恥をさらされる代償。ネット時代のいじめを考える
The price of shame | Monica Lewinsky
「ネットの一言は、人を追い詰める」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
ネットで一度広まった噂は、簡単には消えない。世界中の注目を集めた当事者が、人を追い詰める「さらし」の仕組みを、静かに語ります。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | humiliation | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | cyberbullying | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | empathy | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | reputation | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | compassion | 知ってる見たことある初めて | ||
| 6 | public shaming | 知ってる見たことある初めて |

日本語字幕で1回通して観て、ネットいじめの主張をつかむ
英語字幕で2回目を観て、使えそうな表現を3〜5個メモ
3回目は30秒を選び、間や強弱までまねて声に出す
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・社会・メディア・人間関係の語彙(online、public、empathy など)が多く、時事的な英語に触れられます。
・体験談と一般論を行き来する文の運びが多く、話がどう展開するかを追う練習にもなります。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「文化・歴史・異文化理解」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:約23分と長いため、全部は不要です。冒頭の語り出しか、まとめの呼びかけから30〜60秒を選ぶと、感情の起伏をなぞりやすくなります。
2・9 キーワードの意味
- humiliation 屈辱
- cyberbullying ネットいじめ
- empathy 共感
- reputation 評判
- compassion 思いやり
- public shaming 公開での辱め
9A マッチング
1-d 2-c 3-e 4-f 5-b 6-a
9B スペル
empathy / reputation / public shaming / compassion / humiliation / cyberbullying
10 テーマ単語(文化・歴史・異文化理解)
- Globalization
- ritual
- empire
- immigrants
- Prejudice
- civilizations
7 要点の例
- 当事者の言葉:体験した本人が語るからこそ、ネットの中傷が人の心にどう響くのかが伝わります。ニュースの見え方が変わる、重みのある話です。
- 体験から主張へ:個人の体験が、社会への問いかけにつながっていく流れに注目です。英作文の構成の見本としても、そのまま使えて便利です。
- スマホ時代の自分ごと:投稿や拡散は、誰でも当事者になりうる行動です。SNSとの付き合い方を、自分の問題として考えるきっかけになります。
4 話の流れの例
- つかみ:1998年に、一瞬で世界中に評判を失う経験をした本人が語り出し、聞き手に「公の場での辱め」という問題を意識させます。
- 問題提起:今では、ネット上で誰かをさらし者にすることが日常になり、命に関わることさえある、という現状を取り上げる部分です。
- 文化を見つめる:辱めを娯楽のように消費するネット文化を、正面から見つめ直していきます。
- 考え方:より安全で思いやりのあるネットの環境へ、という方向が示されるようです。細部は動画で確認してください。
- 呼びかけ:別のあり方を求め、聞き手一人ひとりにネット上での言葉や行動を見直すよう促して終わる流れと考えられます。
観終わると身につくこと
ネットで何かを書いたり広めたりする前に、一呼吸置けるようになります。社会問題を体験から語る英語の型も、一緒に身につきます。
このトークで伸びる力
cyberbullying, humiliation, empathy など、社会問題の語彙が身につきます。体験談から主張へと進む流れは、英作文の構成づくりの見本にもなります。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜20分 | 1回目 | 冒頭〜10分を日本語字幕で(全体は23分。続きは宿題に) |
| 20〜25分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 25〜31分 | 2回目 | 気に入った区間(5〜6分)を英語字幕で |
| 31〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- SNSをよく使う人
- ネットいじめが気になる人
- 社会問題の英語に触れたい人
タイプ別の使い方
高校生:情報や道徳の授業でSNSの使い方を考える題材になります。日本語字幕で一部だけ観て、友だちと感想を話してみましょう。
受験生:SNSや社会問題は、長文や自由英作文で出やすいテーマです。賛否や理由を述べる型を、フレーズ帳に集めておきましょう。
大学生:メディア論・社会学・心理学のゼミにつながります。問題提起から主張へ進む構成を、自分の発表の下書きに写してみましょう。
社会人:SNSでの発信や職場のコミュニケーションを考える参考になります。共感を伝える言い方を、英語で言える形にして口に出しましょう。
つまずきポイント
- 約23分と長く、最後まで観ると疲れます。全部でなく最初の数分を1周する計画にして、続けやすくしましょう。
- 抽象的な社会語が多く、意味を取りにくいことがあります。英語字幕で観るときは前後の文ごとメモし、日本語の意味を横に書き添えましょう。
- 重いテーマに気持ちが引っ張られ、練習が進まないことがあります。感想を書く時間と、表現をメモする時間を分けましょう。
入試とのつながり
SNSやネット上のいじめ、共感といった話題は、長文や自由英作文で扱われやすい現代的なテーマです。意見と理由を組み立てる型に慣れておくと役立ちます。
豆知識
英語の shame(恥)は他人の目を意識した感情、guilt(罪悪感)は自分の行いへの後悔と、しばしば区別されます。心理学でも別の感情として扱われることが多いです。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。