深呼吸する、「自分はできる」って自己暗示をかける、目を閉じて英語モードに切り替える

効果:集中力MAX。聞き逃しゼロ。

テクニック⑩ 『タイムマネジメント』最適化術

過去問を解きまくって、「先読みに何秒、解答に何秒」って時間配分を体に叩き込む

効果:本番で焦らない。時間切れの心配がなくなる。


💪 第4章:毎日やろう!満点を取るためのトレーニングメニュー

テクニックを身につけるには、日々のトレーニングが必須。ここでは、効果抜群のトレーニング法を紹介する。

【最重要】シャドーイング

シャドーイング=英語の音声を聞きながら、少し遅れて真似して発音する練習

これが、リスニング力を上げる最強の方法。

シャドーイングの正しいやり方

ステップ1:スクリプトを見ずに音声を聞く → 自分がどれだけ聞き取れるか確認

ステップ2:スクリプトを精読する → 知らない単語、文法を完璧に理解

ステップ3:オーバーラッピング → スクリプトを見ながら、音声と同時に発音。スピード、リズム、イントネーションを完コピ

ステップ4:シャドーイング → スクリプトを見ずに、音声の少し後を追いかけて発音。最初は難しいけど、繰り返せばできるようになる

目標:毎日15分
これを続ければ、リスニング力は確実に上がる。

【補助】ディクテーション

音声を一文ずつ止めて、聞き取った内容を書き取る練習。

効果:細かい部分(冠詞のaとか、複数形のsとか)まで正確に聞き取れるようになる。

【補助】パラフレーズ特訓

同じ意味の違う単語をセットで覚える練習。


content = satisfied = happy
positive attitudes = acceptable = favorable
throw away = get rid of = discard

やり方:過去問で出てきたパラフレーズをリスト化、類義語辞典を使って関連語をまとめる

効果:パラフレーズ問題に強くなる。

【補助】アカデミック語彙強化

第5問で出る「ちょっと硬めの単語」を重点的に覚える

頻出分野

環境・科学:resource, pollution, species, bacteria, sustainable

心理・社会:attitude, behavior, perception, trend, impact

経済:benefit, cost, industry, consumer

やり方:単語帳の「社会」「科学」の章を重点的に、過去問に出てきた専門用語をまとめる


🎉 おわりに:自信を持って本番に臨もう!

ここまで読んでくれたきみは、もう第5問を攻略するための武器を全部手に入れた。

第5問は確かに長いけど、構造は分かりやすいし、対策すれば絶対に得点源になる

このマニュアルで学んだ攻略フローとテクニックを、毎日のトレーニングで磨き上げよう。

そうすれば、本番で自信を持って解答できる。

試験会場で、隣の人が第5問に苦戦してるとき、きみは冷静に、そして確実に正解を導き出してるはず。

きみならできる。自信を持って、頑張れ!

📚 【付録】すぐ使える!お役立ちリスト

頻出パラフレーズ・リスト

元の表現 言い換え
feel bad about worry, regret
content satisfied, happy
positive attitudes acceptable, favorable
hardly ever uncommon, rarely, seldom
throw away get rid of, discard
a lot of many, numerous, plenty of
help assist, support, aid
important crucial, significant, essential
improve enhance, better, upgrade
reduce decrease, cut down, lower

頻出アカデミック単語集

環境・科学系

resource(資源)、environment(環境)、pollution(汚染)、species(種)、bacteria(バクテリア)、recycle(リサイクルする)、sustainable(持続可能な)

心理・社会系

attitude(態度)、behavior(行動)、emotion(感情)、perception(認識)、trend(傾向)、impact(影響)、survey(調査)

経済系

benefit(利益)、cost(費用)、value(価値)、industry(産業)、consumer(消費者)、financial(財政の)
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