【超絶英語クイズ】~を英語で言うと?~の意味は?

「調子のんなよ!」(調子に乗るな!)「ちょづくなよ」は英語でどう言う?喧嘩寸前から爆笑ツッコミまで、ネイティブの使い分けレベル別7選

テストでたまたま良い点を取った後輩が「俺、もう英語マスターしたわ」とドヤ顔。SNSでキラキラ投稿を連発する友人に「そろそろウザいな…」と内心イライラ。会議で的外れな意見を自信満々に語る上司に、思わず真顔。

…あなたの日常にも、思わず「調子のんなよ!」とツッコミたくなる瞬間、ありますよね?

でも、この超便利な一言、英語でビシッと言えますか?

「Don’t get too excited?」なんて、ダサい直訳を口にした瞬間、相手はポカン顔。あなたのイライラや的確なツッコミは、1ミリも伝わりません。

この記事を読めば、そんなモヤモヤは一気に解消!海外ドラマのキレッキレな主人公のように、相手や状況に合わせてユーモアと毒を使い分ける「言葉のナイフ」を授けます。

✅ この記事を読めば、あなたはこう変わる

  • TPOに合わせた「調子のんなよ」を完璧に使い分けられる
  • 軽い冗談からガチギレまで、感情の温度差を英語で表現できる
  • 人間関係を壊さない「神回避フレーズ」もマスターできる
  • もうダサい直訳で恥をかくことはなくなる!

そもそも、なぜ「調子に乗る」の直訳は通じないのか?

日本語の「調子に乗る」は、「得意気になる」「羽目を外す」「図に乗る」といった複数の意味を、場の空気で使い分けられる魔法の言葉です。

しかし、英語ではこれらのニュアンスを別々の単語で表現するのが基本。だからこそ、状況に合わせたフレーズを知らないと、「ただの怒ってる人」か「何が言いたいか分からない人」になってしまうのです。

さあ、ここからはネイティブが実際に使うリアルな表現を、危険度レベル順に見ていきましょう!

【レベル別】ネイティブの「調子のんなよ」使い分け術

【Lv.1:微笑ましいツッコミ】 Don’t get ahead of yourself.

危険度:★☆☆☆☆

直訳: 自分自身の先に進むな

ニュアンス: 「気が早いよw」「まだ決まってないから落ち着けって!」

これは最も平和的で、相手への愛情すら感じるツッコミです。宝くじを買っただけで「当たったら豪邸建てるわ!」と息巻く友達や、初デートが決まっただけで「結婚式のスピーチ考えといて!」と言ってくる同僚に、笑顔で言ってあげましょう。

A: “This presentation is going so well! I can already feel my promotion coming!”
(このプレゼン、超順調!もう昇進する予感がするわ!)

B: “Don’t get ahead of yourself. We still have the Q&A session.”
(気が早いって。まだ質疑応答が残ってるだろ。)

【Lv.2:基本のキ】 Don’t get carried away.

危険度:★★☆☆☆

直訳: 運び去られるな

ニュアンス: 「羽目を外しすぎ!」「ちょっと浮かれすぎだよ」

成功や興奮で我を忘れている人に対する、基本の注意フレーズ。飲み会で盛り上がりすぎている友人や、試合に勝ってはしゃぎすぎているチームメイトに「おいおい、落ち着け」と肩を叩くようなイメージです。

【Lv.3:ちょいイラッ】 Don’t get cocky.

危険度:★★★☆☆

直訳: 生意気になるな

ニュアンス: 「調子こいてんな」「ちょっと天狗になってるぞ」

cocky(生意気な)という直接的な単語が入るため、少しトゲのある表現に。実力以上の自信を見せたり、人を見下すような態度を取り始めた相手への警告です。親しい仲なら冗談で済みますが、関係性によっては「カチン」とくる可能性も。

A: “I beat you at chess once. I guess I’m the king now.”
(一回チェスで勝っただけだけど。俺が王様ってことだな。)

B: “Don’t get cocky. It was just beginner’s luck.”
(調子こいてんじゃないよ。ただのビギナーズラックだろ。)

【Lv.4:本気の呆れ】 Get over yourself.

危険度:★★★★☆

直訳: お前自身を乗り越えろ

ニュアンス: 「うぬぼれるのも大概にしろ」「いい加減にしてくれない?」

これはもう、完全に呆れている時の決まり文句。自分のことしか考えていない自己中な人や、SNSでの自慢話が止まらないナルシストに放つ、冷ややかな一言です。笑顔は消え、真顔で言うのがポイント。

【Lv.5:絶縁覚悟】 Who do you think you are?

危険度:★★★★★

直訳: お前は自分が誰だと思っているんだ?

ニュアンス: 「何様のつもりだ?」「身の程を知れ」

はい、出ました。ラスボスです。 これを言われたら、相手との関係はほぼ終わると覚悟してください。相手の言動が自分の尊厳を踏みにじるレベルで無礼だったり、理不尽な要求をされたりした時に、怒りを込めて叩きつける最終兵器。ドラマの修羅場シーンで頻出するのも納得ですね。

【神回避】人間関係を壊さない、大人の言い換え術

「でも、相手を傷つけずに、浮かれているのを諌めたい…」そんな優しいあなたのために、ポジティブな言い換えも用意しました。これぞ大人のコミュニケーション術!

Instead of “Don’t get cocky.” → “That’s great, but stay focused.”
(すごいね!でも集中力は切らさないようにね)

Instead of “Get over yourself.” → “I think we should consider other perspectives too.”
(他の人の視点も考えてみたほうがいいかもしれないね)

相手の功績を一度認めた上で、そっと軌道修正を促すのがポイント。角を立てずに、スマートに状況をコントロールできます。

<まとめ>言葉はナイフにも、薬にもなる

「調子のんなよ!」という一言に、これほど多くのバリエーションと感情のグラデーションがあったなんて、驚きですよね。

レベル 英語フレーズ 使う場面
Lv.1 Don’t get ahead of yourself. 気が早い友達への愛あるツッコミ
Lv.2 Don’t get carried away. 浮かれすぎな人への「落ち着け」
Lv.3 Don’t get cocky. 天狗になっている相手への警告
Lv.4 Get over yourself. 自己中な人への本気の呆れ
Lv.5 Who do you think you are? 絶縁覚悟の最終通告
神回避 Stay focused. / Let’s consider… 関係を壊したくない時の大人な対応

英語は、日本語以上に言葉の「強さ」がハッキリしています。

今日のフレーズを武器に、あなたの気持ちを的確に表現してみてください。ただし、ラスボス級のフレーズを使うときは、その場の空気を凍らせる覚悟を忘れずに!

まずは海外ドラマや映画で、どのキャラクターがどんな表情でこれらのセリフを言っているか、チェックしてみるのがおすすめですよ!