話す言葉が変わると、世界の見え方も変わる?
How Language Shapes the Way We Think | Lera Boroditsky
「言語は、思考のメガネかもしれない」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
左右ではなく東西南北で話すオーストラリアの先住民の共同体。青を表す言葉が複数あるロシア語。世界の約7,000の言語が考え方まで形づくる例が、次々に登場します。英語を学ぶ意味も見えてきます。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | cognitive | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | perceive | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | spatial | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | grammatical gender | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | hypothesis | 知ってる見たことある初めて | ||
| 6 | linguistic | 知ってる見たことある初めて |

1回目は日本語字幕で、言語と思考の話の全体像をつかむ
2回目は英語字幕で、cognitiveなど使える表現を3〜5個メモ
3回目は気に入った30秒を選び、声に出してまねる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・language, culture, perceive, direction など、言語・認知・文化の長文で頻出する語彙分野に触れられます。
・研究者の話し方で、「〜かもしれない」と慎重に述べる推量表現(may / might / could)が重要なヒントになります。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「言語・コミュニケーション」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:問いを立てる冒頭部分か、具体例を説明する区間が向いています。意味のまとまりがはっきりしていて、30〜60秒で区切りやすいです。
2・9 キーワードの意味
- cognitive 認知の
- perceive 知覚する、認識する
- spatial 空間の
- grammatical gender 文法上の性
- hypothesis 仮説
- linguistic 言語の
9A マッチング
1-d 2-a 3-e 4-c 5-f 6-b
9B スペル
perceive / cognitive / linguistic / hypothesis / spatial / grammatical gender
10 テーマ単語(言語・コミュニケーション)
- literal
- nuance
- gesture
- fluent
- accent
- context
7 要点の例
- 世界の言語を旅する:オーストラリアの先住民の言葉やロシア語など、さまざまな言語の例を手がかりに、大きな問いを探ります。知らない言葉の世界に触れる面白さがあります。
- 抽象語が身につく:language、perceive、cognition など、入試頻出の抽象語彙が、具体例と一緒に自然に出てきます。
- 仮説から結論へ:仮説、例、結論という流れが明快で、長文の要旨をつかむ練習に向いています。要約対策にも役立ちます。
4 話の流れの例
- つかみ:世界には約7000の言語があるという事実から、「言語は考え方に影響するのか」という大きな問いへ入ります。
- 問いの整理:言葉が思考を形づくるのかという問いを、認知科学の立場から検討していく流れのようです。
- 具体例:左右ではなく東西南北で位置を言う言語や、青を複数の語で区別するロシア語など、言語の違いを手がかりに迫る部分です。
- 広がり:例を重ねて、言語の違いが考え方にかかわるという答えへ近づいていく流れと考えられます。細部は動画で確認してください。
- まとめ:言語の多様性は、人の心がどれほど工夫に富み柔軟かを教えてくれる、という視点で締めくくる流れです。
観終わると身につくこと
観終わると、英語を「日本語の言い換え」ではなく、別の世界の見方として学びたくなります。抽象的な語彙も、実例と一緒に増えます。
このトークで伸びる力
言語と思考という抽象的なテーマを、具体例で説明する構成です。language, perceive, cognition など入試頻出の抽象語彙が自然に出てきます。仮説から例、結論へ進む流れも追いやすく、長文対策に向きます。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜20分 | 1回目 | 冒頭〜10分を日本語字幕で(全体は15分。続きは宿題に) |
| 20〜25分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 25〜31分 | 2回目 | 気に入った区間(5〜6分)を英語字幕で |
| 31〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 言語の不思議に興味がある人
- 英語が「別の見方」だと感じる人
- 長文読解の練習をしたい人
タイプ別の使い方
高校生:英語を学ぶ意味を考える入口になります。日本語と英語で「言い方が違うもの」を1つ探し、英語で説明してみましょう。
受験生:言語・文化・認知は入試で扱われやすい分野です。推量表現や比較表現をため込み、長文の読み方にも役立てましょう。
大学生:言語学や心理学、異文化理解の入口に向いています。言語と思考の関係を、自分の言葉で英語にまとめるゼミ発表に使えます。
社会人:海外の人との雑談で使える教養ネタになります。言語の違いから文化に触れる話題を、シャドーイングで口になじませましょう。
つまずきポイント
- 専門的な話が続くと意味が追えなくなります。まず日本語字幕で話の流れをつかみ、それから英語に戻ると安定します。
- 具体例に出てくる言語名や発音が聞き慣れず、混乱しがちです。名前は無理に覚えず、主張のつながりを優先して聞きましょう。
入試とのつながり
言語・認知・文化は長文の定番テーマで、英語学習の意義を論じる自由英作文にもつながると予想されます。推量や比較の表現が使える教材です。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。