誰にも読めない本:ヴォイニッチ手稿の謎
The world’s most mysterious book - Stephen Bax
「文字は読めない。でも解読の糸口はある」

動画はここから
スマホで読み取ると、動画と音声つき単語のページが開きます。
誰が書いたのか、何が書いてあるのか、だれにも分からない本があります。探偵になった気持ちで、謎の本のページをめくってみましょう。
| # | 英語 | 知ってる度 | 観る前:意味を予想 | 観たあと:正しい意味 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | manuscript | 知ってる見たことある初めて | ||
| 2 | decode | 知ってる見たことある初めて | ||
| 3 | script | 知ってる見たことある初めて | ||
| 4 | symbol | 知ってる見たことある初めて | ||
| 5 | medieval | 知ってる見たことある初めて | ||
| 6 | mystery | 知ってる見たことある初めて |

1回目は日本語字幕で観て、本の謎のポイントをつかむ
2回目は英語字幕で、謎や解読に関する語を3〜5個メモ
3回目は本を紹介する冒頭を30秒、声に出してまねる
それぞれの部分で、話し手が何を言ったか・何を見せたかを、日本語でメモしよう(キーワードだけでOK)。
| # | 聞き取れた英語(単語・フレーズ) | 意味 | 何分ごろ |
|---|---|---|---|
| 1 | |||
| 2 | |||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 5 |
・言語・歴史の語彙(language, manuscript, symbol, code など)が中心です。言語学や暗号に関心があれば覚えやすい分野です。
・「〜かもしれない」「誰も分からない」など、推測や不確かさを表す表現が使われやすい分野です。
In my opinion, ...
The main reason is ...
In the talk, the speaker ...
So, I believe ...
このトークは入試の「言語・コミュニケーション」テーマとつながっています。下の語から選んで入れよう(形を変えてもOK)。
トークの内容を1分で人に説明しよう(日本語→英語の順でもOK)。使えたキーワードに✓。
おすすめ区間:謎の概要を紹介する、意味のまとまった30〜45秒を選びます。固有名詞が少なく、文が短い冒頭部分が向いています。
2・9 キーワードの意味
- manuscript 写本
- decode 解読する
- script 文字体系
- symbol 記号
- medieval 中世の
- mystery 謎
9A マッチング
1-c 2-d 3-f 4-e 5-b 6-a
9B スペル
medieval / script / manuscript / symbol / mystery / decode
10 テーマ単語(言語・コミュニケーション)
- bilingual
- translate
- accent
- fluent
- dialect
- Grammar
7 要点の例
- 世界一の謎に迫る:読めない文字と不思議な絵で埋まった本、という設定だけで引き込まれます。未解決だからこそ、自分も考えたくなる作りです。
- 言語の仕組みを知る:文字や言葉は、どんなルールでできているのか。読めない文字を読み解く発想から、言語そのものへの興味がわいてきます。
- 仮説と検証の流れ:「こうではないか」と考え、確かめていく手順は、科学的な長文の読み方に通じます。未解決の問題を扱う英語表現も学べます。
4 話の流れの例
- つかみ:アメリカの大学図書館の奥にある、240ページの不思議な本が紹介されます。
- 概要:1420年ごろのものと分かっており、くるくるとした手書き文字と夢のような絵で埋まっています。
- 謎:この本は歴史上の大きな未解決の謎の一つで、誰も内容を読み取れていません。
- 調査:この暗号のような本に、どのように迫ることができるのかが探られます。
- まとめ:謎は残ったままでも、調べる過程そのものが面白いという余韻を残します。
観終わると身につくこと
言葉の意味や文字の仕組みへの見方が広がります。hypothesis を立てて確かめる考え方も、英語の説明文の型として使えるようになります。
このトークで伸びる力
言語や文字の成り立ちを扱う話題で、language・code・symbol などの語彙が身につきます。仮説を立てて検証する流れは、科学系長文の読み方にも通じます。
授業プラン(50分)
| 0〜5分 | 導入 | ワークシート①の問いをペアで話す(日本語OK) |
| 5〜10分 | 単語 | キーワード予習。知ってる度チェック→意味の予想 |
| 10〜15分 | 1回目 | 日本語字幕で全体を観る。②の話の流れマップを書く |
| 15〜20分 | 確認 | ペアで話の流れを説明し合う。聞き取れた英語をシェア |
| 20〜25分 | 2回目 | 英語字幕で。聞き取れた英語メモを増やす |
| 25〜46分 | 書く | ③観たあとの問い+英語で意見(PREP) |
| 46〜50分 | 共有 | 2〜3人が発表。④の自己評価 |
こんな人に
- 暗号やミステリーが好きな人
- 言語学に興味がある人
- 未解決の謎にワクワクする人
タイプ別の使い方
高校生:暗号や言語に興味を持つきっかけになります。日本語字幕で楽しみ、「もし自分が解読するなら」を英語で1文書いてみましょう。
受験生:推測を述べる表現(may, might, perhaps など)に慣れる素材です。歴史・言語系の長文に向けた、語彙づくりにも使えます。
大学生:言語学や情報系に興味がある人に向きます。「データが少ないとき、どう仮説を立てるか」を、英語で議論する題材になります。
社会人:謎解きが好きな人の息抜きに最適です。移動時間などのすき間に、推測や仮説を英語で言う練習が手軽にできます。
つまずきポイント
- 暗号や言語学の専門語で意味が止まりがちです。専門語は5つまでに絞り、映像の手がかりも使って全体をつかみましょう。
- 推測の語(may, could)を聞き逃すと、「分かっていること」と誤解します。断定か推測かに印をつけながら聞き直しましょう。
入試とのつながり
言語・歴史・科学的な調べ方は、入試英語で扱われやすい分野です。推測を慎重に述べる文の型は、長文読解と自由英作文の両方に役立ちます。
豆知識
この本は、20世紀初めに入手した古書商ヴォイニッチにちなみ「ヴォイニッチ手稿」と呼ばれています。現在はアメリカのイェール大学の図書館が所蔵しています。
採点のめやす(英作文 8)
内容(問いに答えている)3点/理由と例 3点/英語の正確さ 2点。キーワードを使えたら+1点のボーナス。