姉妹サイト論文でウラ取りした雑学「マジカ!?サイエンス」も読む →
Cognate trick(-tion等の語尾変換)のイラスト研究で支持

🌍 世界の学習法

Cognate trick(-tion等の語尾変換)コグネイト・トリック

英語の-tion,-ity等はそのまま仏/西語に

うたい文句「数千語を即獲得」

英語を学んだ人は、スペイン語の単語をすでにたくさん知っている。

発祥
各国
対象言語
フランス語
カテゴリ
文字・漢字・ほかの言語
ありえへん度
★★☆☆☆

⚖️判定の根拠 研究の結論

研究で支持 =複数の研究やメタ分析で効果が確認されています。

英語の -tion がフランス語の -tion、スペイン語の -ción になるように、語源が同じで形も意味も似た語(同源語)を手がかりにする方法です。同源語が覚えやすいことは、語彙学習の実験で繰り返し示されています。ただし発音は大きく違い、意味がずれた「偽の友」もあるので、一語ずつの確認は欠かせません。

🎓原田先生のガチ講義

👀 目から鱗ポイント

  • スペイン語の embarazada は「恥ずかしい」ではなく「妊娠している」。形が似ていて意味が違う語は“偽の友”と呼ばれます。
  • 日本語のカタカナ語も、英語学習の強い味方であり落とし穴です。英語の mansion は「豪邸」で、日本のマンションとは別物です。
  • 同源語の多さは偶然ではありません。英語は1066年のノルマン征服の後、フランス語から大量の語を取り入れました。

🙅 よくある誤解

「語尾を変えれば数千語がすぐ使える」は言いすぎです。発音やつづりは違い、意味がずれる語もあるので確認が要ります。

💡 効かせるコツ

  1. 新しい単語に出会ったら、まず“英語の親戚”がいないか探してみる
  2. 似ている語ほど発音で差をつける。音声を聞いて1回まねる
  3. “偽の友”は笑える例文と一緒に覚える。勘違いが記憶の目印になる

今日やること-tionで終わる英単語を5つ書き、スペイン語で-ciónになるか辞書で確かめてみましょう。

📝 Cognate trickのやり方
  1. -tion→-ción など、よくある語尾の対応を1つ覚える
  2. 知っている英単語を当てはめ、辞書で実在と意味を確かめる
  3. 発音は必ず音声で確認し、英語読みのままにしない
  4. 意味がずれる“偽の友”は別のリストにまとめる
🔬 Cognate trick、研究ではどうなの?

イタリア語を知らないオランダ語話者56人が、イタリア語80語を覚えたLotto & de Groot(1998)の実験があります。同源語とよく使われる語が覚えやすい、という結果でした。ただし単語と訳のセットを覚える課題です。発音や使い方まで身につくかは、別に確かめる必要があります。

🤔 なぜ信じられてきた?

「数千語を一瞬で獲得」というわかりやすさと、英語の知識が無駄にならない安心感が魅力です。ヨーロッパの言語を始める人の“最初の一歩”として広く紹介されています。

英語学習あるあるカタカナ語のせいで、意味を勘違いしていた英単語がある。

原田先生のひとこと 先生の感想

英語を勉強した分が、別の言語でボーナスとして返ってくる感じ。ただし発音は別物です。

📎出典

🤔次の判定、どっちだと思う?

予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。

最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典