たった1つの物語が、偏見をつくる
Chimamanda Ngozi Adichie: The Danger of a Single Story
「「知っているつもり」が危ない」

動画はここから
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ある国や人について、たった一つの物語しか知らなかったら。ナイジェリア出身の作家が、自分らしい文化の声を見つけるまでの体験から、その危うさを語ります。ニュースの見え方まで変わる一本。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | stereotype | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | perspective | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | diversity | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | culture | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | prejudice | 知ってる見たことある初めて |

まず日本語字幕で観て、物語と偏見の要点を押さえる
次は英語字幕に切り替え、表現を3〜5個書き出す
最後に30秒だけ区切り、話し手の口調ごとまねる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・stereotype, perspective, identity, culture など、国際理解や社会の長文で頻出の語彙分野に触れられます。
・話し手はナイジェリア出身で、ゆったりとした落ち着いた話し方です。抑揚とリズムの豊かさを観察できます。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「文化・歴史・異文化理解」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:全部は使わず、体験を語る部分から30〜60秒を選ぶのがおすすめです。過去形の物語が続く区間は、リズムがつかみやすいです。
2・9 キーワードの意味
- stereotype 固定観念
- perspective 視点
- diversity 多様性
- culture 文化
- prejudice 偏見
9A マッチング
1-d 2-c 3-e 4-a 5-b
9B スペル
culture / perspective / prejudice / diversity / stereotype
10 テーマ単語(文化・歴史・異文化理解)
- norms
- etiquette
- immigrants
- empire
- heritage
- preserve
7 要点の例
- 作家の体験談:自身の経験を交えて語られるので、抽象的なテーマが実感を持って届きます。物語の力を感じられる、やわらかな語りです。
- 偏見のしくみ:一つの側面だけを見ることが、なぜ危険なのか。文化や多様性を考える、入試頻出のテーマを深く理解できます。
- 英作文の手本:体験から主張へ進む構成が明快です。自分の経験を出発点に意見を述べる、英作文の型として参考になります。そのまま真似できます。
4 話の流れの例
- つかみ:小説家である話し手が、自分自身の体験から語り始める導入と考えられます。
- 体験の展開:自分らしい文化の声を見つけるまでの体験を通して、物語が私たちの見方にどう影響するのかを見せていく部分です。
- 中心の主張:人や国について「たった一つの物語」だけを聞くと、大きな誤解が生まれうるという、話の芯となる考えが示されます。
- 広がり:私たちの人生や文化は、重なり合う多くの物語でできている、という大きな視点へ広げていく流れです。
- まとめ:多様な物語に触れることの大切さを、聞き手に残して終わる流れと考えられます。
観終わると身につくこと
観終わると、ニュースや噂話を聞いたときに「これは一つの物語かも」と立ち止まれます。異なる視点を探す習慣が、少しずつ育ちます。
このトークで伸びる力
文化・偏見・多様性という入試頻出のテーマ語彙が、まとめて学べます。話速はゆっくりで聞き取りやすく、自分の経験→主張への展開は英作文の手本です。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜20分 | 1回目 | 冒頭〜10分を日本語字幕で(全体は20分。続きは宿題に) |
| 20〜25分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 25〜31分 | 2回目 | 気に入った区間(5〜6分)を英語字幕で |
| 31〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 国際理解や多様性を学ぶ人
- 英作文の構成を学びたい人
- 名スピーチをじっくり味わいたい人
タイプ別の使い方
高校生:探究や国際理解の授業の導入に使えます。日本について一つのイメージだけで語られる例を、英語1文で書いてみましょう。レポートのテーマにもなります。
受験生:多様性・文化・アイデンティティは頻出テーマです。冒頭の体験談パートだけでも、論説文につながる語彙を集められます。
大学生:文化研究や国際関係の授業で使える、古典的なスピーチです。自分の意見を英語で述べる練習題材としても向いています。
社会人:海外の同僚や取引先と話すときの、先入観への気づきにつながります。冒頭だけ通勤中に聞いても、十分に学べる素材です。
つまずきポイント
- 19分あるため、全部を通そうとすると疲れて続きません。まずは冒頭の数分に絞る割り切りが大切です。
- stereotype など抽象語で意味が止まりがちです。日本語字幕で流れをつかんでから、語をフレーズごとメモすると理解しやすくなります。
入試とのつながり
文化・多様性・言語・教育に関わる話題は、長文や自由英作文で扱われやすいと予想されます。「意見の型」を集める教材としても向いています。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。