1. 【東京理科大学(経営)2025】
The library announced that there will be a special reading event 1during which people will be 2allowing to access 3otherwise inaccessible old books which are 4not so damaged that the text is unreadable.
【解説】
「人々がアクセスすることを許可される」という受動態の文脈です。受動態は “be動詞 + 過去分詞” で作るので、”will be allowed” とするのが正しい形です。現在分詞の “allowing” を使うのは誤りです。したがって、2 “allowing” は間違いです。
【訳】
図書館は、特別な読書イベントを開催すると発表した。そのイベントでは、人々は、文章が読めないほどには損傷していない、普段はアクセスできない古い本にアクセスすることが許可される。
2. 【東京理科大学(経営)2025】
As 1has proved to be the case in 2most fields of human progress, such as medicine, travel and transport, and communications, the advances of human knowledge made since the late 19th century 3has been as great as or greater than all those 4produced in preceding times.
【解説】
この文の主語は “the advances of human knowledge” です。”advances” は複数形なので、動詞も複数形に合わせる必要があります。単数形の動詞 “has” を使うのは誤りです。正しくは “have” となります。したがって、3 “has” は間違いです。(ちなみに、1の “has” は “As has proved to be the case” という慣用表現で、文全体を受けるため単数扱いで正しいです。)
【訳】
医学、旅行・輸送、通信といった人類の進歩のほとんどの分野で事実であると証明されてきたように、19世紀後半以降になされた人類の知識の進歩は、それ以前の時代に生み出されたすべての進歩と同じか、それ以上に偉大なものであった。
3. 【東京理科大学(経営)2025】
1Backed up by low borrowing costs and ample 2accumulated capital, the number of mergers and acquisitions in this country grew 310 percent from the previous year, 4rewrote the record high for the first time in 20 years.
【解説】
この文の主節は “the number … grew …” で完結しています。コンマ(,)の後に、接続詞なしで動詞の過去形 “rewrote” を続けることはできません。これはコンマ・スプライス(コンマだけで2つの文をつなぐ誤り)と呼ばれる文法エラーになります。
コンマの後に文を続けるには、以下のいずれかの形にする必要があります。
a) 接続詞 and を使う: “… grew 10 percent …, and rewrote the record high…”
b) 分詞構文を使う: “… grew 10 percent …, rewriting the record high…” (そして、その結果記録を更新した)
元の文では動詞の過去形 “rewrote” が置かれているため、文法的に誤りです。したがって、4 “rewrote” が間違いとなります。
【訳】
低い借入コストと豊富な蓄積資本に支えられ、この国の合併・買収の件数は前年比で10%増加し、20年ぶりに過去最高を更新した。
4. 【東京理科大学(経営)2025】
Some financial experts believe that the 1age-linked salary system that increases 2salaries across divisions every year 3irrespective of productivity is 4any longer relevant to the business world.
【解説】
“any longer” は「もはや〜ない」という意味で、通常は否定文で使われます (例: is not relevant any longer)。この文は肯定文なので、”any longer” を使うのは不適切です。文脈から「もはや〜ない」という意味にするには、”is no longer relevant” のように “no longer” を使うのが正しいです。したがって、4 “any” は間違いです。
【訳】
一部の金融専門家は、生産性に関係なく毎年全部門の給与を上げる年功序列の給与体系は、もはやビジネス界にはそぐわないと考えている。
5. 【東京理科大学(経営)2025】
1Even though the mayor held a prominent position, she was 2seen exercise no greater power 3than the city council members, making sure 4that all decisions were made collaboratively.
【解説】
知覚動詞 “see” は、能動態では “see + O + 原形不定詞” (例: I saw her exercise…) の形をとりますが、受動態になると “be seen + to不定詞” (例: She was seen to exercise…) の形になります。ここでは受動態 “was seen” が使われているため、動詞は原形の “exercise” ではなく、to不定詞の “to exercise” にする必要があります。したがって、2 “seen exercise” は間違いです。
【訳】
市長は著名な地位にあったにもかかわらず、彼女は市議会議員以上の権力を行使することはなく、すべての決定が協調して行われるようにしていた。