大学受験英会話文・口語表現問題集

【大学受験英会話文・口語表現問題集】~第4回~「リアルな英語を手に入れろ!大学入試突破のための英会話・口語表現ガイド」

原田英語マン
原田英語マン
【大学受験英会話文・口語表現問題集】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・関西学院・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に頻出の英会話文や口語表現の予想問題や過去問を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!

16.【原田英語オリジナル】

A: I can’t stop making fun of Mike.
B: (   ) It’s not funny and you’re upset him.

① Cut it out.
② That’s hilarious.
③ I’m with you on this.
④ That’s the big picture.

解答・解説

解答:① Cut it out.

解説:AがMikeをからかうのを止められないと言っているのに対し、Bがそれを止めるように言う選択肢は「① Cut it out.」です。これは、「やめて」という意味になります。

② That’s hilarious. は、「それはとても面白い」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ I’m with you on this. は、「そのことについては君と同意見だ」という意味で、Aの行動を止めるような文脈には合いません。
④ That’s the big picture. は、「それが全体像だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:マイクをからかうのを止められないんだ。
B:やめて。面白くないし、彼を怒らせているからね。

【Cut it out.】
「やめて」

⇒人が何か不適切な行動をしている時や、面白半分に冗談を言っている場合などに使われます。”Cut it out.”を直訳すると「それを切り取りなさい」となりますが、実際の意味は「それをやめなさい」です。これは日常生活レベルの会話でもよく使われるフレーズです。

<例文>
“Cut it out, you’re being annoying.”(やめてくれ、君は迷惑な行動をしているんだ。)

 

17.【原田英語オリジナル】

A: I’m so tired. I’ve been working all day.
B: (   ) You’re just lazy.

① You’re joking.
② Give me a break.
③ That’s a relief.
④ That’s out of the question.

解答・解説

解答:② Give me a break.

解説:Aは仕事で疲れていると言っているのに対し、Bがそれをあきれかえる様子を示す選択肢は「② Give me a break.」です。これは、「いい加減にしてよ」という意味になります。

① You’re joking. は、「冗談でしょ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ That’s a relief. は、「安心した」という意味で、Aの疲労感に対する答えとしては不適切です。
④ That’s out of the question. は、「それは問題外だ」という意味で、Aの疲労感に対する答えとしては不適切です。

日本語訳:

A:疲れたよ。一日中働いてさ。
B:いい加減にしてよ。君はただ怠けているだけだろ。

【Give me a break.】
「いい加減にしてよ」

⇒何かにうんざりしたり、あきれたりしたときに使うフレーズです。直訳すると「ちょっと休ませてくれ」となります。

<例文>

“Give me a break. I’ve had enough of your complaining.”(もうウンザリだよ。いつも文句ばっかり言って。)

 

18.【原田英語オリジナル】

A: We need to fix this leaky tap.
B: (   ) I can do it on Sunday.

① No way.
② The sooner the better.
③ Don’t worry about it.
④ Take your time.

解答

解答:② The sooner the better.

解説:Aが漏れている蛇口を直さなければならないと言っているのに対し、Bが日曜日にそれをすぐに修理できると伝えています。これを示す最良の選択肢は「② The sooner the better.」です。これは「早ければ早いほど良い」という意味になります。

① No way.は「まったくありえない」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ Don’t worry about it.は「それについて心配しないで」という意味ですが、BがAの問題を解決するための具体的な行動を示していないため不適切です。
④ Take your time.は「ゆっくり時間をかけて」という意味ですが、その文脈では修理が早く終わるほうが良いため、不適切です。

日本語訳:

A:この漏れている蛇口を修理しないと。
B:早ければ早いほど良いだろ。日曜日にやっておくよ。

【The sooner the better.】
「早ければ早いほど良い」

⇒事を行う際に、早く行った方が良い結果をもたらすときに使います。直訳すると「早い方がいい」となるので、”The sooner the better.” は直訳すると「早ければ早いほど良い」となります。
“The sooner the better.”は日常会話でもよく使われるフレーズです。

<例文>
“We should leave for the airport soon. The sooner the better.”(空港に向かうべきだね。早ければ早いほど良いさ。)

 

19.【原田英語オリジナル】

A: I apologized for being late to the meeting.
B: (   ) We all understand that traffic was terrible.

① It’s a shame.
② It’s too soon to tell.
③ It’s no big deal.
④ It’s beyond belief.

解答・解説

解答:③ It’s no big deal.

解説:Aが会議に遅刻したことについて謝罪しているのに対し、交通状況が悪かったことを皆が理解しているため、それは大した問題ではないと言っているのが「③ It’s no big deal.」です。これは、「それは大した問題ではない」という意味です。

① It’s a shame. は、「それは恥ずかしい」という意味で、この文脈では適切でない。
② It’s too soon to tell. は、「まだ言うには早い」という意味で、この状況には適していません。
④ It’s beyond belief. は、「それは信じられない」という意味であり、この文脈には適していません。

日本語訳:

A:会議に遅れたことを謝罪します。
B:大した問題ではないですよ。皆、交通渋滞がひどかったことを理解していますから。

【It’s no big deal.】
「それは大したことではない」

⇒問題や困難が大したことではないと示すときや、人が過度に心配しているときに使う表現です。「大丈夫、たいしたことないよ」とサポートや安心感を与える意味合いでも使われます。

<例文>
“Don’t worry about making a mistake. It’s no big deal.”(間違えても心配しないで。それは大したことではないよ。)

 

20.【原田英語オリジナル】

A: I’ve just seen that our dog chewed up my brand new shoes!

B: (   ) We have to start training him better.

① That’s a coincidence.
② That’s a good point.
③ That’s the last straw.
④ That’s a piece of cake.

解答・解説

解答:③ That’s the last straw.

解説:Aが新品の靴が犬によって噛み壊されたと述べているのに対し、Bはこれ以上我慢できないという態度を示す選択肢は「③ That’s the last straw.」です。これは、「これで限界だ」という意味になります。

① That’s a coincidence.は、「それは偶然だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② That’s a good point.は、「それはいい考えだ」という意味で、この状況に対する直接的な反応とは言えません。
④ That’s a piece of cake.は、「それは簡単だ」という意味で、Aが問題を提起している状況には適していません。

日本語訳:

A: 今、うちの犬が私の真新しい靴を噛み砕いているのを見ちゃった!
B: もう我慢の限界だ。もっとちゃんと彼を訓練し始めなくちゃ。

【That’s the last straw.】
「堪忍袋の緒が切れた」「もう我慢の限界だ」

⇒これまでに積み重ねてきた不満や困難が一定の限界を超え、これ以上我慢できないと感じるときに使うフレーズです。“the last straw”は直訳すると「最後の一本の麦わら」となりますが、これは英語のことわざ「It’s the last straw that breaks the camel’s back」に由来しています。このことわざは、ラクダの背中に、山ほどの荷物を載せ続け、最後の藁たった1本で、らくだは倒れて動けなくなってしまったというものです。このフレーズは、ある困難な状況で限界点に達したときによく使われます。

<例文>
“That’s the last straw. I can’t put up with his laziness any longer.”(堪忍袋の緒が切れたね。彼の怠け癖にはもう我慢できないよ。)

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