洋楽で英語学習!(翻訳・和訳・歌詞つき)

【洋楽の歌詞/和訳/意味】Houdini / EMINEM エミネムのフーディーニで英語学習!スラング&曲解説・超絶翻訳つき!伝説の奇術師Houdiniとは?

Houdi / EMINEM

[Skit: Paul Rosenberg]
Hey, Em, it’s Paul
Uh, I was listening to the album
Good fucking luck, you’re on your own

[スキット: ポール・ローゼンバーグ]
よう、エム。ポールだ
あのな、新しいアルバムを聴いたんだが
もうお前は終わりだ、一人で勝手にやれ

[Intro: Eminem]
Guess who’s back, back again?
Shady’s back, tell a friend
Guess who’s back, guess who’s back
Guess who’s back, guess who’s back
Guess who’s back, guess who’s back
Guess who’s back
(Da-da-da, da, da, da, da, da, da)
(Da-da-da, da, da, da, da)

[イントロ: エミネム]

誰が戻ってきたと思う?そう、また俺だ
シェイディが帰ってきたぜ、みんなに言い触らせろ
誰が戻ってきた?誰が戻ってきた?
誰が戻ってきた?誰が戻ってきた?
誰が戻ってきた?誰が戻ってきた?
戻ってきたのは誰だ?
(ダ・ダ・ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ)
(ダ・ダ・ダ、ダ、ダ、ダ、ダ)

[Verse 1: Eminem]
Well, look what the stork brung
(What?) Little baby devil with the forked tongue
And it’s stickin’ out, yeah, like a sore thumb
(Bleah) With a forehead that it grew horns from
Still a white jerk
Pullin’ up in a Chrysler to the cypher with the vic’s, percs and a Bud Light shirt
Lyrical technician, an electrician y’all light work
And I don’t gotta play pretend, it’s you I make believe
And you know I’m here to stay ‘cause me
If I was to ever take a leave, It would be aspirin to break a feve
If I was to ask for Megan Thee Stallion if she would collab with me
Would I really have a shot at a feat? (Ha!)
I don’t know, but I’m glad to be back, like

[ヴァース 1: エミネム]
見ろ、コウノトリが運んできたのは何だ?
(何だって?)二股の舌を持つ小さな悪魔野郎だ
ほら、できものみたいに飛び出してるだろ
(ブレー)角が生えた額から
相変わらずの白人野郎だ
クライスラーに乗ってサイファーに乗り込む、ヴィックスとパーコセットとバドワイザーのTシャツを着て
言葉の魔術師、電撃テクニシャン、お前らなんて朝飯前だ
俺は芝居する必要はねえ、お前を信じ込ませるのは俺の仕事だ
そして俺がここに居座り続けるのは分かってるだろ、なぜなら俺は
もし休暇を取るとしたら、熱を下げる薬になるだけだからな
もしメーガン・ジー・スタリオン(
ミーガン・ザ・スタリオン)にコラボを持ちかけたら
フィーチャリングのチャンスはあるのかな?(ハッ!)
分からねえけど、こうして戻ってこれて嬉しいぜ

[Chorus: Eminem]
Abra-abracadabra
(And for my last trick) I’m ‘bout to reach in my bag, bruh
Abra-abracadabra
(And for my last trick, poof) Just like that and I’m back, bruh

[コーラス: エミネム]
アブラカダブラ
(最後の手品として)俺のバッグに手を突っ込むぜ
アブラカダブラ
(最後の手品として、プーフ)あっという間に俺は帰ってきた

[Verse 2: Eminem]
Now back in the days of old me
(When) Right around the time I became a dope fiend
Ate some codeine, as a way of coping taste of opiates, case of O.E
​Turned me into smiley face emoji
My shit may not be age appropri—
Ate but I will hit an eight year old in the face with a participation trophy
‘Cause I have zero doubts
That this whole world’s ‘bout to turn into some girl scouts
That censorship bureau’s out
To shut me down so when I started this verse
It did start off light-hearted at first
But it feels like I’m targeted
Mind bogglin’ how my profit has skyrocketed, look what I pocketed
Yeah, the shit is just like y’all have been light joggin’ and I’ve been running at full speed
And that’s why I’m ahead like my noggin, and I’m the fight y’all get in
When you debate who the best but ops I’m white-chalkin’ when
I step up to that mic, cock it then
“Oh my god, it’s him… not again!”

[ヴァース 2: エミネム]
昔の俺に戻ると
(いつ?)ちょうどドープ中毒になった頃
咳止めのコデインを食って、オピオイドの味、オールドイングリッシュのケース
俺はスマイリーの絵文字みたいになっちまった
俺のネタは年齢に合ってねえかもしれねえ
でも8歳のガキの面に参加賞のトロフィーをぶち込んでやるぜ
俺には疑う余地なんかねえ
この世界中がガールスカウトになろうとしてやがる
検閲局が俺を黙らせようとしてる
だからこのヴァースを始めた時は最初は軽い感じだったんだ
でも狙われてる気がするぜ
俺の儲けがどれだけ急上昇したか、頭がおかしくなりそうだ、稼いだものを見てみろよ
そう、まるでお前らがゆっくりジョギングしてる間に、俺はフルスピードで走り抜けてきたみてえだ
だから俺は頭一つ抜けてるんだ、そして俺はお前らが挑む相手だ
最高の MC を議論する時、でもよ、俺はマイクに白いチョークを付けるんだ
マイクの前に立って、コックを引いて
「なんてこった、また彼か!」って

[Chorus: Eminem]
Abra-abracadabra
(And for my last trick) I’m ‘bout to reach in my bag, bruh
Abra-abracadabra
(And for my last trick, poof) Just like that and I’m back, bruh

[コーラス: エミネム]
アブラカダブラ
(最後の手品として)俺のバッグに手を突っ込むぜ
アブラカダブラ
(最後の手品として、プーフ)あっという間に俺は帰ってきた

[Bridge: Eminem]
Sometimes I wonder what the old me’d say
(If what?) If he could see the way shit is today
(Look at this shit, man) He’d probably say that everything is gay
(Like happy!) What’s my name, what’s my name?

[ブリッジ: エミネム]
時々昔の自分が何て言うか考えるよ
(もし何?)今の状況を見たらってな
(こんなクソみたいな状況だぜ)きっと全てがゲイだって言うだろうな
(ハッピーみたいに!)俺の名前は何だ?俺の名前は?

[Verse 3: Eminem]
So, how many little kids still wanna act like me?
I’m a bigger prick than cacti be
And that’s why these words sting, just like you were being attacked by bees
In the coupe leaning back my seat
Bumpin’ R. Kelly’s favorite group, the black guy pee’s
In my Air Max 90’s
White T’s walkin’ parental advisory
My transgender cat’s Siamese
Identifies as black, but acts Chinese
Like a motherfuckin’ hacky sack I treat the whole world, ‘cause I got it at my feet
How can I explain to you?
That even myself, I’m a danger too
I hop on tracks like a kangaroo
And say a few things or two to anger you
But fuck that, if I think that shit, I’ma say that shit
Cancel me what? Okay, that’s it, go ahead, Paul, quit
Snake-ass prick, you male crossdresser, fake-ass bitch
And I’ll probably get shit for that
(Watch) But you can all suck my dick, in fact
Fuck them, fuck Dre, fuck Jimmy, fuck me, fuck you, fuck my own kids they’re brats (Fuck ‘em)
They can screw-off, them and you all
You too, Paul, got two balls, big as RuPaul’s, what you thought you saw ain’t what you saw
‘Cause you’re never gon’ see me
Caught sleepin’ and see the kidnappin’ never did happen
Like Sherri Papini, Harry Houdini, I vanish into the thin air as I’m leaving, like

[ヴァース 3: エミネム]
で、どれだけのガキどもが未だに俺みてえになりたがってんだ?
俺はサボテンよりもヒドい野郎だ
だからこの言葉は刺すんだ、まるでハチに襲われてるみたいに
クーペの中で座席を倒して
R.ケリーの大好きなグループ、ブラック・ガイ・ピーを爆音で流す
俺のエアマックス90で
白いTシャツを着て、ペアレンタル・アドバイザリーを歩く
俺のトランスジェンダーの猫はシャム猫
黒人だと言い張るくせに、中国人みたいに振る舞いやがる
まるでハッキーサックみたいに、俺は世界中を手玉に取る、だって俺の足元にあるからな
どうやって説明すりゃいいんだ?
俺は自分にも危険な存在だってことを
俺はカンガルーみたいにトラックに飛び乗って
お前を怒らせるようなことを言うんだ
でもクソくらえだ、そう思ったら言っちまうんだ
俺をキャンセルだって?何だと?いいぜ、やれるもんならやってみろ、ポール、辞めちまえ
卑怯者、お前は男のくせに女装する、偽善者の糞野郎
そのことで叩かれるだろうけどよ
(見てろや)でもお前らは全員俺のをしゃぶれ、マジで
クソくらえ、ドレもクソくらえ、ジミーもクソくらえ、俺もクソくらえ、お前もクソくらえ、俺の子供たちだって腐れガキどもだ(クソくらえ)
奴らも失せろ、お前らもな
お前もだ、ポール、ルポールみたいにデカい玉が2つもあるくせによ、お前が見たと思ったもんは見てねえんだ
お前は二度と俺を見ることはねえからな
眠ってるところを捕まえられて、誘拐なんて起きなかったんだ
シェリー・パピーニみたいに、ハリー・フーディーニみたいに、俺は消えるんだ、まるで

Don’t worry I just got my license back

心配すんな、ちょうど免許証が戻ってきたところだ

[Chorus: Eminem]
Abra-abracadabra
(And for my last trick) I’m ‘bout to reach in my bag, bruh
Abra-abracadabra
(And for my last trick, poof) Just like that and I’m back, bruh

[コーラス: エミネム]
アブラカダブラ
(最後の手品として)俺のバッグに手を突っ込むぜ
アブラカダブラ
(最後の手品として、プーフ)あっという間に俺は帰ってきた

★原ちゃんのスラング解説★

1. “Stork brung”
– 意味: コウノトリが運んできた
– ⇒ 新しい赤ん坊が生まれたことを指す表現。ここでは、「小さな悪魔の赤ん坊」を表現。

2. “Forked tongue”
– 意味: 二枚舌
– ⇒ 嘘をつく人や裏表がある人を指すスラング。ここでは、「小さな悪魔」の特徴として使われている。

3. “Sore thumb”
– 意味: 目立つ存在
– ⇒ 何かが目立ちすぎて周りと調和しないことを表すスラング。「目立つ存在」として使われる。

4. “Abra-abracadabra”
– 意味: アブラカダブラ(魔法の言葉)
– ⇒ 魔法の呪文やトリックを表す言葉。ここでは、自分のカムバックや復活を魔法のように表現。

5. “Dope fiend”
– 意味: 麻薬中毒者
– ⇒ 麻薬に依存している人を指すスラング。過去の自分を振り返る際に使われている。

6. “Case of O.E”
– 意味: オールドイングリッシュ(ビールのブランド)
– ⇒ ビールブランド。ここでは、アルコール依存の一例として使われている。

7. “White-chalkin’”
– 意味: 白いチョークで書く
– ⇒ 犯罪現場の死体の周りに白いチョークで線を引くことを指すスラング。ここでは、自分が相手を圧倒することを示す。

8. “Cancel me”
– 意味: 自分をキャンセルする
– ⇒ 社会的に排斥されることを指すスラング。ここでは、自分の発言や行動が物議を醸し、キャンセルカルチャーの標的になることを示唆。

9. “Two balls, big as RuPaul’s”
– 意味: ルポールのように大きな2つの玉
– ⇒ ルポール(有名なドラァグクイーン)の名前を使って、自分の勇気や度胸を誇示する表現。

10. “Harry Houdini”
– 意味: ハリー・フーディーニ(伝説の脱出アーティスト)
– ⇒ 自由自在に消える能力を持つことを指す。ここでは、自分が状況から脱出し、消えることができることを示唆。

11. “Girl scouts”
– 意味: ガールスカウト
– ⇒ 社会が弱くなること、または柔和になることを皮肉る表現。世界がガールスカウトのように「大人しい」方向に向かうことを示唆。

12. “Fight y’all get in”
– 意味: 君たちが巻き込まれる戦い
– ⇒ 他のラッパーやリスナーが自分と競争することを示す。自分が競争の中で優位に立っていることを示唆。

13. “Bumpin’ R. Kelly’s favorite group, the black guy pee’s”
– 意味: R.ケリーの好きなグループ(おしっこする黒人)
– ⇒ ここでは皮肉を含んだ表現。R.ケリー(R&B歌手)のスキャンダルにかけたジョーク。

14. “Hacky sack”
– 意味: ハッキサック(足で蹴る遊び道具)
– ⇒ 軽くて扱いやすい物体を指す。ここでは、世界が自分の足元にあることを示す。

【原ちゃんチェック】

エミネムの最新シングル「Houdini」は、彼の12枚目のアルバム「The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)」からのリードシングルとしてリリースされました。曲名の「Houdini」は、20世紀初頭に活躍した伝説的なマジシャン、ハリー・フーディーニから取られています。

「Houdini」は、1982年にスティーヴ・ミラー・バンドがリリースしたヒット曲「Abracadabra」をサンプリングしており、エミネムらしいユーモアとパンチの効いた歌詞が特徴です。また、2002年の代表曲「Without Me」の一節を引用するなど、往年のファンにはたまらない内容となっています。

ミュージックビデオでは、「Without Me」を彷彿とさせるコミック調の映像が展開。エミネムが過去の自分と共演するというユニークな演出がなされており、ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグ、50セントといった豪華ゲストも登場します。

歌詞の内容は、時に挑発的で論争を呼ぶものの、それがエミネムのスタイルでもあります。彼は、自身の分身とも言えるスリム・シェイディのキャラクターを通して、社会への風刺や皮肉を織り交ぜながら、圧倒的なフロウとライミングでリスナーを魅了します。

「Houdini」は、ノスタルジックな要素と現代的なサウンド、そしてエミネム独特の毒舌が絶妙にブレンドされた、ファン待望の新曲と言えるでしょう。彼は今なお、ラップシーンの第一線で活躍し続ける稀有なアーティストです。今回の新曲リリースを通して、エミネムの創造力と表現力は衰えるどころか、ますます磨きがかかっていることを証明したと言えます。

 エミネムが2024年5月31日に最新シングル「Houdini」をリリースしました。この曲名は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した伝説的な奇術師ハリー・フーディーニにちなんでいます。

【ハリー・フーディーニ】
1874年ハンガリー生まれのユダヤ人奇術師。本名はエーリック・ワイズ。
・アメリカに移住後、脱出マジックなどで一世を風靡し、奇術師として大成功を収めた。
・超常現象を信じず、霊能力者のトリックを暴くなど、懐疑主義者としても知られる。
・1926年10月24日、ミシガン州デトロイトで52歳の若さで死去。
・エミネムはデトロイト出身で、今年52歳になる。フーディーニとの偶然の一致が話題に。
・エミネムは過去にもフーディーニへのオマージュを楽曲に取り入れている。

新曲「Houdini」のミュージックビデオでは、エミネム自身の過去の姿と共演し、ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグ、50セントらも出演する豪華な内容となっています。曲では、スティーヴ・ミラー・バンドの1982年ヒット曲「Abracadabra」がサンプリングされており、エミネムらしい遊び心あふれる作品に仕上がっています。

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