怪しい🌍 世界の学習法出典確認中コミュニティ発(出典弱)
Speaking with a pencil in mouthスピーキング・ウィズ・ア・ペンシル
ペンを噛みながら発音練習
うたい文句「滑舌」
ペンをくわえて英語の発音練習。その根拠は?
- 発祥
- 各国
- 対象言語
- 汎用
- カテゴリ
- 発音・リスニング
- ありえへん度
- ★★★★☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
怪しい =主張が研究と食い違うか、検証で否定的な結果が出ています。
ペンをくわえて話す練習は滑舌トレーニングとして語られることがありますが、外国語の発音習得を助けるという研究は見当たりません。外国語の発音研究で効果が報告されているのは、正しい舌や唇の位置を理解して練習したり、手本と比べて直したりする方法です。ペンで口の動きを制限すると、正しい音の出し方とは別の動きを練習することになりかねません。
※この項目は出典の確認作業中です。確認が終わるまでクイズ・診断には出しません。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- 有名な“ペンをくわえる実験”は、発音ではなく笑顔の形と気分の関係を調べた心理学の研究。2016年の大規模な別の研究者が同じ実験をもう一度行い、同じ結果が出るかを確かめること。追試で同じ結果が出ない研究は、信頼度が下がる。では再現されませんでした。
- 英語のthは、舌先を上下の歯の間に出す音。ペンを歯でくわえたままでは、その正しい位置にたどり着く練習ができません。
- 人は口の動きを制限されても、ほかの部分で補ってそれらしい音を出せます。だからこそ、ペンで鍛えた動きが自然な発音に役立つとは限りません。
🙅 よくある誤解
「口に負荷をかければ滑舌が良くなり、英語も上手になる」は根拠がありません。英語の発音で大切なのは、舌や唇をどこに置くかを知ることです。
💡 代わりにこうする(効く版)
- ペンの代わりに、舌と唇の位置を示した図を見ながら練習する
- お手本と自分の録音を聞き比べ、違う音を1つずつ直す
- thやfは、鏡で舌先や唇の位置を確かめながら言う
今日やることthを含む単語を5つ選び、舌先が上下の歯の間に出ているか、鏡で確かめながら言いましょう。
📝 ペンをくわえて発音のやり方
- ペンを横向きにして、歯で軽くくわえる
- その状態で、単語や文を読み上げる
- ペンを外して同じ文を読み、違いを確かめる
🔬 ペンをくわえて発音、研究ではどうなの?
発音指導の研究をまとめたLee, Jang & Plonsky(2015)では、指導期間の長さやフィードバックの有無が、効果の大きさと関係していました。一方、口にペンなどをくわえる練習を外国語の発音で比べた研究は見当たらず、支持する材料はありません。
🤔 なぜ信じられてきた?
アナウンサーや役者の滑舌トレーニングとして紹介されることがあり、手軽で「効いている感じ」がするため、外国語の発音練習にも持ち込まれたようです。
英語学習あるあるペンをくわえて練習していたら、よだれでノートが濡れる。
原田先生のひとこと 先生の感想
ペンをくわえて練習するより、まずは“舌をどこに置くか”を知るほうがずっと早いです。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
