ストレスを味方につける考え方
How to Make Stress Your Friend | Kelly McGonigal
「「ストレスは悪」という前提を疑う」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
「ストレスは体に悪い」。もしその思い込み自体が、体への影響を左右しているとしたら? 緊張する場面の前に観たい、14分の話です。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | stress | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | heart rate | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | mindset | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | cope with | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | beneficial | 知ってる見たことある初めて |

まず日本語字幕で観て、ストレスの要点を押さえる
次は英語字幕に切り替え、表現を3〜5個書き出す
最後に30秒だけ区切り、話し手の口調ごとまねる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・stress、anxiety、heart、health など、心身の状態を表す語が多く、健康と心理の話題で使い回せます。
・「〜と思っていた、でも実は〜」という考えの転換を示す言い回しが多く、意見を切り返す表現が見つかります。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「医療・健康・生命科学」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:14分の動画ですが、全部使う必要はありません。冒頭の30〜60秒か、最後のまとめ部分だけを選ぶと、無理なく続けられます。
2・9 キーワードの意味
- stress ストレス
- heart rate 心拍数
- mindset ものの見方
- cope with 対処する
- beneficial 有益な
9A マッチング
1-c 2-a 3-d 4-e 5-b
9B スペル
beneficial / cope with / mindset / heart rate / stress
10 テーマ単語(医療・健康・生命科学)
- Life expectancy
- prevention
- cure
- Stem cells
- clinical trials
- epidemic
7 要点の例
- 常識を疑う面白さ:当たり前だと思っていた考えを、研究の視点からひっくり返していく展開。意外性のある話に、ぐいぐい引き込まれます。
- 論説文の型が学べる:通説を示して反論し、新しい見方を提案する流れは、入試の論説文の王道です。要約の練習にもなります。
- 本番前に効く:試験や面接の緊張を、どう受け止め直すか。考え方の選択肢が一つ増える、実用性の高い話になっています。明日から試せます。
4 話の流れの例
- つかみ:心臓がドキドキし、息が速くなり、汗が出る。誰もが知るストレスの反応から入る導入だと考えられます。
- 問題提起:ストレスは健康の敵とされてきたけれど、害になるのは「害だ」と信じている場合だけかもしれない、という問いを立てます。
- アイデア:ストレスを前向きなものとして見直そう、という話の中心となる考えが示されます。
- 根拠:新しい研究をもとに、見方と健康の関係を説明する構成だと考えられます。数字より、考え方の筋道を追うと分かりやすいです。
- 行動:ストレスをやわらげる意外な仕組みとして、人に手を差し伸べることの力を紹介します。自分の行動につなげられる部分です。
観終わると身につくこと
観終わると、ドキドキする自分を「ダメだ」と思わず、どう受け止めるか選べるようになります。反論から始める英語の展開も、真似できます。
このトークで伸びる力
健康・心理・研究の語彙が学べます。常識、反論、新しい見方という流れが明快で、入試の論説文で頻出の展開をつかむ練習になり、要約問題の対策にもなります。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜20分 | 1回目 | 冒頭〜10分を日本語字幕で(全体は15分。続きは宿題に) |
| 20〜25分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 25〜31分 | 2回目 | 気に入った区間(5〜6分)を英語字幕で |
| 31〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 緊張しやすい受験生や社会人
- 健康と心理の話に興味がある人
- 論説文の読解を鍛えたい人
タイプ別の使い方
高校生:定期テストや部活の前の緊張と重ねて観られます。難しければ日本語字幕で全体を楽しみ、冒頭だけ英語に挑戦しましょう。
受験生:直前期の不安との向き合い方のヒントにもなります。心理・健康の語彙を増やし、意見を切り返す表現を作文に活用しましょう。
大学生:心理学や健康科学の入り口に。プレゼンで聞き手の常識を覆す型を分析し、自分の発表の構成づくりに活かしてみましょう。
社会人:仕事のプレッシャーとの付き合い方の参考に。通勤中に冒頭だけ聞き、ストレスを英語で説明する表現を貯められます。
つまずきポイント
- 14分は長めなので、最初から全部の完走を目指すと挫折します。冒頭の数分に絞り、続きは別の日に回しましょう。
- 動画を「ストレスは体によい」と単純化しないよう注意が必要です。話の主旨は、見方や向き合い方が影響しうるという点です。
- 研究紹介の部分は語彙が固くなります。細かい用語に固執せず、大きな流れを先にメモしてから、細部に進みましょう。
入試とのつながり
心理・健康は長文や自由英作文で出やすい分野です。賛否を問うお題に対して、「条件つき賛成」の型を作る題材にも向いていると考えられます。
豆知識
「ストレス」という言葉は、もとは物体にかかる力を表す物理・工学の用語でした。のちに体への負担を表す意味で使われ、一般に広まったといわれます。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。