2025年大学入試英語正誤問題集

【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】~第7回~ 早稲田大学(法)

原田英語マン
原田英語マン
【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に2025年度入試で出題された問題を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!
1. 【早稲田大学(法)2025】

AAlthough they have all worked hard Bfor no less than a year, Cthe success of the experiment has not proven yet Dwith any certainty. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】C
【解説】
“prove” は「〜を証明する」という他動詞と、「〜だと判明する」という自動詞の両方の用法がありますが、ここでは「実験の成功はまだ証明されていない」という受動態の意味にするのが自然です。したがって、C “has not proven yet” は間違いで、正しくは受動態の “has not been proven yet” となります。
【訳】
彼らは皆、1年以上も懸命に働いてきたが、その実験の成功はまだ確実には証明されていない。
2. 【早稲田大学(法)2025】

AHigh school students reporting Bchronic feelings of loneliness Crose from one in six to one in two Dduring 2008 until 2019. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】D
【解説】
「AからBまで」という期間を表す場合、”from A to B” または “between A and B” を使います。”during” は「〜の間に」という特定の期間を表す前置詞で、”from … to …” とは一緒に使えません。したがって、D “during 2008 until 2019″ は間違いで、”from 2008 to 2019” または “between 2008 and 2019” とするのが正しいです。
【訳】
慢性的な孤独感を報告する高校生は、2008年から2019年の間に6人に1人から2人に1人に増加した。
3. 【早稲田大学(法)2025】

ASeeing that eight out of every ten voters Bwere still undecided, Cthe editor demanded that Dthe paper not make predictions about the election yet. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】E
【解説】
この文に間違いはありません。
A: “Seeing that ~” は「〜なので、〜ということを考えると」という意味の接続詞的用法で正しいです。
B: “eight out of every ten voters” は複数扱いなので “were” で正しいです。
C: “demand that S (should) do” の構文で、that節内は動詞の原形が使われます。
D: “not make” は “should not make” から should が省略された形で、文法的に正しいです。
したがって、E ALL CORRECT が正解です。
【訳】
有権者の10人中8人がまだ態度を決めていないことを受けて、編集長はその新聞が選挙についてまだ予測を立てないよう要求した。
4. 【早稲田大学(法)2025】

ATeens are having Ba hard time coping to Clife after the pandemic, Daccording to statistics. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】B
【解説】
「〜にうまく対処する、〜を乗り切る」という意味のイディオムは “cope with ~” です。前置詞は “with” を使います。したがって、B “coping to” は間違いです。
【訳】
統計によると、10代の若者たちはパンデミック後の生活に対処するのに苦労している。
5. 【早稲田大学(法)2025】

AThere is few chance, Bbusy as we all are, Cfor us to gather again, Dso let’s make the most of this. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】A
【解説】
“chance” は可算名詞(機会)としても不可算名詞(可能性)としても使われますが、ここでは「機会」の意味で使われており、文脈上「ほとんどない」としたいので、不可算名詞を修飾する “little” を使うのが適切です。”few” は可算名詞の複数形を修飾します。したがって、A “There is few chance” は間違いで、”There is little chance” とするのが正しいです。
【訳】
皆こんなに忙しいのだから、我々が再び集まる機会はほとんどないだろう。だから、この機会を最大限に活かそう。
6. 【早稲田大学(法)2025】

AYou complain about him Bdoing practical nothing Cto remedy the situation, Dbut he has done more than all the others combined. EALL CORRECT

解答・解説
【解答】B
【解説】
“practically” は「事実上、ほとんど」という意味の副詞です。ここでは後ろの名詞 “nothing” を修飾しています。副詞は名詞を修飾できないため、B “doing practical nothing” は間違いです。正しくは “doing practically nothing” となります。
【訳】
あなたは彼が状況を改善するために事実上何もしていないと不平を言うが、彼は他の全員を合わせたよりも多くのことをしてきた。