根拠うすい🌍 世界の学習法
Schliemann法シュリーマン法
毎日音読・暗唱・作文を先生に添削させ6週間で1言語
うたい文句「6週間で習得」
トロイア発掘のシュリーマン、語学法は意外と王道でした。
- 発祥
- ドイツ(シュリーマン)
- 対象言語
- 汎用
- カテゴリ
- 偉人・ポリグロット伝説
- ありえへん度
- ★★★☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
根拠うすい =この方法そのものを直接確かめた研究が見当たらない、という意味です(効かない、という意味ではありません)。
トロイア遺跡の発掘で知られるシュリーマンが語った、音読・暗唱と、作文を先生に添削してもらう学習法です。記録は本人の回想が中心で、この方法そのものを直接確かめた研究は見当たりません(=効かないという意味ではありません)。作文の訂正や暗唱には研究がありますが、「6週間で1言語」は個人の逸話です。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- 本人いわく、訳さずに大量に音読し、毎日授業を受け、作文を添削してもらい、それを暗記して次の授業で言う、という流れでした。
- “6週間”は、英語とフランス語に半年ずつかけた後、オランダ語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語などについて本人が語った数字。最初の外国語の話ではありません。
- 考古学史の研究では、シュリーマンの回想には誇張や脚色が含まれると指摘されています。数字は割り引いて読むのが無難です。
🙅 よくある誤解
「天才だから6週間で話せた」と考えるより、毎日の添削と暗唱という地道な手順に注目を。“6週間”は本人の回想にすぎません。
💡 代わりにこうする(効く版)
- 作文→添削→直した文を音読・暗唱、のサイクルを小さく回す
- 直された箇所を翌週もう一度書き、身についたか確かめる
- 添削は、先生やオンラインの添削サービスに頼む
今日やること今日の出来事を英語で3文書き、添削してもらうか辞書で確かめてから、音読して覚えましょう。
📝 Schliemann法のやり方
- 毎日、大きな声で音読する
- 興味のある題材で作文を書く
- 先生に添削してもらう
- 直された文章を暗記し、次の授業で言う
🔬 Schliemann法、研究ではどうなの?
作文の間違いを直してもらうと文法の正確さが上がりうることは、研究をまとめたKang & Han(2015)で支持されています。ただし効果は学ぶ人の語学力のレベルや学習環境で変わり、内容や構成までよくなる根拠ではありません。“添削+暗唱”の組み合わせ全体を比べた研究もありません。
🤔 なぜ信じられてきた?
遺跡を掘り当てた伝説の人物が「6週間で1言語」と語ったインパクトと、特別な道具がいらない手軽さで、語学本で繰り返し紹介されてきました。
英語学習あるある天才の勉強法をまねしたら、量の時点で心が折れる。
原田先生のひとこと 先生の感想
やっていることは意外と王道。ただ、毎日あの量をこなす体力と根性は、僕にはありません。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
