大西洋奴隷貿易:教科書が語りきれなかったこと
The Atlantic slave trade: What too few textbooks told you - Anthony Hazard
「数字の向こうにいる、一人ひとりの人生」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
教科書では数行で終わる大西洋奴隷貿易。その数行の向こうに、どれだけの人生があったのでしょうか。歴史の見方を広げる短い動画です。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | slavery | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | trade | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | colony | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | forced | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | legacy | 知ってる見たことある初めて |

まず日本語字幕で通して観て、歴史が残した影響を確かめる
次に英語字幕で観直し、slaveryなど表現を3〜5個書き出す
最後に30秒だけ区切り、話し手の口調ごとまねる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・trade、economy、slavery など歴史や経済の語彙が中心で、世界史の英語に強くなれます。
・歴史の文章に出やすい、過去形や受け身の文を、落ち着いたペースで聞けます。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「文化・歴史・異文化理解」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:事実を順番に述べる、落ち着いた区間が向いています。受け身や過去形が続く部分を30〜60秒で選び、感情を込めすぎず淡々と追いましょう。
2・9 キーワードの意味
- slavery 奴隷制
- trade 貿易
- colony 植民地
- forced 強制された
- legacy 遺産・後世への影響
9A マッチング
1-b 2-e 3-a 4-c 5-d
9B スペル
legacy / trade / slavery / colony / forced
10 テーマ単語(文化・歴史・異文化理解)
- assimilate
- preserve
- multicultural
- Cross-cultural
- Globalization
- diversity
7 要点の例
- 「数」から「人」へ:年表や統計だけでは見えにくい側面に光を当てる切り口です。歴史を、一人ひとりの体験として考え直すきっかけになります。
- 世界史語彙を英語で:trade や economy など、世界史の重要語を英語で聞けます。日本語の用語と英語を結びつける、貴重な機会になります。
- 論述の視点づくり:出来事を原因と結果でつなぐ見方は、世界史の論述や小論文にそのまま使えます。多面的に考える練習にもなる、大切な視点です。
4 話の流れの例
- つかみ:奴隷制は世界のさまざまな場所であったが、その中でも大西洋奴隷貿易は特別だ、という問題提起から始まる流れです。
- 規模:1,000万人を超えるアフリカの人々が、アメリカ大陸へ強制的に連れて行かれた規模の大きさが示されます。
- 歴史と経済:この貿易が歴史と経済にどんな影響を与えたかが語られると考えられます。
- 人々の経験:数字の向こうにいる一人ひとりの人生への影響にも目が向けられます。
- まとめ:今も続く影響を示し、歴史を多面的に見る大切さを伝えて締めくくる流れです。
観終わると身につくこと
歴史を事実の暗記ではなく、人と社会のつながりとして見られるようになります。世界史の英語表現にも、少しずつ耳が慣れてきます。
このトークで伸びる力
trade、slavery、economyなど世界史・社会科の重要語彙が学べます。出来事を原因と結果でつなぐ読み方は、英語長文や小論文の型そのものです。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜16分 | 1回目 | 日本語字幕で全体を観る。②の話の流れマップを書く |
| 16〜21分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 21〜27分 | 2回目 | 英語字幕で。聞き取れた英語メモを増やす |
| 27〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 世界史の論述が苦手な人
- 教科書の外側も知りたい人
- 歴史英語を先取りしたい人
タイプ別の使い方
高校生:世界史や公民の授業を深める入口になります。日本語字幕で観たあと、trade など歴史の英単語を2つだけ覚えましょう。
受験生:世界史の知識と、歴史分野の英語長文の語彙を同時に固められます。受け身と過去形の文に慣れる音声トレーニングとして使えます。
大学生:歴史や社会を批判的に見る力を、英語で鍛えられます。事実と意見を分けて要約する練習に使ってみましょう。
社会人:国際社会を理解する教養として観られます。多様な見方に触れることが、国際的な場での対話にも役立ちます。
つまずきポイント
- 歴史用語が多く、固有名詞で止まりがちです。1周目は流れを優先し、用語は2周目にメモしましょう。
- 重い内容に感情が動くことがあります。事実を落ち着いて聞く姿勢を保ちつつ、疲れたら休みましょう。
入試とのつながり
歴史、社会問題、人権などは、英語長文や小論文で扱われやすいテーマです。事実を客観的に述べる英語に慣れておくと、読解や意見文にも役立ちます。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。