宇宙で目が見えなくなった日に学んだこと
What I learned from going blind in space | Chris Hadfield
「最悪の事態への備えが、人を落ち着かせる」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
宇宙で突然、視界を失ったらどうしますか。想像するだけで怖いその場面から、人は何を学べるのでしょうか。落ち着いて話す姿にも注目です。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | astronaut | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | spacewalk | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | fear | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | prepare | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | emergency | 知ってる見たことある初めて | ||
| 6 | calm | 知ってる見たことある初めて |

1回目:日本語字幕で気楽に観て、話の流れを知る
2回目:英語字幕でastronautなどの言い回しを3〜5個メモする
3回目:印象に残った30秒を、音読でまねてみる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・宇宙・体験談の語彙(space, fear, prepare, danger など)が中心と考えられます。感情を語る表現も豊富です。
・「〜だったらどうなるか」という仮定や、過去の体験を語る過去形が多く出やすいです。物語を語る文の型が見つかります。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「科学・宇宙・数理」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:18分全部は不要です。体験を語り始める部分か、恐怖への向き合い方をまとめる部分から、30〜45秒を選ぶのがおすすめです。
2・9 キーワードの意味
- astronaut 宇宙飛行士
- spacewalk 宇宙遊泳
- fear 恐怖
- prepare 備える
- emergency 緊急事態
- calm 落ち着いた
9A マッチング
1-b 2-a 3-d 4-c 5-f 6-e
9B スペル
astronaut / fear / spacewalk / calm / prepare / emergency
10 テーマ単語(科学・宇宙・数理)
- Quantum
- orbit
- replicate
- exoplanet
- causation
- correlation
7 要点の例
- 極限から学ぶ心構え:宇宙という特別な舞台の話ですが、中心にあるのは恐怖との向き合い方です。緊張する場面が多い人ほど、共感できるはずです。
- 体験を語る英語の型:自分の経験を、聞き手を引き込みながら話す構成が参考になります。スピーチで体験談を使うときの、お手本になる話し方です。
- 本番の不安に効く:備えることで不安が軽くなる、という発想は、試験や発表の前にも使えます。受験生にも社会人にも、そのまま役立つ考え方です。
4 話の流れの例
- つかみ:クモの巣に歩いて入ってしまう、という身近な話から、恐怖との向き合い方の話が始まります。
- 宇宙の格言:宇宙では「どんなに悪い状況も、さらに悪くできる」という宇宙飛行士の言葉が紹介されます。
- 体験:宇宙空間で目が見えなくなるという、危機的な出来事が語られます。
- 備え:危険で怖い状況にどう対処するか、最悪に備えることの意味が、宇宙と人生の両方に重ねて示されます。
- 締め:宇宙らしい特別なパフォーマンスも披露されます。
観終わると身につくこと
不安を消すのではなく、備えて付き合う発想が持てます。fear や prepare を使って、自分の経験を英語で語る型も身につきます。
このトークで伸びる力
astronaut, fear, prepare など、宇宙と心構えの語彙が学べます。体験談の形で、物語を英語で語る構成の見本になります。語りがうまく、話し方の参考にもなります。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜20分 | 1回目 | 冒頭〜10分を日本語字幕で(全体は19分。続きは宿題に) |
| 20〜25分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 25〜31分 | 2回目 | 気に入った区間(5〜6分)を英語字幕で |
| 31〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 試験や本番で緊張しやすい人
- 宇宙や宇宙飛行士に憧れる人
- 体験談の語り方を学びたい人
タイプ別の使い方
高校生:宇宙や理科への興味から入れます。冒頭5分だけ日本語字幕で観て、不安との向き合い方を短い英語で書いてみましょう。
受験生:18分全部は不要です。前半の体験談パートで過去形の語りに慣れ、緊張する本番前の心構えのヒントにもできます。
大学生:体験談から教訓へと広げる構成は、面接や留学の自己PRの型になります。自分の体験で同じ型を作ってみましょう。
社会人:仕事の緊張や不安への対処のヒントになります。落ち着いた話し方は、会議やプレゼンで真似しやすい素材です。
つまずきポイント
- 宇宙や専門的な語が出ても、細部は無理に追わなくて大丈夫です。話の流れと感情の動きをつかむことを優先しましょう。
- 18分は長く、通しで練習すると続きません。冒頭の数分を3日に分けて3周する使い方が、無理なく定着します。
入試とのつながり
心理・科学・挑戦といったテーマは、入試英語や面接でも扱われやすいです。体験を根拠に意見を述べる型は、自由英作文に役立ちます。
豆知識
クリス・ハドフィールドさんはカナダ出身の宇宙飛行士で、国際宇宙ステーションの船長を務めたことでも知られています。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。