根拠うすい🌍 世界の学習法
Shekhtman methodシェクトマン・メソッド
心理学的に設計された集中会話コース
うたい文句「短期で会話」
文法は後回し。初日から即興の寸劇で話し始める会話コースです。
- 発祥
- ロシア/ベラルーシ
- 対象言語
- ロシア語
- カテゴリ
- 教授法・メソッド
- ありえへん度
- ★★★☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
根拠うすい =この方法そのものを直接確かめた研究が見当たらない、という意味です(効かない、という意味ではありません)。
ロシア語圏で生まれた、心理学的な考え方にもとづく集中会話コースです。この方法そのものを直接確かめた研究は見当たりません(=効かないという意味ではありません)。やりとりしながら言語を使う練習には研究の支持がありますが、「短期で会話」という部分は確かめられていません。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- 用意された会話を演じるのではなく、その場で生活の課題を解決する即興の寸劇(エチュード)で話す練習をします。
- 意味が伝わらなくなる誤り以外は、最初はあまり直さず、まず話すことを優先する考え方をとっています。
- 文法は最初に教えず、話す経験を積んだあとの段階で整理する、という順番が特徴です。
🙅 よくある誤解
「誤りを気にせず話せば、自然に正確になる」は言いすぎ。話す量を増やすことは大切ですが、誤りへのフィードバックが正確さを伸ばすことも研究で示されています。
💡 代わりにこうする(効く版)
- 話す練習のあとに、言えなかった表現を必ず調べる
- 同じ場面を何度か繰り返し、言い方を少しずつ改善する
- 信頼できる相手に、意味が伝わらなかった所を教えてもらう
今日やること「レストランで注文する」場面を想定し、台本なしで1分間、外国語で一人二役をしてみましょう。
📝 Shekhtman methodのやり方
- 「道を聞く」など、生活の課題を1つ決める
- 台本を作らず、その場で相手とやりとりしてみる
- やりとりのあと、言えなかった表現を調べる
- 同じ課題をもう一度、調べた表現を使ってやる
🔬 Shekhtman method、研究ではどうなの?
教室での研究15件をまとめたLyster & Saito(2010)によると、話している最中に間違いを口頭で直してもらうと、ねらった文法が伸びました。その効果は、時間がたっても続いていました。最初は間違いをあまり直さないこの方法とは、考え方が違う面があります。この方法自体をほかと比べた研究は見当たりません。
🤔 なぜ信じられてきた?
文法の暗記より先に話せる、という順番が、話せないことに悩む学習者に魅力的に映るからです。演劇のような授業の楽しさも人気の理由です。
英語学習あるある即興で話そうとすると、知っている単語が全部飛んでいく。
原田先生のひとこと 先生の感想
やりとりの練習が大事なのは間違いなし。“短期で”の部分は、話半分で聞いておきましょう。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
