2025年大学入試英語正誤問題集

【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】~第4回~ 学習院大学(経済・国際社会科)

原田英語マン
原田英語マン
【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に2025年度入試で出題された問題を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!

1. 【学習院大学(経済・国際社会科)2025】

After the (a)guest speaker’s lecture, (b)all students were invited to (c)take parts in a discussion of the (d)issues raised in the talk.

解答・解説

【解答】(c)

【解説】
「〜に参加する」という意味のイディオムは “take part in” です。”part” は単数形で使います。したがって、複数形になっている (c) take parts in は間違いです。

【訳】 ゲストスピーカーの講演の後、すべての学生が、講演で提起された問題についての議論に参加するよう招かれました。

2. 【学習院大学(経済・国際社会科)2025】

The news of the shop next door (a)going bankrupt came (b)as a shock to Lucy (c)since she was already (d)concerning about her own place of work.

解答・解説

【解答】(d)

【解説】
“be concerned about ~” で「〜について心配している」という意味になります。感情を表す動詞 “concern” は、人が主語の場合は過去分詞の “concerned” を使います。現在分詞の “concerning” は「(物事が)心配させるような」という意味や、前置詞として「〜に関して」という意味で使われます。ここではルーシーが「心配していた」ので、(d) concerning は間違いで、”concerned” が正しい形です。

【訳】 隣の店が倒産したというニュースは、すでに自身の職場について心配していたルーシーにとって衝撃でした。

3. 【学習院大学(経済・国際社会科)2025】

The climate crisis is a serious issue for (a)all, (b)and rather than resolving it, we seem to (c)keep finding out how (d)much complex it is.

解答・解説

【解答】(d)

【解説】
“how” の後には形容詞または副詞が続きます。”complex” は形容詞で、「どれほど複雑か」という意味を表すには “how complex” とします。”much” は不要です。したがって、(d) much complex は間違いです。

【訳】 気候危機はすべての人にとって深刻な問題であり、それを解決するどころか、私たちはそれがどれほど複雑であるかを発見し続けているようです。

4. 【学習院大学(経済・国際社会科)2025】

Dragon Ball is one of the major (a)titles that (b)helped Japanese manga culture (c)gained global (d)acclaim.

解答・解説

【解答】(c)

【解説】
“help + O + (to) do” で「Oが〜するのを助ける」という構文です。動詞 “help” の後には、目的語に続く動詞は原形不定詞(または to不定詞)を使います。ここでは “helped Japanese manga culture gain…” とするのが正しい形です。したがって、過去形の (c) gained は間違いです。

【訳】 『ドラゴンボール』は、日本のマンガ文化が世界的な評価を得るのを助けた主要な作品の一つです。

5. 【学習院大学(経済・国際社会科)2025】

There seem to be (a)sign (b)that Japanese auto parts suppliers (c)are facing competition from overseas makers in their (d)home market.

解答・解説

【解答】(a)

【解説】
“There seem to be ~” の構文は、「〜があるように思われる」という意味です。後に続く名詞は複数形であるべきです。文脈から「兆候がある」という意味なので、(a) sign は複数形の “signs” にする必要があります。

【訳】 日本の自動車部品メーカーが、自国の市場で海外メーカーとの競争に直面している兆候があるようです。