2025年大学入試英語正誤問題集

【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】~第3回~ 学習院大学(法)

原田英語マン
原田英語マン
【2025年大学受験英語入試問題〈英語正誤問題集〉】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に2025年度入試で出題された問題を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!
1.【学習院大学(法)2025】
The teacher (イ)has been married (ロ)to his American wife (ハ)through 26 years and (ニ)has two daughters.
解答・解説
【解答】(ハ)
【解説】
「〜の間」という継続期間を表す前置詞は “for” を使います。”through” は「〜を通して」という意味で、この文脈には合いません。「26年間結婚している」とするには “for 26 years” とするのが正しいです。したがって、(ハ) through が間違いです。
【訳】 その先生はアメリカ人の奥さんと結婚して26年になり、2人の娘がいます。
2.【学習院大学(法)2025】
A (イ)very strong wind prevented us (ロ)of climbing (ハ)all the way to the top of Mt. Fuji, but we enjoyed its scenic (ニ)beauty.
解答・解説
【解答】(ロ)
【解説】
“prevent A from B(ing)” で「AがBするのを妨げる」という意味の重要な構文です。前置詞は “from” を使うのが正しく、”of” は使いません。したがって、(ロ) of が間違いです。
【訳】 とても強い風のせいで私たちは富士山の頂上までずっと登ることはできませんでしたが、その景色の美しさを楽しみました。
3.【学習院大学(法)2025】
I was introduced (イ)to a nice dentist, Dr. Sarah Green, (ロ)what eventually turned (ハ)out to be one of the best dentists I have (ニ)ever known.
解答・解説
【解答】(ロ)
【解説】
(ロ)what は関係代名詞ですが、先行詞 “Dr. Sarah Green” をとることができません。先行詞が人なので、関係代名詞の主格 “who” を使うのが適切です。”who eventually turned out to be…” とすることで、サラ・グリーン医師がどのような人物であったかを説明する文になります。したがって、(ロ) what が間違いです。
【訳】 私はサラ・グリーン医師という素敵な歯医者を紹介されましたが、彼女は結局、私がこれまで知る中で最高の歯医者の一人であることがわかりました。
4.【学習院大学(法)2025】
I tore my jacket, and had it (イ)fixing at a place (ロ)called the Leather Shop, so I became (ハ)interested in (ニ)doing that kind of job myself.
解答・解説
【解答】(イ)
【解説】
“have + O + C” の使役動詞の構文です。目的語 “it”(= my jacket)と補語の関係を考えると、ジャケットは「修理される」側なので、補語には過去分詞 “fixed” を使うのが適切です。”had it fixed” で「それを修理してもらった」という意味になります。したがって、現在分詞の (イ) fixing は間違いです。
【訳】 私はジャケットを破ってしまい、レザーショップという場所で修理してもらったので、自分でその種の仕事をすることに興味を持つようになりました。
5.【学習院大学(法)2025】
They expressed the belief (イ)which performing well in (ロ)whatever job they were given would (ハ)lead to new opportunities for (ニ)promotion.
解答・解説
【解答】(イ)
【解説】
“the belief” の内容を説明する節が後ろに続いています。”performing well … would lead to new opportunities…” は完全な文の形をしています。このように、名詞の内容を完全な文で説明する場合は、同格の接続詞 “that” を使います。関係代名詞 “which” は、後ろの文が不完全な場合に使うため、ここでは不適切です。したがって、(イ) which が間違いです。
【訳】 彼らは、与えられたどんな仕事でもうまくこなすことが昇進の新たな機会につながるだろうという信念を表明した。