スリの名人が教える、注意のそらし方
The art of misdirection | Apollo Robbins
「見ているのに、見えていない」

動画はここから
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世界一のスリと呼ばれる男が、TEDGlobalの観客から次々に持ち物を抜き取ります。本人が気づかないまま、財布が肩の上に。笑いながら、人の注意がいかに頼りないかを思い知らされます。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | attention | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | misdirection | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | perception | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | illusion | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | pickpocket | 知ってる見たことある初めて |

日本語字幕で1回通して観て、注意の主張をつかむ
英語字幕で2回目を観て、使えそうな表現を3〜5個メモ
3回目は30秒を選び、間や強弱までまねて声に出す
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・注意・知覚まわりの語彙(attention, notice, focus, distract など)が使われやすく、日常英語にもそのまま転用できます。
・実演中は「ここを見て」「これを持って」のような短い指示や呼びかけが中心で、口語の使い方が身につきます。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「脳・心理・行動」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:実演の合間で話し手が仕組みを説明する部分は、文が短く落ち着いた口調です。笑いや動作に頼る場面より、説明中心の区間を選ぶと練習しやすいです。
2・9 キーワードの意味
- attention 注意
- misdirection 注意そらし
- perception 知覚
- illusion 錯覚
- pickpocket スリ
9A マッチング
1-b 2-a 3-d 4-e 5-c
9B スペル
illusion / attention / perception / pickpocket / misdirection
10 テーマ単語(脳・心理・行動)
- attention
- unconscious
- distract
- empathy
- impulse
- retain
7 要点の例
- 実演のワクワク:話し手がステージで人の注意を動かす場面が見どころです。仕掛けを知りたくなる気持ちで、最後まで引っ張られていきます。
- 注意の仕組みを知る:なぜ人は見落としてしまうのか、という心の科学につながる話です。「注意」「錯覚」という言葉の入口になってくれます。
- 映像から意味を推測:実演を見ながら聞くので、言葉が分からなくても場面から内容を推測できます。リスニングの負担が軽い、取り組みやすい1本です。
4 話の流れの例
- つかみ:「世界一のスリ」と呼ばれる話し手がステージに立ち、人の行動のくせという話題に引き込みます。
- 実演:会場の観客を相手に、財布や腕時計が気づかれないまま抜き取られる様子を、笑いを交えて見せていきます。
- 仕組みの説明:人の注意には限りがあり、どこへ向くかは操作できる、という考え方が語られます。
- 広がり:手品の枠を超えて、日常や仕事、安全の話にも通じる視点が示されます。
- 締め:見ることと気づくことは別だ、という余韻を残して終わります。
観終わると身につくこと
日常の「見落とし」に気づきやすくなります。認知科学の入り口の語彙も手に入り、映像から状況を推測しながら英語を聞くコツも、少しつかめます。
このトークで伸びる力
「注意」「錯覚」といった認知科学の入口の語彙に出会えます。実演を見ながら聞くので、映像から意味を推測する力もつき、リスニングの負担が軽めです。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜19分 | 1回目 | 日本語字幕で全体を観る。②の話の流れマップを書く |
| 19〜24分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 24〜32分 | 2回目 | 英語字幕で。聞き取れた英語メモを増やす |
| 32〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- マジックや心理学が好きな人
- 映像付きで英語を聞きたい人
- リスニングに自信がない人
タイプ別の使い方
高校生:楽しく観るだけで十分です。日本語字幕で笑ってから、attentionなど3語をメモして、友達に英語で説明してみましょう。
受験生:心理や知覚がテーマの長文に慣れる入口になります。「注意は限りある資源」という発想を、英語の要約に使えます。
大学生:ゼミ発表の導入に「先に見せる」型を取り入れる練習になります。英語で1分のデモ付きスピーチを作ってみましょう。
社会人:会議の冒頭で使える、注意を引く型が学べます。移動中は説明区間だけ聞いて、短い指示表現を口慣らししましょう。
つまずきポイント
- 実演中は映像を見ないと意味が取れない場面があります。まず通しで映像つきで観て、その後に音だけの練習に進みましょう。
- ジョークは文化を知らないと分かりにくいです。全部を理解しようとせず、笑いの場面はそのまま楽しみましょう。
- 動作と一緒に出る短い指示は聞き逃しやすいです。0.75倍で一度聞くと、口語の形がはっきり見えてきます。
入試とのつながり
知覚・心理・科学と社会をつなぐ長文で扱われやすい話題です。実演を使った説明の流れは、リスニングで話の展開をつかむ練習にもなります。
豆知識
この話し手は「紳士的なスリ」として知られ、TEDの舞台でもその技を実演して話題になりました。注意の仕組みを解説する点が、単なる手品と違う魅力です。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。