🌸 SEASONAL ENGLISH
「花粉症」は英語で何て言う?
hay feverだけじゃない!
症状・薬・会話まで完全網羅
ネイティブが実際に使う表現から医療英語まで、
花粉症シーズンを英語で乗り切る最強フレーズ集
日本人の約42.5%が花粉症に悩む「花粉症大国」ニッポン。
でも海外で「花粉症がつらい」と言いたい時、あなたは英語で説明できますか?
“hay fever” は知っていても、「鼻水が止まらない」「目がかゆい」「薬をください」は?
──この記事を読めば、花粉症にまつわる英語表現が完全にマスターできます。
1「花粉症」の英語表現──hay fever / allergies / pollinosis の違い
「花粉症って英語でなんて言うの?」──これは日本人の英語学習者が春になると必ず検索するフレーズです。実は、英語には花粉症を表す表現が複数あり、場面によって使い分けが必要です。
🗣️
日常会話
hay fever
最も一般的な表現。
イギリス英語で特に頻出。
「花粉症です」の第一候補
🇺🇸
アメリカ英語
allergies
アメリカでは “I have allergies”
が最も自然な表現。
seasonal allergies も頻出
🏥
医療用語
allergic rhinitis
医師が使う正式な医学用語。
pollinosis(花粉症)も
学術的な場面で使用
| 英語表現 |
使う場面 |
ニュアンス |
頻度 |
| hay fever |
日常会話(特に英・豪) |
花粉による季節性アレルギー全般 |
⭐⭐⭐⭐⭐ |
| seasonal allergies |
日常会話(特に米) |
季節性のアレルギー症状 |
⭐⭐⭐⭐⭐ |
| allergies |
カジュアルな会話 |
広くアレルギー全般を指す |
⭐⭐⭐⭐⭐ |
| pollen allergy |
やや丁寧な会話 |
花粉が原因であることを明示 |
⭐⭐⭐⭐ |
| allergic rhinitis |
医療・学術 |
アレルギー性鼻炎(正式名称) |
⭐⭐⭐ |
| pollinosis |
学術論文 |
花粉症の学術用語 |
⭐⭐ |
💡
「hay fever」の語源:1829年にイギリスの外科医ウィリアム・ゴードンが初めて使った言葉です。当時は「干し草(hay)の匂いが原因で熱(fever)が出る」と考えられていました。実際には干し草も発熱も関係なく、花粉が原因のアレルギー反応。200年近く前の「誤解」がそのまま定着した、英語の面白い歴史です。
2発音・カタカナ・発音記号パーフェクトガイド
「hay fever」を正しく発音できますか? 日本人が間違えやすいポイントも含めて、主要な花粉症関連英語の発音を完全ガイドします。
hay fever
発音記号:/heɪ ˈfiːvər/
カタカナ:ヘイ・フィーヴァー
⚠️ 注意:「ヘイ・フィーバー」ではなく「ヘイ・フィーヴァー」。”v” の音を唇を噛んで発音。”fever” のアクセントは最初の音節。
allergic rhinitis
発音記号:/əˈlɜːrdʒɪk raɪˈnaɪtɪs/
カタカナ:アラージック・ライナイティス
⚠️ 注意:rhinitis は「ライナイティス」。「リニティス」ではありません。rhino(鼻)+ itis(炎症)の組み合わせ。
pollen
発音記号:/ˈpɑːlən/(米)/ˈpɒlən/(英)
カタカナ:パーレン(米)/ ポレン(英)
⚠️ 注意:日本語の「ポレン」よりもアメリカ英語では「パーレン」に近い音。最初の音節にアクセント。
antihistamine
発音記号:/ˌæntiˈhɪstəmiːn/
カタカナ:アンティ・ヒスタミーン
⚠️ 注意:日本語では「抗ヒスタミン薬」。英語ではアクセントが “his” にある。薬局で薬を買うときの必須単語。
3花粉症の「症状」を英語で言える完全リスト
花粉症の症状を英語で正確に伝えられるかどうかは、海外で医師に相談したり、薬局で適切な薬を買ったりする際の生命線です。症状別に完全リストにまとめました。
👃 鼻の症状
| 日本語 |
英語 |
カタカナ読み |
| くしゃみ |
sneezing |
スニーズィング |
| 鼻水 |
runny nose |
ラニー・ノーズ |
| 鼻づまり |
stuffy nose / nasal congestion |
スタフィー・ノーズ / ネイザル・コンジェスチョン |
| 鼻がムズムズする |
itchy nose |
イッチー・ノーズ |
| 後鼻漏 |
post-nasal drip |
ポスト・ネイザル・ドリップ |
👁️ 目の症状
| 日本語 |
英語 |
カタカナ読み |
| 目がかゆい |
itchy eyes |
イッチー・アイズ |
| 涙目 |
watery eyes |
ウォータリー・アイズ |
| 目が赤い |
red eyes / bloodshot eyes |
レッド・アイズ / ブラッドショット・アイズ |
| 目が腫れる |
swollen eyes / puffy eyes |
スウォーレン・アイズ / パフィー・アイズ |
| アレルギー性結膜炎 |
allergic conjunctivitis |
アラージック・コンジャンクティヴァイティス |
😫 その他の症状
| 日本語 |
英語 |
カタカナ読み |
| 喉がかゆい |
itchy throat |
イッチー・スロート |
| 頭がぼーっとする |
brain fog / feeling foggy |
ブレイン・フォグ / フィーリング・フォギー |
| 頭痛 |
sinus headache |
サイナス・ヘデイク |
| だるい・疲労感 |
fatigue / feeling sluggish |
ファティーグ / フィーリング・スラギッシュ |
| 肌荒れ |
skin irritation / rash |
スキン・イリテイション / ラッシュ |
🌍
覚えておきたい豆知識:英語で “runny nose”(鼻水)と “stuffy nose”(鼻づまり)は反対の症状ですが、花粉症では両方同時に起こることも。医師に伝える時は “I have a runny AND stuffy nose”(鼻水も鼻づまりも両方あります)と言えると正確です。
4「花粉症がつらい!」日常会話フレーズ20選
ここからは実践編。ネイティブが実際に使うフレーズを、レベル別・シチュエーション別にまとめました。
🟢 基本フレーズ──まずはこれだけ覚えよう
初級
I have hay fever.
花粉症です。
最もシンプルで万能な一言。これさえ覚えておけば世界中で通じます。
初級
My allergies are acting up.
アレルギーが出てきた。/ 花粉症の症状が出てる。
超頻出フレーズ!“act up” は「調子が悪くなる・暴れ出す」の意味。アメリカ人が最もよく使うフレーズの一つ。
初級
I can’t stop sneezing.
くしゃみが止まらない。
“I can’t stop ~ing” は「~が止まらない」の定番パターン。sneezing の部分を入れ替えて応用可能。
初級
My eyes are so itchy.
目がめちゃくちゃかゆい。
“itchy” は「かゆい」の基本単語。目・鼻・喉、どこにでも使える。
🔵 中級フレーズ──より自然な表現
中級
My hay fever is killing me.
花粉症がひどすぎて死にそう。
“~ is killing me” は「つらすぎる」のネイティブ定番表現。「花粉症つらい」を英語で言いたい時の最強フレーズ。
中級
The pollen count is really high today.
今日は花粉の飛散量がすごい。
“pollen count”(花粉飛散量)はニュースや天気予報でも使われる表現。
中級
I’m allergic to cedar pollen.
スギ花粉にアレルギーがあります。
“I’m allergic to ~” は「~にアレルギーがある」の基本構文。原因を具体的に伝えたい時に。
中級
I’ve been suffering from hay fever since February.
2月から花粉症に悩まされています。
“suffer from ~” は「~に苦しむ」。期間を添えると医師への説明にも使えます。
中級
I go through boxes of tissues this time of year.
この時期はティッシュを箱単位で消費する。
花粉症あるある! “go through” は「大量に使い果たす」。ネイティブらしいユーモアのある表現。
🔴 上級フレーズ──ネイティブっぽく言いたい人へ
上級
Allergy season hits me like a truck every year.
毎年、花粉シーズンにはトラックにぶつかったみたいにやられる。
“hit me like a truck”はスラング的表現。「ドカンとやられる」感じ。SNSでもよく見る。
上級
I’m basically a walking tissue box from March to May.
3月から5月はほぼ歩くティッシュ箱です。
自虐的なユーモア表現。友達との会話で笑いを取れるフレーズ。
上級
My nose is running like a faucet.
鼻水が蛇口のように止まらない。
“like a faucet”(蛇口のように)は鼻水のひどさを伝えるネイティブ定番の比喩。
5薬局・病院で使える!医療英語フレーズ集
海外で花粉症の薬を買いたい時、病院で症状を説明したい時に使えるフレーズを、実際の会話形式でまとめました。
💊 PHARMACY(薬局にて)
あなた:
“Do you have anything for hay fever?”
花粉症に効くものはありますか?
薬剤師:
“Sure. Do you want an antihistamine tablet or a nasal spray?”
もちろん。抗ヒスタミンの錠剤がいいですか、それとも点鼻薬ですか?
あなた:
“I’d like a non-drowsy antihistamine, please. And some eye drops for itchy eyes.”
眠くならない抗ヒスタミン薬をお願いします。あと、目のかゆみ用の目薬も。
💊 花粉症の薬の英語名リスト
| 日本語 |
英語 |
補足 |
| 抗ヒスタミン薬 |
antihistamine |
花粉症治療の基本薬 |
| 点鼻薬 |
nasal spray |
鼻づまりに効果的 |
| 目薬 |
eye drops |
目のかゆみ・涙目に |
| ステロイド点鼻薬 |
corticosteroid nasal spray |
Flonase, Nasacort など |
| 鼻うがい(鼻洗浄) |
nasal rinse / nasal irrigation |
saline solution で洗浄 |
| 鼻づまり薬 |
decongestant |
3〜5日以上の連続使用は注意 |
| 舌下免疫療法 |
sublingual immunotherapy (SLIT) |
舌の下にアレルゲンを投与する治療法 |
| アレルギー注射(減感作療法) |
allergy shots / immunotherapy |
長期的な根本治療 |
✅
海外の薬局での必須フレーズ:
“non-drowsy”(眠くならない)は薬を選ぶ時の魔法の言葉。”I need a non-drowsy antihistamine.”(眠くならない抗ヒスタミン薬が欲しいです)と言えば、仕事中でも使える薬を出してもらえます。
6花粉の種類──スギ・ヒノキ・ブタクサを英語で
日本と海外では、花粉症の原因となる植物が異なります。海外で「何のアレルギーか」を説明する時に必須の知識です。
| 日本語 |
英語 |
飛散時期 |
影響地域 |
| スギ |
Japanese cedar (Cryptomeria) |
2月〜4月 |
🇯🇵 日本(最大の原因) |
| ヒノキ |
Japanese cypress (Hinoki) |
3月〜5月 |
🇯🇵 日本 |
| ブタクサ |
ragweed |
8月〜10月 |
🇺🇸 アメリカ(最大の原因) |
| イネ科の草 |
grass pollen |
5月〜7月 |
🇬🇧 イギリス・🇪🇺 ヨーロッパ |
| シラカバ |
birch |
3月〜5月 |
🇪🇺 北欧・中欧 |
| ヨモギ |
mugwort |
8月〜10月 |
🌍 世界各地 |
“
“In Japan, approximately 42.5% of the population suffers from some form of hay fever – making it one of the world’s most allergy-affected nations.”
「日本では人口の約42.5%が何らかの花粉症に罹患しており、世界で最もアレルギーの影響を受けている国の一つである」
── 環境省 2019年調査
💡
日本の花粉症を英語で説明するコツ:“Japanese cedar pollen allergy is one of the three major pollinoses in the world”(スギ花粉症は世界三大花粉症の一つ)と言うと、外国人にもインパクトが伝わります。ちなみに残りの2つはアメリカのブタクサ花粉症とヨーロッパの牧草花粉症です。
7アメリカ vs イギリス──花粉症英語の違い
同じ英語でも、アメリカとイギリスでは花粉症の呼び方や表現が微妙に異なります。渡航先に合わせて使い分けましょう。
🇺🇸
アメリカ英語
“I have allergies” が最も一般的
“seasonal allergies” もよく使う
“hay fever” はやや古風に響く
薬は “pharmacy” か “drugstore” で
処方薬は “prescription”
🇬🇧
イギリス英語
“I have hay fever” が最も一般的
“hay fever season” がニュースに頻出
“hay fever” は日常的に普通に使う
薬は “chemist” か “pharmacy” で
処方薬は “prescription”
COMPARISON
同じ場面、国が違えば言い方も変わる──
🇺🇸 アメリカで:
“Sorry, my allergies are really bad today.”
ごめん、今日アレルギーがひどくて。
🇬🇧 イギリスで:
“Sorry, my hay fever’s playing up something terrible today.”
ごめん、今日花粉症がひどく暴れてて。
✅ イギリス英語の “playing up” はアメリカ英語の “acting up” に相当。どちらも「調子が悪い」の意味。
8SNSで使える!花粉症あるあるの英語表現
花粉症シーズンのSNSは、英語圏でも日本と同じように花粉症投稿であふれます。「共感+英語学習」の最強コンボで使えるフレーズをご紹介。
🐦 SNS投稿風
Spring is here and so are my allergies 😭🌸
春が来た。アレルギーもやって来た😭🌸
🐦 SNS投稿風
Me: *opens window for 5 seconds*
My nose: And I took that personally. 🤧
自分:窓を5秒開ける → 鼻:それは個人的な侮辱と受け取った 🤧
🐦 SNS投稿風
Roses are red, violets are blue, I have hay fever, ACHOO! 🌹🤧
バラは赤い、スミレは青い、花粉症の私、ハクション!🌹🤧(英語の有名な詩のパロディ)
🐦 SNS投稿風
POV: You have hay fever in Japan during cherry blossom season 🌸😵
視点:桜の季節に日本で花粉症を患っている人 🌸😵
🐦 SNS投稿風
My antihistamines and I are in a committed relationship 💊❤️
抗ヒスタミン薬と真剣にお付き合いしています 💊❤️
💡
SNSでよく使われるハッシュタグ:
#hayfever #allergies #pollenseason #allergicrhinitis #sneezingseason #springallergies #hayfeverseason #pollencount
日本語と英語のハッシュタグを組み合わせると、海外の花粉症仲間とつながれます!
まとめ──花粉症シーズンこそ英語力アップのチャンス
毎年やってくる花粉症。つらいけれど、
この「リアルな体験」を英語で表現する練習は最高の教材です。
✦花粉症の基本は “hay fever”(英)/ “allergies”(米)
✦“My allergies are acting up” はネイティブが最もよく使うフレーズ
✦症状は runny nose / itchy eyes / sneezing の3つを覚えれば基本OK
✦薬局では “non-drowsy antihistamine” が魔法の言葉
✦スギ花粉は “Japanese cedar pollen”──世界三大花粉症の一つ
✦花粉症の “あるある” はSNSで世界共通の共感ネタ
くしゃみが止まらないあなたへ。
花粉症の苦しみを、英語力に変えてしまおう。🌸🤧✨