怪しい🌍 世界の学習法
Crazy English(李陽)クレイジー・イングリッシュ
屋外で絶叫しながら英語を叫ぶ
うたい文句「恥を捨てれば話せる」
大声で英語を叫ぶ学習法。度胸はつくけど英語力は別。
- 発祥
- 中国
- 対象言語
- 英語
- カテゴリ
- 話す・書く
- ありえへん度
- ★★★★☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
怪しい =主張が研究と食い違うか、検証で否定的な結果が出ています。
英語の文を大きな声で繰り返し叫ぶ学習法で、中国で李陽氏の講演活動とともに広まりました。人前で話す恥ずかしさを減らすことには意味があるかもしれませんが、教材や講演を分析した調査はあっても、上達効果を確かめた比較試験はありません。大声の暗唱と相手とのやりとりは別の力で、叫ぶだけで話せるようになるとは言えません。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- Woodward(2008)はこの運動を教材や講演、聞き取りなどから調べましたが、上達の効果を測る試験は行っていません。
- 恥ずかしさが話す妨げになるのは本当で、通訳者カトー・ロンブも“抑制”を語学の敵と考えました。狙いどころ自体は悪くありません。
- ただ、叫ぶのは決まった文。相手の質問に答える力は、実際のやりとりと訂正を通じて育ちます。
🙅 よくある誤解
「恥を捨てれば話せる」は半分だけ正解。度胸は話すきっかけになりますが、相手とやりとりして直してもらう練習なしに会話力は育ちません。
💡 代わりにこうする(効く版)
- 度胸づけは、オンライン英会話で実際の相手と話すほうが近道
- 声は大きくはっきり。ただし喉を痛めるほど叫ばない
- 話したら、間違いを直してもらう時間を必ず作る
今日やること今日覚えた英文を1つ、いつもより大きくはっきりした声で5回言ってみましょう。
📝 Crazy Englishのやり方
- 英語の句や文を、大きな声で繰り返す
- 集団では、動きや拍手をつけて叫ぶこともある
- 人前で声を出して、恥ずかしさを捨てる
🔬 Crazy English、研究ではどうなの?
やりとりの中で誤りを口で直してもらう方法には、長く続く効果があります。Lyster & Saito(2010)のたくさんの研究の結果を集めて、全体として効果があるか、どれくらい効くかを数字でまとめる分析。1本の研究より信頼しやすい。で示されたことです。大声の暗唱がこれに代わるという証拠はありません。喉を痛めるほどの大声は、かえって練習の妨げになります。
🤔 なぜ信じられてきた?
「恥を捨てれば話せる」というメッセージが、間違いを恐れて話せない人の悩みに響いたからです。大人数で叫ぶ講演のイベント性も話題になりました。
英語学習あるある家で大きな声で音読したら、家族に心配される。
原田先生のひとこと 先生の感想
叫ぶと度胸はつく。英語力がつくかは別の話。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
